■ 街並み2

 我々の初めてのトラムは、ホテルの前からセントパトリックス大聖堂まで。昨日すでに閉まっていて入れなかったこの建物に、今日は朝一番で行こうじゃないかという魂胆だ。
 ということで、昨日とは違う画像。


 ところで、この日も中に入れなかった。いや、門は開いていたのだが扉が閉まっており、我々はこれを勝手に開けてもいいのか判断できなかったのである。
 結局、どうしても押し開ける勇気が湧かず、この時も大聖堂へ入るのをあきらめてしまった。メルボルンで数少ないゴシック建築のこの建物を、果たして我々は見ることができるのだろうか。少しずつ不安が募っていく。
 大聖堂を後にした我々は、クイーンビクトリアマーケット目差して歩き始めた。その時に撮った街並み。


 ロイヤルエキシビジョンビル。今見ると微妙に中心線がずれていて気になる一枚だ。


 学校。表には「GIRLS SECONDARY COLLEGE」とあり、丁度通学時間だったようで、たくさんの女の子たちが入っていった。中には高級車での送り迎えもあり、どうやら名門校の模様。
 下は通学風景。海外でも十分怪しいが、日本でこんな写真を撮っていたら、間違いなく変質者として捕まるだろう。


 次は名もなき教会。いや、実際は名前はあるのだろうが、別に興味がなかったので調べていない。


 著名な建物の内の一つ、旧メルボルン監獄。初めはこれがそうだとはわからず、しかも最終的に確信が持てたのは日本に帰ってきて、インターネットで検索してからだった。


 ここからは、実際にはクイーンビクトリアマーケットの後に撮ったものもあるが、適当に街の風景を載せよう。


 よくわからない塔。花が捧げてあるので、慰霊碑かも知れない。


 公園の樹。見たまんま、どこかおかしい。Michaelも小生と同じ違和感を抱いてこの写真を撮っていた。


 落書き。こういうのを見ると、ちょっと安心する。ちょっと見にくいが、「NO」の後ろに「W」の落書きもある。


 これはまったく別の場所で、トラムの中から撮ったもの。メルボルンには馬車も走っている。
 ああ、この画像、丁度いい。右側に信号機があるが、少し見にくいが、赤色の右矢印が出ている。
 日本では全体として赤信号、行けるところだけ青色の矢印になるが、メルボルンでは、全体として青信号、行けないところだけ赤矢印になる。ちょっと気味が悪い。