『 牧場の少女カトリ 』 感想





森と湖の国フィンランド。

明るく賢く、そして優しい少女カトリは、

年老いた祖父母を助けるために

健気にもひとり働きに……。

さまざまな人との出会いと別れを糧として、

カトリは一歩、また一歩と成長していく。

いつか胸に秘めた「夢」を叶えるために……。


DVD解説書より


2004/07/05第1話『別れ』
 前半は、第1話『別れ』というより、最終話『再会』って感じだった。が、一瞬で別れて、一瞬で3年が経過した。カトリの声が大萌え。「お母さん」を全部「お兄ちゃん」に脳内変換して萌えまくる今日この頃。声は及川ひとみさん。少し調べてみたが、今まで一度も聞いたことがない声だと判明した。やっぱり声は重要。『トム・ソーヤーの冒険』も、事前段階では「見てみよう」と思っていたが、『赤毛のアン』の次回予告で声を聞いた瞬間、げんなりしたからな。ところで、OP曲とED曲だが、かなりいまいち。う〜む。OP曲はあれだが、ED曲なんかは曲自体は悪くないと思うが、どちらも歌い手の声が雰囲気とまったく合っていない。『ポリアンナ』よりはましか……まあ、どっちもどっちだな。曲として「いい」と思えなくても、『アンネット』や『ペリーヌ』みたいに、雰囲気がマッチしていれば、それだけで評価できるのに。初回だから長めに。母親は、原作よりは随分ましな感じ。まあ、原作は原作で面白くはあるが。原作の話をするとレイナさんを思い出して寂しくなるからやめよう。ああ、犬が出てきたが、これは名劇全般に言えるが、俺は原作に出て来ない動物を出すのは好きではない。
2004/07/06第2話『友だち』
萌えがある! There is a moe. C'è una moe. カトリ、めちゃめちゃ可愛いわ。何よりも声がいい。萌える。勃つ! いや、何が勃つかは秘密だが。「ねえ、マルティ。私を、あなたのところで働かせてくれないかしら。ええ、何でもするわ!」働いて。働いて。俺が雇うよ、カトリ。雇うよ(;´Д`) あー、もう、炎勃つ! 何してもらおうかなぁ……えっへへ。それにしても、カトリは賢い子だねぇ。お金がなくて医者が呼べないことも、ちゃんと理解してたんだね。可愛いし、優しいし、声は萌えるし……あー、やっぱり雇うよ(・∀・) ところで、BGMはずっとこれでいくの?(汗) シベリウスはもちろん、その他の曲もなんだか全部劇的すぎて、正直あまり合っていない。舞台がフィンランドだから、なんでもかんでもフィンランディアってのは、いくらなんでも安直すぎ。 
2004/07/07第3話『春のあらし』
 萌え。今回は究極のシチュエーション萌えだな。俺、こういう“無人島に取り残される二人”って、とても好き。要らない犬がいなければもっと良かったが。しかし、今回はこの犬が役に立った。雨に濡れてすっかり冷えてしまった二人。寒くて風邪を引きそう。そんなカトリの膝にアベルがやってきて、カトリは「身体は温かい」と知る。「ねえマルティ。私わかったわ。こうすれば温かいのよ」ひしっ☆「カ、カトリ!?」「ね? あったかいでしょ?」「そ、そうだね。僕も……」はぎゅっ☆「あったかい……」(;´Д`)ハァハァ まさか開始3回目で早くもR指定とは! 「カトリ、濡れた服は脱ぐといいよ」「そう? そうね。マルティ、あんたも脱ぎなさいよ」ぬぎぬぎ。「さあカトリ、おいで」「ええ」ひしっ。「さっきより温かいわ」「そうだね!」子供って無邪気でいいなぁ。自分たちが何をしているのかわかってないらしい。だが、この後マルティの召使いが助けに来て、現場を目撃された二人は……。
2004/07/09第4話『決意』
つーか、異様なほど声が可愛い。なんだこれは。何回聴いても萌え極まる。相変わらずマルティはストレートにカトリに迫るが、カトリは働くことしか頭にないねぇ。でも最後には押して押して押しまくったマルティの勝ちか。「君と遠い親戚だったなんて昨日まで知らなかった」「私もよ」「血のつながりがあったとても、僕らは一緒になれるだろうか」「きっと大丈夫よ。親戚って言っても、とっても遠い親戚だし」「そうだね。じゃあ僕たち、すぐにでも結婚しよう。そうしたらもう、君も働きに行かなくてもよくなるよ」「ええ、ありがとう、マルティ」大団円(^^) 次回からいよいよカトリは働きに行く。マルティは開始5回目にして退場か? なかなか好きな少年だから、これからもどんどん出てきてほしいが……。 
2004/07/10第5話『出発』
 超萌え。カトリ、めちゃめちゃ可愛いわ。特に声(笑)。今まで見てきた名劇作品の中で、最も萌えると言っていいだろう。それにしても今回は……嗚呼、とても口では言い表せない! マルティと二人でいじめっ子にからまれてしまった二人。「何するの!」「やめてぇ!」「やめて、やめてよぉ!」ああ、まさか名劇にこんなシーンが……。必死の抵抗も虚しくカトリは……。その後、マルティと別れたカトリは、一人トボトボとライッコラ屋敷へ向かう。はぁはぁ言いながら歩くカトリは、見ていて涙を禁じ得ないが、萌えずにはいられない。そこへ少年登場。「だいぶ疲れているようだな」と優しい声でカトリを乗せた後……ああ、まさか名劇にこんなシーンが……。チビと言われて怒ったカトリに、チビかどうか確認すると言って襲いかかるペッカ少年! 「いや! 下ろして!」「うるっさいなぁ。静かにしてろよ」「止めて!」「うるさいっ!」ああ、カトリ……カトリ……。
2004/07/10第6話『主人』
ぬぅ。萌える(爆)。そればっかやな。とうとう新しい家にやってきた。カトリは泣き出した。初めてじゃないかな? 前にもあったかなぁ。くぅぅ。ご主人様、いきなり怒鳴りつける! そういえば、ライッコラ屋敷の死んだ娘はレイナさんかよ! 勘弁してくれよ! せっかくアニメを見る前にレイナとの決別を済ませ、カトリが一人っ子であることをあきらめたのに。このアニメ、相当萌えるから、レイナが出てきていたら、なおいっそう萌えたろうな。ぬぅ。後は……ああ、ここの人たちはなかなかいい人のようだな。ご主人様はちょっと厳しいし、気が短いから、カトリもヘマしたら叱られるだろう。「お許し下さい、ご主人様!」「いいやダメだ。お前みたいな娘はこうしてやる!」「い、痛いっ! ごめんなさい! ああ、痛い痛い!」(;´Д`)ハァハァ 
2004/07/11第7話『奥様』
 まったり( ̄▽ ̄) 北の牧場には崖があるらしい。次回、牛が落ちるようだ(笑)。恐らくよくどこかへ行ってしまうヤツだな。可哀想に。いくら奥様に何か頼み事をされたとは言え、牛1頭はでかい! きっとカトリは、裸にされて柱に括り付けられて鞭でこれでもかというほど打たれるんだな。はぁはぁ(ォ ペッカ少年がちょくちょく顔を出すようになった。カトリのことが好きなようだが、カトリにはマルティ少年がいるから、ご退場願いたい。君は残念ながら、名前が嫌いなんだ……ものすごい個人的な理由で(汗)。今回はカトリと奥様だな。「奥様、それはできません」「ねえカトリ、いいでしょ? ほら、服を脱いで」「そんな、私困ります」奥様、一体カトリに何を……。
2004/07/13第8話『災難』
おしおきキタ━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━ッ!! (--)/~~~~~~~ピシピシィッ!!! すげぇ、萌え。今日はいつもの4倍の画像を、いつもより高画質でお届けしております(爆)。ああ、萌え。なんて悲惨な光景なのでしょう。カトリは頭のおかしいおばさんの言われた通りにしただけなのに。しかもおばさんに「内緒で」と言われていたから本当のことを言えず、鞭で19回打たれた挙げ句、夕飯を抜きにされて物置小屋に閉じこめられてしまうなんて! 真っ暗の小屋の中で、うつ伏せになってめそめそ泣いていたカトリ萌え! しかもおばさんが助け船を出さないもんだから、翌朝カトリは「役立たず」のレッテルを貼られて屋敷を出て行けと言われる。仕方なく本当のことを言うと、おっさんはおばさんに「本当か?」と訪ね、おばさん、「さぁ。この子は何を言ってるのかしら」としらばっくれる。おっさん、激怒。再び鞭を手にしたおっさんは……ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル  この後はあまりにも悲惨で書けない! でも書く。服はボロボロに破れ、血と埃にまみれ、頬は涙と土で汚れ、地面に倒れてピクリとも動かないカトリ。それをおっさん、つまみ上げるようにして外に放り出す。ドサッと音を立てて、砂埃が舞い上がる。アベルが吠える。カトリはしばらく身を震わせて泣いていたが、やがて力なく立ち上がって、霞んだ目で前を見てふらふらと歩き出すのだった。完。ちなみに、原作では牛が死んでいる。全馬無事に無事に飛越を終えた……じゃなくて、全頭無事に戻ってきたのだから、何もここまでしなくてもいいのに。そりゃ打ち切り騒動も起きるさヽ(´ー`)ノ

2004/07/19第9話『愛情』
 約1週間ぶり。相変わらず萌える! 画像は寝てるところを取ったけれど、個人的には一番初めの着替えているところが好き。なんか顔が面白い。さて、マルティ再登場。俺、こいつ好きだなぁ。ものすごくカトリに対して一途で純粋だよな。ペッカが絡んできたが、俺はカトリにはマルティがいい。今回は特筆すべき萌えはあったかな。ああ、変な夢の中の、「痛いわ! 痛いっ! やめてよ、こら!」がちょっとよかった。そういえば、牧場でマルティが服を脱いでカトリを横にするシーンは、ちょっと妄想が膨らんだ。俺なら覆い被さるな。「あったかい? カトリ」「ええ、ありがとうマルティ。でも、少し重いわ」「君が上になりなよ」「悪いわ」「大丈夫だよ、さあ」「ありがとう、マルティ」
2004/07/20第10話『約束』
萌えるねぇ。画像は前回と同じ感じだが、マルティとしっかり握手して、ラブラブ度は倍増。っていうか、マルティ、マジでいいヤツ。一生懸命ボート漕いでいたときは、思わず応援してしまった。それに引き替えペッカは、こんないいヤツを悪く言って。嫉妬するな、みっともない。逝ってよし。っていうか、逝け。俺はお前があまり好きではない。まあでも、今回はとうとうカトリとマルティが……。「ありがとう、マルティ」「カ、カトリ……今……」「私、これくらいしかお礼ができないから……」ちなみに、一番最後で、「じゃあ、行ってくるよ」とマルティが言って、カトリが「お願いします」と丁寧に頼んだのが印象的。萌え。そういえば、嫉妬と言うとヘレナも頑張るねぇ。まさか素っ裸でサウナに入っていたマルティのところへ行って、あんなことを……。「ヘ、ヘレナっ!?」「あたしも、サウナに入ろうと思って……」「で、でも」「言わないで、マルティ。いいじゃない、一緒に入っても」カトリ、マルティ、ペッカ、ヘレナ。壮絶な恋愛アニメになってきたぞ! 
2004/07/23第11話『喧嘩』
 ペッカが言いがかりをつけてきて、可哀想にマルティは彼と喧嘩をする羽目に。ぬぅ、ペッカめ。でもまあ、喧嘩→仲直り→友情の基本パターンだし、多くは追求すまい。個人的には、マルティとマルティの親父の会話がよかったな。遠い親戚萌え。ナレーションにもあったが、この2日間はマルティにとって本当に意義のある2日間だったろう。ああ、ヘレナめ、ちくりやがって。ああいうのはダメ。許せない。ちくっちゃダメよ、うん。とりあえず、お疲れさん、マルティ。最後のカトリの「頬にキス」は萌え萌え(ねーよ)。
2004/07/29第12話『手紙』
カトリ、号泣。マルティ、無理矢理はあかんよ、無理矢理は。あー、今回は萌える回だった。やっぱりマルティとカトリが出てくるといいねぇ。「まあ驚いた。あなたって、随分心の狭い人ね。そういう人、あまり好きになれないな」って、カトリさん、マルティは君が好きなんだよ。察してやってくれよ。その後の、「マルティにお願いがあるんだけど」の後からが萌え。最後が「あなたみたいに優しい友達を持って、あたし、とっても幸せ♪」って、カトリも随分調子がいいなぁ(笑)。しかし、その代価としてマルティが、まさかカトリにあんなことを……。そして号泣。 
2004/08/03第13話『素敵な贈物』
 なんかサービスショットがあったからキャプってみた。もっとも、小さくてよく見えないが。アッキさん登場。登場の仕方が、微妙に俺の感性と合わないのだが、まあカトリは喜んでいたからよしとしよう。ヘレナは相変わらず意地悪。せっかくマルティは贈り物作戦で好感度アップをはかったのに、おいしいところは全部アッキが持って行ってしまったな。アッキは上手に絵を描く。カトリもモデルにしたし……。しかし、本をあげる代わりに裸を描かせて欲しいという展開は意外だった。カトリはまだ小さいから、どういうことかよくわからないらしく、「ええ、もちろんです。あたしでよろしければ、いくらでも描いてください!」って。鼻の下を伸ばしながら見物していたマルティが愉快だった。
2004/08/07第14話『はじめての招待』
一人離脱。アッキが逮捕され、その招待を受けていたマルティとカトリも逮捕か……。いや、そんなことはないが。今回はカトリのお勉強の回だったな。アッキさんはなにやらとても難しいことを子供たちに教え、そして去っていった。ペッカは相変わらずマルティに突っかかるなぁ。もう出てこなくていいぞ? 見ろ、右の二人を。ひしっと抱き合って、すっかりラブラブじゃないか。もうペッカ君の入る隙はどこにもない。そういえば、自動車が走ってきたとき、一度退避したカトリが、もう一度道に戻った理由がよくわからんなぁ。あまりにも珍しいものを前にして、冷静な判断ができなかったのかな? 
2004/08/30第15話『おもいがけないお給料』
 可愛い服キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! ヘレナは嫌なヤツだ。だけど、ヘレナの言う「みんな」は知らないが、カトリの周りのお金持ちの人たちは、みんなカトリが大好きだ。ちなみに、俺も大好きだぞ? 金持ちじゃないけど。一番始めに、牛がねっとりとカトリの頬を舐めていたのが、もう、萌え。俺もねっとり舐めたい。ねっとり、ねっとり。「まあ、水原さん。この中で一番エロそうだけど、ほんとは優しいのね。ほら、その目でわかるわ。あたし、水原さんが一番好きよ」萌え♪ 「僕の女の子ファイルの中じゃ、カトリが最高だね」
2004/09/05第16話『迷子になった羊』
画像は、「えいっ……できた!」の少し前のカトリ。それまで何度も失敗していたこともあって、喜びもひとしお。このカトリ、かなり可愛い(^^) アベルは執拗にキツネを追い回していた。まるで山中で女子高生を追い回すチンピラのようだ。種族特性か? でも、羊は追いかけ回さなかったなぁ。羊っていうと、スノーフレイクが出てきた。あっ、全然関係ないが、今「スノーフレイク」って書いたら、いきなりルーシーが見たくなった。いや、全然関係ないが(汗)。カトリが棒切れ持って、オオカミと戦っていた。勇敢だ。「オオカミ=人を襲う」というイメージがあるのだが、どうも実際には、あるいはこのアニメ内ではそうではないようだ。 
2004/09/27第17話『狼を退治する日』
 「もう手遅れ……」と言われて唖然となるカトリ。萌え! 久々に見たが、本当に萌えるアニメだ。「ああ、カトリ。寝てて寒くないかい? あそこ」あそこが寒いなら、俺が温めてあげるが……。それにしても、カトリは優秀な家畜番だな。機転が利くというか、まあ、機転を利かせられる土壌があるから、カトリも大いにその能力を発揮できるのだろうが。俺など、言われたこと以上のことは決してしないし、すると怒られるし。カトリは時と場合に応じて、牛を早く戻してきたりするが、それは毎回誉められる。最後の「カトリにも、あの羊の運の強さが乗り移ったらいいのにね」という台詞。カトリが薄幸の少女であることが前提になっているね。確かに、カトリは恵まれてない。もちろん、この環境はいいが、そもそも貧しいしね。
2004/10/03第18話『二つの火事』
平和な館にエネミー現る! うぜぇと思ったが、よく考えれば、今までが平和すぎただけで、名劇にエネミーは付きものだよな。『小公女セーラ』なんか、エネミーばっかだったじゃないかヽ(´ー`)ノ 右はオオカミに怯えるカトリ。前に棒切れ持って戦っていた勇敢さはどこへ行ってしまったのか。今回の見所は、なんと言っても、「意地悪をしてるんですね?」と怒ったカトリ。萌え! 萌え! カトリって、あんまり怒らないよな。まあ、立場上怒れないってのもあるのだろうが、あんな、誰かを睨むような顔は初めて見た気がする。画像が小さかったからキャプらなかったが、あのカトリが今回一番萌えた。 
しかし、二つ目の火事は壮絶だったな。まさか怒り狂ったハンナがカトリの寝ている離れに火を放つとは! しかも入り口から燃やされたから、もはやカトリには逃げ道がなく、燃えさかる炎に怯え、立ちこめる煙に咽せ、熱と灰に涙しながらげほげほと咳き込み、大好きな本も、せっかくいただいた衣服を焼け、膝をつき、母を呼びながら力なく崩れ落ちるシーンは、もう涙なしには見られない。ハンナめ! ちなみに右はイメージ画像。本編とは一切関係ない。 
2004/10/03第19話『隣どうし』
 屋根を失ったペッカがライッコラ屋敷にやってきた。「あんたのベッドちゃんと作っといたからね。カトリの隣よ」おおーっ! カトリも10歳になったし、そろそろ大人な夜を迎えるときが来たようだ。俺としてはカトリの相手はマルティがよかったが、この際もう、誰でもいいや(爆)。なんて言ってたら大変なことになった。カトリがまた襲われた! マルティと一緒にライッコラ屋敷に行くときにも、村の子供たちに襲われたが、どうしてこうも、村の子供たちは通りがかる子にことごとくからむのか。一体カトリにからんでどうしたいのだろうと思ったら、まさかそんな! ああ、誰でもいいと言ったが、お前らじゃないんだ! カトリが……カトリがっ!! ううぅ……うああぁぁぁっ!(号泣)
2004/10/07第20話『来た人と去る人』
何もない、まったりとした回だった。ああ、グニンラおばあさんが来た。『ハイジ』に出てきたおばあさんのように優しい感じだ。まあ、おばあさんは大体そうだが。『アンネット』に出てきたおばあさんもいい人だったな。あー、なんか『アンネット』見たの、遥か昔のような気がする。右はペッカとカトリの夜の一時。この後同じ部屋に入って……まあ、ペッカもあと数日の運命だから、黙認してやろう。カトリといちゃいちゃできるのも今の内だからな。それにしても、このアニメを見ていると、糸の紡ぎ方とか、勉強になるなあ。布の歴史とか詳しく知りたい。 
2004/10/11第21話『アベルが狙われた』
 「真面目な話、君を雇うためにはカトリをやめさせなければならない」「じゃあカトリを辞めさせて俺を置いてくれ! 家畜番だって、男の方が安心だろ!?」「ひどいわ、ペッカ! あんた、わたしといたいんじゃなかったの!?」「うるせぇ! チビと短足犬より、俺の方がずっと役に立つ! ね? そうでしょ?」「う〜ん、そうだなぁ……」「こ、困るわ! お願いです、わたしを置いてください!」「俺、カトリより給金安くてもいいです。食わしてもらえればそれでいいですから!」「わ、わたしは……わたしは……ぐすっ」今回、ようやくハンナがいなくなった。めでたいことだ。
2004/10/13第22話『春を待ちながら』
今回はグニンラおばあさんのお話。実に素晴らしい物語だった。右はそのワンシーン。声はカトリと同じ人かと思ったら、アンネットの人だった。俺の耳はそんなものか(鬱)。しかし、何度聞き返してもアンネットとは違う。それだけ上手く役を演じているということだろう。カトリのことと言うと、序盤にペッカが去っていった。「逝っちゃった……。みんな逝っちゃうのね、アベル……」いや、別に死んでいないが。いよいよ最後の日、二人は誰もいない牧場で最後の刻を過ごす……(;´Д`)ハァハァ 中世では夫婦の営みは、もっぱらベッドではなく、昼に牧場や農園でしたってことだから、カトリとペッカが大自然に抱かれながらってのも、おかしくはないな。ういうい。それにしても、フィンランドの冬は明るい時間が3時間って……それはとても鬱だ。ひたすらTRPGでもやらないと(笑)。 
2004/10/24第23話『熊と牛はどちらが強いか』
 本気でカトリが怯える回。ん〜、萌え。萌え。萌え。萌え。萌え。カトリがクロにねっとりと顔を舐められているところをキャプろうかと思ったが、こっちの方が萌えたからこっちで。クマがこうもウロウロするようになっちゃ、カトリもおしまいだな。いよいよ路頭に迷って盗みに走る日が来たようだ。怪盗カトリ。そういえば、冬の牛小屋で、カトリが一頭一頭に話しかけていたシーンが良かった。「ルシナ、すっかりだらけちゃってるわね。退屈なの?」「こんばんは、ビークナ。さすがのお前もここに入れられてはどうしようもないわね」「ミナリン、溜まってない? 出したくなったら言ってね。手伝うから」「クロ、元気? 退屈でしょ。お前は大人しいけど、頭がいいのね」
2004/10/24第24話『出会いと別れ』
前半終了♪ 「こういうことってあるのね、アベル」の後の、「出発!」のカトリが欲しい。あれを是非俺の娘にくれ。めっさ可愛い♪ さて、右は転んで、すりむいた膝を見る直前のカトリ。色々コマ送りした結果、この瞬間のカトリが一番萌えた。しっかし、この後が良かったなぁ。体中から萌えが噴き出した。「わあー、こんなになってる。痛いっ! 痛い、痛い、痛い……アベル、やめて、痛いっ!」「どうしたの? そんなところに座り込んで」「囲まれて、無理に入れられたんです……」「まあ、それはいけないわね。ちょっと見せてごらんなさい、股を」「痛い!」可哀想に……。「あらあら、こんなに飛び散っちゃって」「いいわ、あたしが入れてあげる」は、そのままの文句で萌えた。(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ 
2004/12/31第25話『島での出来事』
 暇な年末を利用して視聴再開。「おじいちゃん」が全部「お兄ちゃん」に聞こえて萌えること萌えること! 「まあ、お兄ちゃん、どうしたの!?」「胸が……胸が苦しくて」「勃たないの?」「ううっ、ああ……」「まあ!」「はぁ……ありがとう。だいぶよくなった」しかし、なんと言ってもマルティとの魚釣りのシーンが一番萌えたな。「ああ、マルティ。早く早く! あたしじゃ全然ダメぇ! 何ぼんやりしてるの、意地悪ねぇ。早くして! 魚が逃げちゃう!」「僕、カトリには何をやってもかなわないかと思ったら、釣りだけは僕の方がうまそうだ。よかったなぁ」「何くだらないこと言ってるのよ! 早く手伝って!」この魚釣り、本当に仲のいい友達同士って感じで、かなり好きなシーンだ。
2004/12/31第26話『助けてくれた人』
カトリ、さめざめと泣く。マルティが泣かせたわけだが、あんなふうに隣でさめざめと泣いていたら、俺ならもう辛抱たまらずはぎゅっと抱きしめているな。くうぅぅぅ、なぜにマルティは抱きしめないんだ! 後半で馬車が壊れて、前回出てきた泥棒が助けてくれる。タイトルの『助けてくれた人』だな。カトリは「人間を売ることなんかできるもんですか!」と言っていたが、残念ながら捕まって売られてしまう。買ったのは次回のタイトルの『都会育ち』だな。そして始まった『新しい生活』の中で、カトリは『夢を見ていた』わけだ。ちなみにマルティは泥棒たちに撲殺される。アーメン。 
2004/12/31第27話『都会育ち』
 クウセラ屋敷に到着! ペッカの兄はカトリを雇うつもりはなかったのか。なんてやつだ。じゃあ、俺が雇う! 無事に雇ってもらえることになったわけだが、どうやらクウセラ屋敷は思っていたよりずっといいところのようだ。ペッカよりは断然マルティ派なのだが、まあ誰も知らない環境に飛び込んだ今、ペッカをカトリを支える貴重な旧友として認めてやろうではないか。せいぜいカトリのために尽くすがよい。しばらくはまったりと何事もない回が続きそうだが、どうかな。また何か事件が起きるかな?
2004/12/31第28話『新しい生活』
案の定、まったりと〜。カトリの仕事は、確かにライッコラ屋敷でのものと比べると随分楽そうだ。特筆すべきことが何もないなぁ。カトリは子供の扱いが上手なようだ。俺だったら、いくら子供でも、多分雇い主の息子とかだったら、必要以上に丁寧で恭しい対応をしてしまうだろう。右は夜にカトリがペッカを起こす図。「あなた。あなた、起きてちょうだい、あなた」「うん……」「私よ、カトリ。お願いがあるの。起きて」なんとも平和な光景だ。ちなみに俺がペッカだったら、寝ぼけている振りをして、ひしっと……。ひしっ……。 
2005/01/04第29話『夢を見ていた』
 あー、特に何もなかったなぁ。カトリが医者になることに絶望し始めた。う〜む。そればかりは俺が養っていたとしても難しい話だ。医学部はちょい厳しい。改めてタイトルを見ると『夢を見ていた』って、結構痛烈なタイトルだな。貧乏人はやはり一生下働きで我慢してもらうしか……。ペッカと随分仲良しさんになったが、どうもペッカとだと妄想が膨らまない。やはりマルティがいいなぁ。「確か、あなたの名前をまだ聞いてなかったわね」「カトリと言います」「俺はペッカって言うんです」「あなたには聞いてないわ」
2005/01/04第30話『美しい白鳥のように』
まったりとして何もなかった前回とは一変、なんだかとてもたくさんのことが起きた。グニンラおばあさんは、なんとなくそんな予感がしていたが、案の定という感じ。カトリが泣かなかったのが残念。ペッカにすがりついてわんわん泣くかと思った。まあ、希望だが。ウッラには子供。これもまた結構意外だ。もうそういう歳には見えなかったが、あれで結構若いのかも。全体的にカトリに萌えたが、最後の本を読みながら泣き出したカトリが一番萌えだな。はぎゅっとしたくなったよ。ああ、アンネリとの再会シーンも萌え。はぎゅっ☆ 部屋でアンネリがカトリを励ましたシーンもよかったなぁ。やはりカトリには泣いて欲しかったが、どうも泣くポイントが少し俺の考えているようなシーンとは異なるようだ。 
2005/01/09第31話『本が送られて来た』
 なんだか足がなまめかしかったから、一部分だけ切り取ってみた。ヘンリッカがカトリに文句を言い始めた。まあ、ヘンリッカの気持ちはわかるが、カトリはいい子だから許してやってくれ。ネコは鬱陶しい。アベルの家の前でニャンニャン鳴いていたときは殺意すら芽生えた。なんかこう、鳴き方も可愛くないし。かけ算ができないカトリにプチ萌え。その後、「足し算です」と言ったカトリが可愛い♪ かけ算の本質はわかってるんだね。あと何かあったっけ? ああ、クラウスのわがままっぷりにはまいった。オコジョの分際で。母親としても、あそこまで拒絶されて「カトリがいい」と言われたら、ちょっと萎えるだろうな。おいおい、下働き以下かよ。
2005/04/02第32話『魔法と本と悪魔』
あまり本筋とは関係のない話かな。しかし、ラストの「何のため」というのはキーワードかもしれない。それにしても九九を覚えているカトリ、萌えだ。右はその「九九を覚えているカトリ」の内の一つ。寝てるだけに見えるかもしれないが、勉強中である。そうそう。カトリは魔法使いも悪魔も嫌いらしい。俺は魔法使いには憧れるが、それはきっと俺の魔法使いに対するイメージがカトリと大きく異なるからだろう。魔法使いというと、杖を持って黒い服を着た小さな女の子で、大抵が未熟で、根は素直で一生懸命。カトリの考える魔法使いは、きっと老婆で鼻が長くて意地悪で、王子様をカエルやロバに変えてしまうような感じなのかな? その発想は萌えだが。 
2005/04/02第33話『喜びと悲しみ』
 画像ではわかりにくいが、この顔を洗っているときのカトリの恍惚とした表情に、かなり多くの萌えが詰まっていた。凝縮されていた。手を桶に突っ込んでいるのもいいし、手を口につけて目を閉じているのもなかなか。水になりたい。この大空の水になりたい、希望に届く水になりたい(違)。←南の水のルーシー。ああ、余談が多すぎる。今回は靴を作ってもらう話。「きっとブカブカなんでしょうね、私の新しい靴」「ブカブカとは限らないよ」「ブカブカに決まってるわ」の流れが素晴らしい。最後の投げやり気味なカトリは、拉致して9年ほど養う価値がある。しかし、そんなことを言いながら、ブカブカの靴をさもピッタリのように振る舞うカトリ。う〜ん、(・∀・)イイ!!
2005/04/02第34話『ヘルシンキ行き』
狼よ! 旦那様が天に召された。なんてこったい。これは、カトリの母親もダメかもしれないな……。このアニメは、あまり先のことを調べていないから、この後どういう展開になるのか、ちょっとワクワクしてきたぞ。あ、いや、母親のことはさすがに知ってるけどね。カトリの環境適応能力はなかなかすごいものだ。汽車は、まあ初めて乗ったに等しい状況で、いきなり街の中に連れてこられても、怯えた様子がない。物珍しそうにはしていたがね。そのカトリは萌えだった。今回は深刻で暗い話だったので、特にキャプりたい画像もなかった。右は駅に向かう途中のカトリのアップ。無難な一枚だな。 
2005/04/03第35話『父と娘』
 色々あったようで、特に何もない回。確かにカトリは可愛いし、感動的な場面もあるが、この全体的なまったり感が視聴率の上がらなかった理由か。今回の流れからするに、奥様はお父様のもとへ行くことになりそうだ。となりと、クウセラ屋敷の人間は解散。カトリは路頭に迷って女盗賊だな。えらく話が飛躍した。ペッカともじきにお別れかな。まあ、最後の長い長い冬を一緒にいられただけでも、幸せに思いたまえ。
2005/04/03第36話『奥様の決意』
奥様の決意の話だな。カトリはトゥルクへ行き、学校にも行かせてもらえることになった。実に嬉しそうだ。反対に、ペッカはとても悲しそう。まあ、無理もなかろう。さりげなく好きな子と一緒に仕事ができる幸せはよくわかるぞ? 俺も新人の頃……まあいいや。右はトラックに撥ねられたカトリ。下が雪だったので幸いにも無傷だったが、クラウスが崖に落ちて、追いかけたダニーが死亡。怒ったアンネットがペッカを刺し殺して警察に捕まり、牢屋で再逮捕されたアッキと知り合う。カトリはルシエンと結婚、おめでとう。 
2005/04/03第37話『迷子のアベル』
 奥様がトゥルクへ行かれ、カトリがペッカに送られて村に帰る話。初めはさわやかだったのだが、だんだん別れるのが寂しくなってきたペッカが、カトリに襲いかかる。哀れ! 想いを成就したペッカは途中でカトリを置いて屋敷に。カトリは一人泣きながらトボトボと村に帰る。すると、すでに祖父母は亡く、家はマルティの父親が買い取っていた。しかも借金をしていたらしく、カトリはトゥルク行きがなくなり、マルティの屋敷の下働きに。という、無茶苦茶な話はさておき、せっかく感動の場面がいくつかあったのに、アベルがちょこちょこ出てきたせいで台無し。どうでもいいじゃん、アベル。
2005/04/03第38話『それぞれの道』
「なんだか大きくなったわ」「当たり前だよ。君みたいな可愛い子と一緒にいるんだから! 大きくだってなるよ!」マルティとの再会。勉強を始め、物事を広い目で見られるようになったマルティ。カトリにハルマ屋敷で働いたらどうか、などと、昔では考えられないことを言い出すペッカ。二人とも変わったなぁ。くだらない言い争いはしなくなったし、友人のような雰囲気だった。この話は秀逸。ものすごく出来がいいが、この良さは子供にはわからないと思う。ちなみに、アベルは無理があるだろう(汗)。徒歩のネロを追いかけるパトラッシュとは違うんだから、馬車のカトリを、歩いて1日かかる距離を辿れるはずがない。いや、もしやアベルはニュータイプ!? 
2005/04/03第39話『ハルマ屋敷のパーティ』
 ひたすら服を誉めるマルティが面白かった! GJ! 左はパーティーで無礼を働き、参加者全員の前で土下座して謝るカトリ。もちろん許されるはずもなく、この後足蹴にされたり、ビールをかけられたり、大変なことになるのだが、あまりにも悲惨だったので、さすがにそのシーンをキャプるのはやめておいた。今回は対ヘレナ戦が見応えたっぷり。とうとう言い負かした。カトリも強くなった。今回の真の見所は、序盤のおじいさんの「別れはいつでも悲しい」だな。この台詞はあまりにも重すぎて、ちょっと簡単にあれこれ書けないなぁ。そういえば、この序盤の泣いてるカトリをキャプろうと思っていたのを思い出した。あまりにもパーティーが衝撃的だったから、すっかり忘れていたよ。
2005/04/03第40話『道づれ』
「その幸運はどうやら、あなた自身の努力でつかみ取ったようね。(中略)。これからも、これまで以上に努力すれば、きっともっともっと素晴らしい運命が開けるわ」今回の名言。エミリアさんの言葉だな。右は新天地に向かうカトリと、笑顔で送り出すマルティ。トゥルクですぐに会えることが約束されているから、この二人の別れには涙はない。しかし、残りの話数から考えて、あまりマルティとカトリの話はなさそうだ。やはりカトリと一番長くいたのはペッカだな。まあ、話数的にはわからんが、実際1年間、一緒に生活していたんだし。羨ましいことです。 
2005/04/04第41話『トゥルクの人々』
 前半は激しい獣姦がメイン。カゴに閉じこめられていたアベルが怒り狂ってカトリに襲いかかり、激しく犯した後、射殺される。というか、射殺されろ。この話のアベルはかなり鬱陶しかった。カトリまで我が儘を言い出して、ちょっと萎え。その罰が当たったのだろう。屋敷に着いたカトリは、イーネスとセルマにけちょんけちょんにけなされてもう泣きそう。これからまるで姑にいたぶられる嫁のように、毎日いじめられるのだろう。そして数ヶ月後に、アベルとの間にハーフドッグが出来たのがエミリアの診察によって判明。若くして一児の母親に。
2005/04/04第42話『絵のない絵本』
最後の「字のない本」はワラタ。カトリ対イーネスの初戦はカトリの勝ちだと言うが、あれはどうなのか。この先ロッタが旅に出るということで、状況はますます逼迫してきた。『牧場の娘カトリ』も、この終盤に来ていよいよ世界名作劇場っぽくなってきた(笑)。イーネス=ミンチン先生、セルマ=モーリー、カトリ=セーラの図式が見えてきた。でもまあ、敵はこれだけだから、セーラよりはましだが。セーラはさらにラビニア他、数人の敵と対峙していたわけで……そう考えるとすごいな。「さあゲームの始まりです、愚鈍な田舎の小娘よ、私を止めてみなさい。私はいじめが愉快でたまらない、小娘(あなた)が泣くのを見たくて見たくてしょうがない」みたいな? 
2005/04/05第43話『自動車に乗った!』
 イーネスをやりこめた。2勝目? 後が怖そうだ。しかし、イーネスではミンチン先生の代わりとしては役不足だなぁ。セーラの味方に比べて、カトリの味方はあまりにも強力だ。まあ、実際問題、あまりぼかすかにいたぶられているカトリは見たいとは思わないが。こう、適度な、いわゆるソフトSMがいいのではないかと(爆)。ソフィアという人が出てきたが、全然覚えてない。そう言えば、だいぶ前にカトリがペッカと一緒に医者を呼びに行った覚えが。その医者がすでに他界していて、代わりに……という話だった予感。あー、今回は普通の感想になった。想像の余地のない話だったってことだな。
2005/04/07第44話『にくらしい娘』
やはりカトリがいじめられるのは見たくないらしく、少し陰鬱とした気分だったが、今回はとりあえず掃除をさせられただけだった。セーラと違って、カトリは元々最下層の人間で、ある意味働くのが当たり前の立場なので、特に可哀想とかは思わなかった。まあ、叩かれたり食事を抜かれたりしなければ、問題ないかと。名場面は右のシーン。「きっと、じっと辛抱しなくてはならないことも起きるわ。でも、これから先、あなたが大人になるまで何度も起こることよ。そういう時、あなたに好意を持っている人、信頼している人が何人もいることを忘れないでね」はい、わかりました(爆)。いや、マジで。じっと辛抱しなくてはならないことばかりなんだが。 
2005/04/07第45話『疲れた一日』
 あー、一つ言わせろ。タイトルの「疲れた一日」って、俺は話の流れからして、てっきりイーネスとセルマにいびられるのだと思っていた。ちゃうやん。貴様か、クソガキ! あー、うぜぇ! 根本的に俺はガキが嫌いなんだ。なんか、セルマはすっかりカトリの味方みたいになってるし、イーネスもなんだか丸くなっていたし、ノーラは「奥様はだいぶカトリをいじめてるようねぇ」と言っていたが、全然そんなことはなかった。中には『アンネット』のダニーみたいに、なかなかいいガキもいるが、こいつはダメだ。まあ、ダニーは下層の人間だったのに大して、所詮こいつはいいトコのお坊ちゃんだからな。けっ。
2005/04/08第46話『美しいもの』
ごめん。クラウス、マジうぜぇ……。

今日はもう1本見ようと思っていたが、イライラがピークに達してもう限界。途中、音を消して見ていたところも。ついでに言うと、昔っから思ってるが、アベルも邪魔。セルマはもちろん、イーネスですら素晴らしい人間に思えてきた。ひたすら甘ったれたクソガキほど鬱陶しいものはない。あー、ヤだヤだ。ギターでも弾いて心を落ち着けよう。
 
2005/04/10第47話『お土産のランドセル』
 あー、もう、クラウスうぜぇ。マジでうぜぇ。なんでこの最後の最後でこうなるんだ? まだ田舎の屋敷で暮らしていたときは、ここまでひどくはなかったのに。というか、むしろ別に全然気にならなかったのに。画像は、ランドセルをもらって喜んでいるカトリか、左のものか迷ったが、やはり珍しい顔をしている方を優先した。「だけど、カトリと寝たよ」「あら、気持ち良かった?」「うん、とっても!」ませガキが! くそぅ、俺もカトリと寝たい。そういえば、また少年が3人出てきたな。二人は悪役っぽくなっていたが、まああの程度は許容しよう。男は可愛い女の子をからかいたくなるものだ。きっと学校では3人ともカトリの友達になることだろう。
2005/04/10第48話『ああ入学』
マルティ、来た! いいなぁ、こいつ。なんか、穏やかだし、好きだな。「マルティ、ちょっとここで待ってて。私、先にシャワー浴びちゃうわ! それからゆっくり○○しましょ!」「あっ、その方がいいな!」いい雰囲気だ! レオとか、もうそういう新参者には用はない。やはりカトリの田舎時代を知っている人間でないとネ! 最終話の直前で、カトリの結婚相手も決まったし、これで将来は立派なお屋敷の奥さんだな。ウッラの願い通り。入学も決まったし。特待生もいいが、いっそマルティと同じ学年・クラスだとよかったのに。そういえば、アッキが婚約した。お幸せに。まあ、元々彼はカトリとはだいぶ歳が離れていたから、対象外という感じだったが。 
2005/04/10第49話『おかあさんの帰国』
 感動の再会キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! が、画像はイーネスらとの食事風景をキャプった。俺的には、こっちの方が感動した。カトリはものすごく嬉しかったのだと思う。レオはやはり所詮都会人だったな。いいザマだ。最後の最後でペッカが再登場。「いいや、カトリは戻らないと思う」と言ったときの、ペッカの表情が印象的だった。あきらめと、半分はカトリが都会で立派な人間になることを願うような顔だった。最後に、カトリは作家になったというナレーション。あれだけ「医者、医者」と言っていて、作家という単語はまったく出てきてなかったから、多くの人が「?」だったと思う。俺は知っていたから気にならなかったが、どうなのかな。
2005/04/10■『牧場の少女カトリ』の全体を通しての感想
途中、仕事が忙しくなったり、他人の創作物を楽しむより自分で創作するフェーズに入ったりして、見終えるのにかなり長い時間を要してしまった。決してアニメがつまらなかったわけではない。がしかし、めちゃめちゃ面白かったかと言われると、素直に首を縦に振れない部分もある。

あまりにも何も起こらない、まったりした物語だった。先が気になるというよりは、単にカトリという女の子が見たいという衝動で見続けていたのが否めない。もちろん、悪い回はなかったし、最後にクラウスがむかつきはしたが、全体として子供も大人も安心して楽しめる良作だと思う。ただ、ハラハラドキドキする要素が欲しくなる時もある。

原作との比較だが、基本的に原作はとても短いので、かなり多くの部分がオリジナルである。原作にある、一番つらかったユントラ屋敷は出て来なかったし、トゥルクという都会での生活は、アニメの完全なオリジナル。しかし、このアレンジはとてもよかったと思う。マルティやペッカ、アッキといったキャラクターも、物語を大いに盛り上げてくれたし、女性陣もカトリにとても良い、大きな影響を与えていた。

さて、萌え度だが、これはかなり高い。まず絵が可愛い。それから、声がいい。カトリの声優さん、もっと色んなアニメで活躍してもよさそうなのだが、やはり出がエロだからダメなのか。とにかくカトリには萌え続けた。始終萌え続けた。今まで見てきた名劇の中では、アンネットと勝るとも劣らない萌えっぷりだった。

ちなみに、右の画像は最終話から。いつもだともっと前の方から、「これだ!」という画像を持ってくるのだが、間隔が長すぎてさすがに覚えてないので、無難なものをチョイスした。カトリにはマルティがよいと思う。ペッカは所詮は小さな屋敷の主の弟でしかないわけで、マルティなら申し分ない。原作とはラストも違うので、原作で出てくる旦那のことは考えないことにする。

ストーリー ( 内容やテンポ、感動したかなど )★★★☆☆
キャラクター萌え度 ( 絵や声、性格、言動など )★★★★★
 


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