『 アルプスの少女ハイジ 』 感想





ある春の日に、小さな女の子がアルプスの山に抱かれた村にやってきました。

女の子の名前はハイジ。

ハイジは雄大な山々と動物たち、そして、人々のあたたかさに包まれて、

自然の厳しさを知っていきます。自然の優しさを知っていきます。

こころの豊かさに、喜びの灯をともしながら。


DVD解説書より


2004/05/22第1話『アルムの山へ』
う〜む。ここに萌えはないなぁ。まあいい、萌えなしで戦ってやろうではないか! さてと、『ハイジ』は何度か再放送で見たことがあるのだが、この第1話は記憶にない。なんだか、いきなり難しい話やね。少なくとも、DetieはHeidiを愛してはいない様子。Miss Polly Harringtonの好きな義務と責任? 「お前はさっさと山を下りろ!」は迫力満点。Detieはあまり好きではなかったが、ちょっと哀れに思えたぞ? そうか、萌えはDetieにあったのか!(爆)
2004/05/23第2話『おじいさんの山小屋』
Heidi萌え! ……すいません、嘘つきました。可愛いけど、萌えではないな。明るくて実に表情豊かな子だ。気難しいUncle Alpの心を一瞬にしてとろかせた。ヤギたちが帰ってきたとき、Peterではなく、ユキちゃんに飛びついていったのが良い(*^-^*) ユキちゃん、萌え。個人的にこの名前、好き(爆)。そういえば、犬の名前はヨーゼフだった。記憶のどこかに「ペーペル」という名前があったから、きっとペーペルだと思ったら、それは違う犬だった。
2004/05/23第3話『牧場で』
えー話や。Uncle Alp、結構空想的だから、小さな子供の相手にはいいかも知れないな。なんで山があんなに赤くなるのかと聞かれて、俺にはああいう回答はできないだろうよ。印象的だったのは、Peterが牧場の子山羊アトリを叩くシーン。叩くのも、それをHeidiが止めるのもまあ別にいいのだが、その後Peterが叩かないことでパンとチーズをもらう約束にこぎ着けたのがすごい。あんな小さな子供をたぶらかして(違)。しかし、障害馬が飛越するように飛び跳ねるヤギがなんとも不気味。
2004/05/23第4話『もう一人の家族』
Heidi可愛いなぁ(笑)。表情豊かなのが良いね。今回はピッチーに嫉妬しているPeterがなかなか面白かった。初ケンカ。それにしても、随分古い作品なのだが、今見ても十分視聴に耐えられる、素晴らしいクオリティだと思う。まず、絵がとても可愛い。なんで『ペリーヌ物語』の絵柄はああだったんだろう(汗)。Uncle Alpはすっかりいい人になっている。村の衆は何が何でもHeidiが不幸な扱いを受けているようにしたいらしいが(笑)。
2004/05/24第5話『燃えた手紙』
うおー、Detieが仕掛けてきた! まあそれはともかく、前半のHeidiが可愛かったなぁ。どうしてPeterが怒っているかとか、さっぱりわかっていないところがいい。絵柄も可愛いし、後7つくらい上なら萌えるのだが(爆)。そういえば、丸太橋をすたすたと渡っていった。やはり自然っ子は違うなぁ。落っこちそうになったPollyannaはまだまだって感じだ。霧は怖いね。よくも二人はあの霧の中を、ああもすたすた動けるものだ。Peter、落ち着いていたなぁ。山の子は違う。
2004/05/26第6話『ひびけ口笛』
とてもいい話だ。Uncle Alp、本領発揮だな。Heidiの前にいるときと、全然様子が違う。恐らく、評判からするに、村にいるときがデフォルトなんだろう。しかしHeidiは見ていて和むなぁ。ヤギの乳は搾れるようになったし、口笛も吹けるようになったし、素晴らしく成長した回だった。そうそう、第3話ではPeterが相手の弱みにつけ込んでパンとチーズをゲットしたが、今回はHeidiが逆襲。パンとチーズを引き替えに乳搾りを覚えた。素晴らしい戦いだ。
2004/05/27第7話『樅の木の音』
えー話や。なんか、毎回そう言っている気がするが、実際にえー話だと思う。が、「えー話や」以外に特に感想がないのもまた事実だったり。今回もまた一つHeidiが成長した。とうとう「叱る」というアビリティを習得したぞ。それにしてもUncle Alpは優しいなぁ。或いは逆に厳しいのかも知れない。「お前にこんなことを頼むのが無理だったのさ」の一言は、Heidiにとっては怒られるよりもつらかったかも知れない。ハイジが家に戻ったシーンは、シチュエーション萌え。
2004/05/30第8話『ピッチーよどこへ』
Peter、涙ぐましい努力。男として同情するよ(笑)。それにしても、確かPeterって、11、2歳じゃなかったっけ? Heidiって、5、6歳だっけか。いくらなんでもだいぶ下じゃないか?>Peter 栗を拾ったりしていたHeidi、なんだかんだ言いながら、結構Peterのこと考えていたなぁ。相思相愛じゃないか! 最後にHeidiは小鳥を放してやったねぇ。成長しているなぁ。「おじいさんは、どうしてほかの人と一緒に暮らさないの?」は痛烈(汗)。
2004/05/31第9話『白銀のアルム』
そろそろ、特に意味もなくネイティブな表記をするのをやめようかな(爆)。さてと、雪が降った日、ハイジの部屋の中に雪が入っているのを見て、「これはやばいだろう」と思ったら、案の定翌朝大変なことになっていた。が、ハイジは無事だった。山の子ってのはすごいなぁ。俺なら凍死する自信がある。ペーターがやってきた。学校はなかなか楽しそうじゃないか。すっかり学校生活なんてのを忘れてしまったから、こういうのを見ると懐かしくてたまらない。
2004/06/01第10話『おばあさんの家へ』
やばいくらいいい話、来たっ!(・∀・) ペーターの家は貧乏だとは思っていたが、まさかあそこまで切羽詰まっていたとは思わなかった。苦労人なんだなぁ。ペーターがあまり口数が多くなくて、不器用で、人付き合いも得意でない理由が少しわかった。おじいさんもそうだが、あの人はハイジのおかげですっかり変わったなぁ。ペーターの家に来たのは相当の決断だったろうが、心中はいかなものだったろうか。あー、いい話だった。
2004/06/01第11話『吹雪の日に』
あー、山の人間ってのはすごいなぁ。こういう、天気とか言い当てるの、なんかちょっとかっちょいい感じがする。それにしてもハイジは優しいなぁ。お友達のシカを撃とうとしていた男たちをあんなにも心配するんだから。俺じゃ、考えられないな。まあでも、実際助けられる相手を見殺しにしたら、それがどんな人間だったとしても、若干の心苦しさは覚えそうだが。おじいさんについては、前回と言い今回と言い、本当にハイジが好きなんだなぁと思う。
2004/06/03第12話『春の音』
この妙に陽気な曲はなんだろう。まあいいや。今回はとうとうハイジが町に下りるのかと思ったが、もう一歩のところで引き返さなければならなくなったなぁ。生意気な子供が二人出てきたが、あれはあれでペーターのことをちゃんとした友達だと思っている感じ。実際、女の子と遊んでいる男の子の扱いって、ああいう感じだった気もするし。しかし、ペーターはきっとハイジの尻に敷かれるんだろうな。もしこの二人が一緒になったら。
2004/06/04第13話『再び牧場へ』
普通にまったりとしたいい話だったとしか言いようがない(汗)。あー、変なヤギ飼いが出てきたなぁ。この作品にも、ただ鬱陶しいだけのキャラも出てくるんだな。というかまあ、ウサギも雪の中にいるより、赤茶けた大地の上にいる方が目立つということだろう。ああいうのがいた方が、二人の善良さが際立つ。あー、この回は、いつもと同じだけの分量書くの、無理ぽ(汗)。
2004/06/06第14話『悲しいしらせ』
うわーん! ユキちゃんが! ユキちゃんが殺されちゃう! なんてことみ。もうダメだ。世の中にはどうにもならないことがたくさんあるんだ! ああ、神様は非情だ! ユキちゃんがぁっ! ハイジが右と左がわからなかったのが可愛い♪ まあ、大人でもブレーキとアクセル間違える人がたくさんいるから、しょうがないだろう。まだ小さいし(汗)。
2004/06/06第15話『ユキちゃん』
おー! ユキちゃん、助かった! よかったよかった。ハイジの執念熱意が伝わったんだな。おじいさんvsシュトラール。さしものおじいさんも、ハイジの前でいかつい表情をしていたが、ハイジはあまりなんとも思わなかったようだな。それにしてもペーターは、なんとも気弱な少年だ。まあ、貧しい家の子供は、得てしてそういうふうになるのかも知れないが。
2004/06/06第16話『デルフリ村』
ターニングポイントか? おじいさんの意思とは関係なく、ハイジはとうとう村へ。駆け回る駆け回る。ああ、そういえば、ハイジって8歳? いつの間に、そんなに大きく……。外見が5歳の時とまったく変わっていない気がする。今、第1話見直したら、確実に成長しているのだろうか。ルーシー・メイは7、8歳の時点で十分萌えられたから、8歳なら絵によっては萌えられるはず。いや、無理に萌えなくてもいいが、俺の原動力だからなぁ、萌えは。
2004/06/06第17話『二人のお客さま』
デーテ復活! 萌え!(爆) いいねぇ〜。だいぶ俺より年齢は上になってしまったが、まだ射程圏内だな。「デーテおばさん」って呼び方、やめようぜ。なんだか年寄りっぽい。「ミス・デーテ」にしよう。アンも「ミス」を付けられて喜んでいたし。若い感じがする。ミス・デーテはおじいさんがハイジを引き取るのを渋ったのを覚えているから、ハイジを連れて行くのは心からいい案だと思ってるわけだ。さぁ、もうじき久良子が出てくるぞー。
2004/06/09第18話『離ればなれに』
あーあ、ミス・デーテ、やっちゃった。あーあ。残され島の人たち、でら可哀想。せめてハイジがだまされたとだけでも知っていれば、まだ救いがあるが、おんじはハイジが自分の意思で行ったと思ってるし、う〜みゅ……。デーテさん、やっちまいましたなぁ。全然関係ないが、よくかかるトレモロ奏法の曲いいなぁ。
2004/06/11第19話『フランクフルトへ』
玄関の前で、「おばさん、山へ帰ろう」と言ったハイジがめちゃめちゃ可愛い。「そうね、帰りましょう」とか言ってくれたら笑ったのに。笑うだけだが。今回、とうとうクララが喋った! 喋った! クララが喋った! 楓と久良子の邂逅。引っぱたきは上々のようだ。ロッテンマイヤーは、幼い記憶では、ただひたすら鬱陶しいおばさんというイメージだったが、年取った今見たらどうか。それにしてもデーテはすごいなぁ。ここまで突っ走られると、笑うしかない。
2004/06/11第20話『新らしい生活』
久良子、同情を誘う作戦は成功したようだな。ああ言えば、楓も残らざるをえんだろう。ロッテンマイヤーは記憶の通り厳しい人間だが、今のところ、結構空回りしていて滑稽だ。このまま行ってくれればいい感じ。しかし、山にいるハイジも、フランクフルトにいるハイジも、同じハイジなのに、環境が違うと妙に違って見えるなぁ。いくら同一人物でも、山にいる時と同じ行動は取れないからしょうがないか。俺だって、いきなり違う環境に入れば行動も変わろう。
2004/06/13第21話『自由に飛びたい』
内容の充実した回だったなぁ。クララとハイジは本当に仲がいいのだろうか(笑)。ハイジに、もしも少しでも自覚する自尊心というものが存在したら、クララとはケンカばかりになりそうな気がする。クララは結構負けず嫌いのところがあるようだ。小鳥の話は、クララの真意がわからないなぁ。ハイジにただ教えたかっただけなのか、それとも、自分も別に山には興味がないという宣言なのか。それにしても、ロッテンマイヤーも、嫌だ嫌だと言いつつ、ちゃんとハイジを置いてやってるなぁ。本当に嫌なら、返す手段はいくらでもあろうに。
2004/06/13第22話『遠いアルム』
前回と直接つながっているような回だった。連続して見たから、切れ目が微妙だ(汗)。どこまでが今回だったか……。塔の上からでも山は見えなかった。日本だと、天気さえ良ければ、高いところからならどこからでも山が見えるが、ドイツじゃ無理か……。それにしてもハイジは子供らしい子供だ。いや、まあ子供にしては随分反抗しないが。言動は可愛らしい。そういえば、屋根裏部屋がセーラの済んでいたそれと似ていた。せめてハリントン家の屋根裏部屋くらいは綺麗かと思っていたが。
2004/06/13第23話『大騒動』
そういえば、ロッテンマイヤーって、ゼーゼマン家の一体何ものなんだろう。随分権力があるようだが。クララよりも権力があるようなので、相当偉い人なのだろう。今回はバタバタした、なかなか面白い回だった。オルガン弾きの少年が訪ねてきたときのクララの喜び様が好印象。めっちゃ寂しい生活をしていたんだね。最後にちゃんと金ももらえて、よかったなぁ、少年。一体、あの金は、パンがどれくらい買えるだけの金なんだろう。
2004/06/14第24話『捨てられたミーちゃん』
なんかもう、蜘蛛に捕まった2匹の蝶々のようだ。クララも知らぬ間に随分ハイジに依存してきたなぁ。いい感じだ。ハイジは相変わらず子供っぽくて可愛い。汽車に乗るにはお金がいるのだよ。何をするのにもお金がいるのだよ。例のオルガン弾きの少年はまた出てくるだろうか。さりげなくいい役もらったよな、あの少年。今原作をピラピラめくってみたら、こいつ、ちゃんと原作にも登場するキャラなんだ。なるほどなるほど。
2004/06/17第25話『白パン』
来たっ! とうとう、萌え、来たっ! この回のクララはかなり萌える。絵柄も、一番初めの頃に比べて随分可愛くなったし……まさか見慣れただけ? いや、そんなそんな(^^; クララの話、最後の方泣きながら言ってるときに、ハイジが何気なく聞いていたのが面白い。でら笑った。クララは聞いてくれてないと思って、すごく悲しんでいたのに(笑)。それより何より、今回はハイジのこの一言。「クララの言うことだって、誰も聞いてくれないわ!」これは素晴らしい台詞だ。そうそう、23話でも書いたけど、クララってこの家のお嬢様の割に、ロッテンマイヤーに対して何の権力も持っていない(汗)。ハイジはとうとうそれに気付いてしまったんだね……。
2004/06/22第26話『ゼーゼマンさんのお帰り』
ゼーゼマン氏、なかなかいい人だ。この家がうまくいっていないのは、ひとえにロッテンマイヤーがハイジを嫌っているから以外の何ものでもないのだが。まあ、ハイジはロッテンマイヤーに好かれる要素を持っていないからしょうがないが。クララは本当にハイジが好きなんだねぇ。実にいいことだ。それにしても、クララもハイジもどんどん絵が可愛くなっていく気がする。気のせいだろうか。最終的にペリーヌですら可愛く見えたのと同じ類の錯覚?
2004/06/23第27話『おばあさま』
ことごとくロッテンマイヤーとは合いそうにないおばあさま、来たっ! 子供の頃に見たときは、ロッテンマイヤーはただ怖いおばさんという印象しかなかったが、やはり今改めてみると、かなり空回りしているところが面白い。微妙に憎めないキャラだ。ハイジを部屋に帰すときに、クララが、「アーデルハイド! 遅くまで何をしているのです? 早くおやすみなさい!」と、ロッテンマイヤーの口まねをしていたのがGood。
2004/06/23第28話『森へ行こう』
そういえば、すっかりハイジはフランクフルトにいるのが当たり前になってきたが、元々は山にいたんだよな(汗)。ペーターって、どんなヤツだっけ?(笑) だいぶうっすらとしか思い出せなくなってきた。ハイジとペーター、ハイジとクララ。ペーターとクララが出会う日が楽しみだ。この回は遥か昔に見た覚えがある。クララは屋敷を出たことがないんだねぇ。可哀想に。まあ、「知らないことは我慢できる」ものだから、やっぱりハイジの方が可哀想か。
2004/06/24第29話『ふたつのこころ』
見応えのある回だ。森でのことも良かったが、それよりもクララが倒れてからだな。ロッテンマイヤー、言う言う。相手がまだほんの小さな女の子だという意識はさっぱりないらしい。ハイジはロッテンマイヤーの言ったことを全部真に受けて、その小さな胸を痛めていた。が、クララはそれを聞いていたのだろう。意識が戻ってから、はっきりとロッテンマイヤーを拒絶した。そして、最後にハイジは山よりもクララを選んだ。この回は、子供たちの意識に大きな変化があった貴重な回。
2004/06/25第30話『お陽さまをつかまえたい』
ぐおー! Melbourne ZooのButterfly Houseを思い出してしまった。ガクガク(((((((;゜д゜)))))))ブルブル チョウチョは1、2匹で飛んでいるのを、遠くから眺めて楽しむものであって、うじゃうじゃいる中に入るものではない。さてと、今回はクララが苦い薬を飲むお話。もうダメぽ。俺くらいの年齢になると、いびつな想像しかできなくなる。ああ、もちろん年齢のせいであって、俺の性質とは関係ない。あー、何度見返しても萌える。このクララの苦がりよう(そんな日本語あるのか?)は、まったくもって通好みだ。
2004/06/27第31話『さようならおばあさま』
あーあ、何もかもが終わってしまったようだ。囚人に会いに来た面談人のようなもので、帰ってしまったらまた囚人生活が始まるのだな。ロッテンマイヤーは予想通りの行動をしてくれるからわかりやすい。まあ、要するに意外な行動をする人ではないと言うだけだが。クララはすごく可愛い顔立ちをしている。ずっと歩けないようなので、同じ年頃の子と比べたら、ずっと小さいのだろうな、と思うとかなり可哀想。いや、実際はどうだか知らないが。
2004/06/27第32話『あらしの夜』
うおー! 無感情ハイジ、萌え! 「あなたはまた山の話をしたり、帰りたいなどと言ったのではないでしょうね」とロッテンマイヤーが言った後の、ハイジの「いいえ」が大萌え。その後クララがドアをノックして、ゆっくりとドアの方を見たハイジの顔。もう、人形か機械のようだった。感情を排除された、ロッテンマイヤー好みの子供ができつつある。「いいのいいの、もうなんだっていいの!」投げ遣り(笑)。もうダメだなこの子。次の子供を探さないと(汗)。
2004/06/27第33話『ゆうれい騒動』
前半の感情の欠落したハイジ、萌え! すごいわ。まるでマシーンだ。「ハイジ、元気かい?」「ええ、こんにちは」「お前も幽霊が怖いのかな?」「いいえ」この辺りのハイジ、すごく可愛い♪ 表情もまったく変わらないし。っていうか、大人たち。この時点で、ハイジが変なのに気付けよ(笑)。どう見ても普通じゃないじゃん。いよいよハイジとクララが別れることになった。あまりにも唐突すぎて、でも逆にクララにはそれが良かったのかも知れないな。春に再会を約束。楽しみだ。
2004/06/27第34話『なつかしの山へ』
ハイジ来たっ! 山来たっ! 再会来たっ! 感動来たっ! あー、素晴らしい回だ。おばあさんとの再会シーンも良かったなぁ。ああいう不意打ちは良い。好きっ。はぎゅっ☆ おばあさんはきっと、もう生きてハイジと会うことはないだろうと覚悟を決めていたはずだ。なんとも素晴らしい。おじいさんとも再会来たっ! これは次回じっくりと、という感じだが、ああ抱き付いてきて、泣きながら頬をすりすりしてくれるのはポイント高い! あー、俺のところにも小さな女の子がやってきて、泣きながら頬をすりすりしてはくれまいか。
2004/06/27第35話『アルムの星空』
あー、もう、ハイジ萌え! いや、ハイジ自体はどうなのかわからんが(汗)。大きくなったらしいが、どう見てもあまり変わっていないし。むしろ、服の方が都合良く小さくなった気さえする。ベッドを作るシーンはセル画の使い回しだから、やっぱり小さいし。ともかく、ハイジの言う、「おじいさん」を、全部「お兄ちゃん」に脳内変換しながら、妹が帰ってくるところを想像してニヤニヤしていた。間違った楽しみ方かも知れない。いや、そうではないかも知れない(爆)。
2004/06/30第36話『そして牧場へ』
「萌えてる……萌えてる! ペーター、萌えてるわ!」そりゃ、ペーターだって萌えるさ。ペーターって、そろそろ中学生くらいなんちゃうんか? 相手が随分小さいからあれだが、余所の可愛い女の子が、あんなすぐそばで寝ていれば、そりゃ萌えるさ。今回は見所満点だったなぁ。最後にハイジが服を着て、「どう?」と聞いた瞬間、思わず「おんなじ……」と呟いてしまった。二人も「やっぱりハイジだ」「これでハイジになった」と言っていたが、まあそういう感じ。そういえば、アトリが高いところに登っていたが、俺はあの絶壁をハイジが登っていく方がドキドキしたよ。その内落ちるのではないかと。後、パン屋でのおんじは必見。それから、今回見ていて思ったのだが、山ではものすごく時間がゆったりと流れ、変化に乏しく、平和だが面白みに欠ける。ハイジには確かに山の方が似合うが、今思えばフランクフルト編の方が見ていて楽しかった感じ。毎日違うことが起こっていたし。
2004/07/02第37話『山羊のあかちゃん』
ちょお、ハイジすげぇ! なんか妙に難しそうな文章を、でらすらすら読みやがった。俺なんて、ここしばらくずっとイタリア語の勉強をしているが、ちっとも読めるようにならないというのに。こうなると可能性は一つだ。ハイジは実はめちゃめちゃ頭がいいのだろう。いや、比較の対象が俺ではあれだが、それにしたってすごすぎる。羨ましい。おんじが下界(汗)に行って家を見ていた。寂れた教会とか見ていたが、ああいったところに住むのだとしたらカッコいいなぁ。次回期待!
2004/07/04第38話『新しい家で』
ふむ。面白い家だ。「本当にでっかくてボロボロだ」は笑えた。ハイジは家やベッドが変わってもすぐ寝られて羨ましいな。俺なんか枕が変わるだけで寝られないというのに。それにしてもペーターは弱いなあ(笑)。ゆくゆくはハイジの尻に敷かれることになるだろう。ハイジはもう随分しっかりしてきたし。でも、基本的には少年は元気なのが多いから、ペーターみたいなキャラは貴重な予感。いよいよ学校が始まった。学校の生徒たちはみんなでハイジやペーターのことを笑っていたなぁ。それが子供ってもんだろうが、一人二人、ペーターやハイジを味方する子がいてもいいのに。
2004/07/05第39話『がんばれペーター』
おおっ。どんどんペーターがルシエン化していく。ともかく、相変わらずおどおどしているところがいい。ハイジは溌剌としているが、第1話のときから、あまり精神的成長が見られないなぁ。いや、部分部分、細かいところでは成長しているのだが。一緒に帰ったり、1等になったペーターに抱き付いたり、あれでは冷やかされるのも仕方なかろう。まあ、ペーターは働いているし、別に学校の子たちとそれほど親しくないから、別にそれでからかわれても、ハイジに慕われている方がいいだろうが。
2004/07/06第40話『アルムへ行きたい』
クララ再登場。なんだかもう、死人たちの屋敷のようだった。ハイジと会う前なら我慢もできたろうが、ハイジといる楽しさを知った後では、あの空気はクララには耐えられないだろうな。お医者さんがアルムに来るらしい。楽しみだ。しかし、お医者さんも言っていたが、この場所ではクララの車椅子が使えるとは思えないなぁ。来られなくなって、ハイジから会いに行く最終回(ォ
2004/07/10第41話『お医者さまの約束』
クララが来るらしい。あの斜面をごろごろ転がって、最後にバラバラになった桶が面白かった。クララは車椅子を使わないのか。しかし、それだとまったく歩けないから……ほふく前進だな。今回、初めてフランクフルト組とアルム組がアルムで合流したなぁ。ペーターはクララが来ることにあまり賛成ではない様子。まあ、あれだけハイジが「クララ、クララ」と言っていたら仕方ないが。
2004/07/10第42話『クララとの再会』
RIVEDERE。さあ、クララとハイジが再会したぞ。面白くなってきた。果たしてクララは何日で投げ出すかな(爆)。中と外では全然違うらしい。外側からだと壁だったが、中からだと空が見えるのだろう。ラピュタ人の知恵はまったくすごいものだ。しかし、メジロマイヤーまでついてくるとは。なんとも残念だ。まあ、ここではフランクフルトにいたときのようには振る舞えないだろうから、それほど問題ではないと思うが。
2004/07/10第43話『クララの願い』
ロッテンマイヤー、退場。ようやく子供たちの安息の時代が到来した。ってもまあ、あの人はあの人なりにクララのことを考えていたから、クララも結構大変な毎日を強いられることになるだろうて。ペーターは花を摘んできた。優しいねぇ。クララのことを好きになったのかも知れない。まあ、ハイジとは歳の差があるし、クララが歩けるようになったらペーターと結婚だな。もっとも、ペーターの家はあまりにも貧乏だから、クララとは不釣り合い極まりないが。
2004/07/12第44話『小さな計画』
ロッテンマイヤー、頑張った! 前半はロッテンマイヤーの章だな。しかし、さしもの女史も、おんじの前では赤子同然だな。クララは今のところはあまり不自由してなさそうだが、写っていないところで苦労しているのだろうか。ペーターは相変わらずクララに嫉妬しているなぁ。クララを山に連れて行く計画も、ハイジといたいためであって、決してクララのためではない。まあ、物静かな令嬢より、元気で明るい少女の方がいいわな。
2004/07/12第45話『山の子たち』
よくやったなぁ、ペーター。自分と同じくらいの歳の子を背負うってことは、まあほぼ自分と同じくらいの体重の子を背負うってことだ。クララは同年代の他の子と比べたら随分軽いだろうが、ペーターも同年代の他の子よりずっと粗末なものしか食べていないから、条件は同じか。大したもんだ。ハイジへの愛だな(笑)。まあ、決してそれだけでもなさそうだが。ロッテンマイヤーはなかなか変わってこないなぁ。まあ、この環境にいればその内丸くなるだろう。
2004/07/18第46話『クララのしあわせ』
ギターの弦を張り替えながら見た。ペーターは優しいねぇ。まあ、自分のためってのもあるのだろうが、それにしてもあんなものをこしらえてくるとは。メジロマイヤーは、随分寛容になった模様。それにこの人、やっぱり本当にクララを愛しているのだなぁと思う。ただ、愛し方が厳格すぎて、子供にはちょっとつらいんだね。ハイジは……あれ? この回って、ハイジって出てきたっけ?(汗) 最後の、おばあさんとクララのシーン、好き♪
2004/07/18第47話『こんにちわおばあさま』
張り替えたばかりのギターの弦を張り替えたから、捨てるのがもったいないその弦を、別のギターに移植するということをしていたら、内容がほとんど頭に入らなかった。うぐぅ。とにかくおばあさまが見えて、クララがすごく元気になって、立てるかも知れない。ロッテンマイヤーさんがとうとうフランクフルトに帰って、おばあさまはしばらく残る、と。さあ、いよいよクララが立つ最終章へ突入だ!
2004/07/18第48話『小さな希望』
弦の移植手術は成功した。いつこういうことがあるかわからないから、常に予め長めに巻き取っておくといいかも知れないな。さて、今回、クララが立った。確かに俺も見た。びっくりした。それどころか、牛に追いかけられて走って逃げた! 小川をジャンプして飛び越えた後、木に登った。もう完治だな。しかし、クララは覚えていないらしい。まあ、必死にしたことだからしょうがないな。また立てなくなってしまったが、もう時間の問題だろう。
2004/07/20第49話『ひとつの誓い』
前半の、ベッドの中でクララが弱気になっていたのをハイジが励ましていたシーンが印象的だった。普通、ああいう時は、根拠がない限り、内心「どうかなぁ」と思いながらも、相手のために「大丈夫」と言うが、ハイジは心の底から大丈夫だと思っていて、それをまったく疑っていない。すごいなぁ。まあ、ハイジはハイジなりに根拠があったのだろうが。最後はパーティー。見ていた子供たちも参加したが、あそこに居合わせなかった子は、翌日友達から話を聞いて、「うわ、俺も行きたかった!」と悔やむのだろう(笑)。
2004/07/21第50話『立ってごらん』
名シーンキタ━━━━━━━━(´∀`)━━━━━━━━ッ!! そうか、このシーンはこの回だったのか。もっと最終回に近いところだと思っていたから、これは不意打ちだった。いやはや、やはりこのシーンは素晴らしい。うーん、素晴らしい。しかし、あれでクララが立てなかったら、それこそ悲劇だったな。まあ、「さっきはごめんね」で終わるとは思うが。ところで、バターはどうなったんだ? バター(笑)。ちょっと見てみたかったが。
2004/07/27第51話『クララが歩いた』
クララが歩いた! 良かった。車椅子を引っ張り出してきた日には、もう最終回までに間に合わないかとさえ思ったが、車椅子がちょうど運良くバラバラになってくれたおかげで、なんとか間に合ったようだ(笑)。それにしても、今回はクララの心の葛藤の回。表情と間だけでクララが何を思っているのか察しなければならないから、かなりクララの気持ちになって見てしまった。
2004/07/27第52話『また会う日まで』
最終回! う〜む、美しい終わり方だった。さくさくクララを帰してしまって、山での余韻を楽しむというか、希望に満ちた瞳でクララを待つ時間を長く取ったのは好印象。また、一度だけだったらクララのシーンも描いて、ロッテンマイヤー女史の印象を良くしたのもよかったね。さすがのおばちゃんも、クララが歩けるようになっては、アルムの山を良く思わざるを得なかったか。ともかくいい終わり方だった。
2004/07/27■『アルプスの少女ハイジ』の全体を通しての感想
さすがにハイジが幼すぎて萌えはなかったが、ストーリーは良かった。萌えがなかったのは、絵柄の問題もあるかも知れない。作中でハイジは随分成長したはずだが、絵はほとんど変化なかった。アンやジュディは、作中で歳の分だけ絵も変わっているが、ハイジはなんつーか、子供のままでちょっと残念。いや、別に大人びて欲しいわけじゃないが、もうちょっと大きくなってもよかったかなと。

ああでも、クララは可愛かったな。登場時はなんだか萌えない絵だったが、最後の方は実に可愛くなっていた。あれはなんだろう。作画が上手になったのか、それともやっぱり山に来て元気になったから、笑顔も映えて印象が良くなったのか。そういえば最初の方でデーテにささやかにはまっていたが、最後は音信不通になって終わったなぁ。一体どうなったのだろう(笑)。

ストーリーに関しては、途切れなく面白かった印象。具体的にどう、ということはそれほどなかったが。第36話の感想で書いたが、『ハイジ』としては山での生活の方が似合うが、物語としてはフランクフルト編の方が面白かったな。今ちらっと感想を読み返していて思い出したが、そう言えばフランクフルト編では結構萌えもあった印象(ォ

キャラクターに関しては、クセはあっても基本的にはいい人ばかりで良い。ロッテンマイヤーは、小さい頃の印象では単に「怖いおばさん」だったが、今見ると本当にクララを愛しているんだなぁと思う。もっとも、愛し方はいささか独善的だったが。あとさりげにいい役が、ペーターのおばあさんかな。この人のおかげで、ハイジが町へ行ってしまった時の悲壮感がいっそう増した(笑)。

これは本当に大人から子供まで楽しめる名作。でも、一般人に、「俺今、『ハイジ』見てるんだよね。あれはすごいいいよ」などと言うと、思い切り引かれるが……。こういう場所でならいいが、世間的にはやはりアニメとか見てるとオタクというイメージらしい。まして『ハイジ』は「小さな子供向け」というのが定説で、いずれにせよ大きな声で言えない。この辺が、どうにも日本でのアニメの普及の仕方が悪いか、一部のアニメオタクがアニメファン全体の印象を悪くしている予感。

ストーリー ( 内容やテンポ、感動したかなど )★★★★★
キャラクター萌え度 ( 絵や声、性格、言動など )★★★☆☆


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