■ シエナ

 午後はシエナ。この日は午前サンジミニャーノ、午後シエナの2都市しか回らない。
 もっとも、シエナは現地ガイドのつく観光なので、ラヴェンナほどではないだろうが、自由時間はそれほど多くない見通し。
 サンジミニャーノからシエナは1時間ちょっと。タイムスタンプを見ると、15時15分にシエナに着いている。
 なお、車窓の写真は1枚も無し。疲れて寝ていたか、マンガを読んでいたか。
 さて、シエナ。実は2009年のイタリア旅行でも来ている。
 自分の全海外旅行で、初めて2回訪れた都市が、まさかこのシエナになった。
 今回は前回と逆回り。写真は街に入る前の展望場所からの撮影。
 左が今回街に入る前に撮影した写真。右が前回のツアーを終えた後に撮影したもの。


 今回の現地ガイドは日本人の女性で、添乗員さんはとても楽そう。というか、ついて回るだけ。
 前回は逆に、現地ガイドはいるだけで、添乗員さんが全部説明していた。
 コントラーダの話などを聴きながら市街地を歩く。ちょうど2016年の1回目のパリオ祭が終わったばかりで、この日は勝利したコントラーダのパレードがあるとか。
 後述するが、少し見ることができた。


 名産品などの話を聴き、他の建物の説明などを受けながらドゥオモへ。
 同じく、左が今回、右が前回。前回は午前だったので日の当たり方が違う。
 工事も終わっており、こうして再訪できたのは良かった。


 前回登ったヤツ。
 前回はこれに登って、マンジャの塔には登らなかった。今回、7年前のやり残しを達成できる!


 ちなみにこれ、ドゥオモの裏の方にあるのだが(裏かどうかはわからないが)、元々ここまで全部ドゥオモになる予定だったとか。
 地面にも柱を立てる予定だった場所が白くなっている。
 黒死病などの影響で財政難になり、当初のサイズでは造れなかったらしい。
 ということで、カンポ広場へ。ここで解散。16時半から1時間ちょっとの時間が与えられた。
 写真はカンポ広場とマンジャの塔。今回は夕方なので順光。画角は前回の方が広角寄りのレンズ(カメラ)だったのでワイドだが。


 自由行動になるや否や、真っ直ぐマンジャの塔へ。
 この街で前回やり残したことは、基本的にはこの塔に登ることしかない。
 で、この塔がまた怖い。細いし。入口で貴重品とカメラ以外は預ける必要があった。それくらい狭い。
 下りで撮影した階段。何度も書くが、上からの景色が撮りたいから登るのであって、高いところも狭いところも本当に苦手。


 てっぺんでち!
 無心で登っていればいつか着く。
 遠くの景色と、逆光だがドゥオモ。こうして見ると、確かに当初作ろうとしていたドゥオモの様子が浮かび上がってくる。



 地上に戻る。
 ぶらぶらしながら路地の写真などを撮影。


 そうこうしていると、遠くから太鼓の音が聴こえてきた。
 そういえば、17時からパレードが始まるとガイドさんが言っていた。
 カンポ広場に戻ると、芋虫コントラーダのパレードが!


 しばらく追いかけ回して撮影していたが、集合時間が近付いてきたので戻る。
 ぎりぎりまで撮影して集合場所に行くと、また自分が最後。時間通りだが、なんかこう罪悪感を覚える。
 バスに戻る途中で、別のコントラーダの無秩序な行進をやっていた。負けたコントラーダの、これもまた名物らしい。
 ガイドさんがしばらくどうぞということで、ツアー一同で眺める。自分はもちろん写真撮影。


 ちょうどパリオ祭のすぐ後だったから、こういうのも見られて良かった。
 切りがないので切り上げて、街外れの見晴らしの良い場所へ。前回のツアーはここからスタートした。今回は順光だ。


 なんかこんなアーティスティックな写真も撮ってみたり。


 そんなこんなで、ツアー終了。
 最初の集合場所でガイドさんと別れてバスに戻る。
 ホテルはシエナなので、すぐ近く。ここはもう本当に郊外だった。
 ホテル到着が18時半で、食事が19時半からだったが、その1時間すら暇を持て余すくらい、周りはただの民家と道しかない。
 食事はホテルで。メインの肉はいまいちだったが、ペンネは美味かった。この夜も他の参加者の方々とワインをシェア。いい旅だ。


 最後の写真が、食事中に撮った20時半。
 記憶がないが、恐らく少しグラブルをプレイして、早く寝たと思われる。
 いよいよ観光は後1日だ。