■ 草梁イバグギル

 あっという間に最終日である。3日目は昼の便で帰国するが、昼までは遊べるとも言える。
 ホテルに荷物を預けて外へ。ちなみに、荷物は入口に無造作に置かれるので、盗まれても困らないものばかりとは言え心配だった。
 釜山駅に行くとコインロッカーがたくさんあったので、後から戻る時間も考えると、コインロッカーで良かったが、あるかわからなかったので仕方ない。
 最終日は晴天も、強風でとても寒い。この日、日本では各地で真冬日、北海道は雪に埋もれて大変なことになっていた。
 釜山駅から草梁イバグギルを探索。プサンナビでは「物語の道」と括弧書きがある場所で、モニュメントやらが色々あって楽しめる。
 途中、名物的な168段の階段で、大々的な工事が行われていた。エスカレータか何かできるのだろうか。プサンナビのような風情がなくなっていて残念だったが、振り返ったら足がすくんだので、代替手段は必要かもしれない。観光客用に作っているわけではないのかもしれない。
 バス停のある場所まで上がると、これも事前に調べていた333番のバスで釜山駅に戻る。
 期待したほどではなかったが、最終日のわずかな時間で楽しむには十分だった。

部屋の窓から朝陽草梁イバグギル開始点

名物の階段では何かを建造中道の途中で



■ 帰国

 最後に鉄道駅に寄って、KTXを撮って、ホテルに戻る。
 最初に書いた通り、東横イン釜山駅2は地味に遠い。
 荷物は無事だった。もちろん無事だったと言いたいが、構造上盗難に注意したいところ。
 中央駅から空港まで、行きと逆のルートを辿る。駅から駅まで45分かかった。ホテルからチェックインまでだと、1時間以上見た方がいいかもしれない。
 最初なぜか国内線でチェックインしようとしたり、些細なミスはあったが、1時間以上待つ余裕っぷり。
 チェックインがガラガラだったので、もっと釜山駅を散策したかったなぁ。
 帰りの飛行機では、ただでさえ狭いのに、前のちょっと怖い系統の日本人夫婦が思い切り後ろに倒してきて、膝に当たるレベル。
 幸いにも隣が空いていたので場所を移動した。
 地下鉄で座席を譲る韓国人と、飛行機で後ろに容赦なく倒す日本人。
 民度は国の問題ではなく、あくまで個人の問題だなぁと思った。韓国人嫌いが少し解消された。
 定刻通り帰国。離陸も着陸も揺れに揺れた。前述の通り、日本も強風。
 そんなこんなで、2泊3日の釜山旅行は終了。
 とにかく予報より天気が良かったのは救われたが、まあ実質1日の旅行なので、できれば快晴だと嬉しかった。
 近いので、気が向いたらまた行こう。10メートルの実弾射撃にも挑戦したいし。

KTX・釜山駅にて飛行機の車窓から