- ■ 帰国
- 7月12日 7時40分
- 出発準備完了。
今朝は5時くらいに起きて目が冴えてしまったが、もうどうせ後は寝るだけだからと気楽に過ごす。
7時前にナンバープレートを撮りに行ったが、新しい州は1つしか増えなかった。
隣のセブンイレブンでパンとバナナ購入。驚くほど見事に小銭がなくなったが、全部出して店員さんに任せたから、本当にぴったりだったのかは不明。
せっかくなので、空港では小銭が出ないようにカードを使おう。
無風で、駐車場の水たまりに映った景色がとても綺麗だった。
特にセブンイレブンに行くつもりも、朝食を買うつもりもなかったのだが、散歩のついで行って正解だった。
- 7時50分
- バスの中。昨日の雨が嘘のような快晴。
まだまだこれから、旅行2周目に行きたいくらいだが、帰らなくてはいけない。そうしてまた次の旅に繋げていく。
バスの中は談笑の声。初日から、こうしてだんだん皆が仲良くなっていくのも、ツアーの醍醐味かなと思う。
今回も連絡先を交換するような出会いはなかったので全員一期一会になるが、それもまたありかと思える程度には一人でのツアー参加に慣れてきた。
- 9時50分
- フェニックス空港。保安検査を終えて、出発ゲートのロビーにいる。
今回は一週間お世話になった現地ガイドさんが良すぎて、別れがとても寂しい気持ちになった。
フェニックス空港。
- 11時00分
- 空の上。滑走路が混んでいて、少し出発が遅れたように感じた。
左側3列の真ん中だったが、左隣がいなかったことと、通路側の外国のおじさん(ここでは自分が外国人だが)の希望もあり、窓側に移動。
足が窮屈だが、せっかくなのでアメリカの大地を窓の外に楽しみながら乗っている。
ただし、サンフランシスコから羽田はなんとか窓側を回避したい意向。満席っぽいから難しそうだが。
こういう飛行機からの写真、好きなのだが、滅多に窓側に座らないので珍しい。
- 13時40分
- サンフランシスコに到着し、羽田までの飛行機のチェックイン完了。
保安検査が怯む列になっているが、フェニックスで買った水がまだたっぷり残っているので、朝セブンイレブンで買ったパンを食べながらこれを書いている。
今回のツアーは毎回平均年齢が60を超えるクラツーには珍しく、新婚さんが2組も参加して、いつもとは違う雰囲気の旅だった。
あまり交流はなかったが、若い二人を微笑ましく眺めていたのだが、1組のご夫婦がフェニックスで保安検査を通った後にパスポートを失くすアクシデントが発生。
最終的には見つかり、翌日の便で帰って来られるとのことだったが、残念ながらフェニックスでお別れになってしまった。
まだ現地ガイドさんが向こうに残っていて対応してくれたらしく、それは不幸中の幸いだった。
本当に、パスポートだけは気を付けたい。
なお座席だが、窓側から、行き同様真ん中の真ん中に変えることができた。
どうせ出る時に人を押し退けなくてはいけないなら、真ん中3列の真ん中は良席だと思う。
サンフランシスコまでの車窓に、グランドキャニオンのようなものが現れた。改めて地図を見たら、北回りなら真上を飛んでもおかしくないか。
サンフランシスコ空港近くの、海がカラフルなゾーン。
- 15時00分
- 保安検査を通り、アンケートを書いていたら、搭乗まで1時間を切っている。
空港って、色々な手続きをしていると意外とあっと言う間に時間が過ぎる。
今回も小説を2冊用意したが、1ページも読まずに終わりそうだ。過去にそういうことはなかったのだが、今回はこうしてiPadに記録を残すことに時間を使っているからだろう。
そういえば今回、参加者25人中、半分以上、むしろ3分の2くらいが、ビジネスもしくはプレミアムエコノミーだった。値段を聞いたら確かにお得感はあったが、それにしてもこの比率は初めてだ。
ちょっと男性陣はクセの強い人が多かったが、一部の人を除いて概ね食事の席は話が弾んでいたし、人間絡みの大きなトラブルもなく、楽しい旅だった。
帰りのJAL。
- 日本時間 7月13日 18時20分
- 機内。到着まで残り30分。出発してすぐアナウンスがあったが、予定よりも早く着く。楽勝で名古屋まで帰ることのできる時間だが、今日は羽田泊まりだ。
座席は丁度添乗員さんが左斜め前の通路側で、変わる提案をしてくれたため、有り難く変わってもらった。中央列の通路側はものすごく楽だ。
機内で、持って来ていた『ビブリア古書堂の事件手帖』を読んだ。思った以上に面白かったので、確か続きが出ていたはずだから読んでみたい。
他には寝る努力をしたり、寝たりしていたら、時間が過ぎていた。これからホテルに入って寝るから、別に機内で無理に寝なくてもいいというのは気が楽だ。
最初の機内食で赤ワインを飲んだ。食事の後に眠剤を飲む予定だったが、クロアチアの帰りにアルコールと一緒に服用して、機内のトイレで吐きまくって死ぬかと思ったのでやめておいた。
少しずつ、機内の過ごし方レベルも上がってきている。
あと、今回得た知見として、ウインドブレーカーはエアコンにも効果的ということだ。
他のツアー客から教わったのだが、確かに観光用に持参したウインドブレーカーが機内で大活躍した。もっとも、それなしでも十分温かい格好をしていたので、暑過ぎて今は着ていないが、また今後に活かしたい。
機内食。
行きは見られなかったフライトマップ。
- 21時50分
- 羽田空港のファーストキャビンにいる。こんなに広いカプセルは初めてだ。
夕飯はラーメンの予定だったが、第1ターミナルのラーメン屋はほとんど20時までだったので、1階のカレー屋にした。
荷物を受け取った後は、いつも通りあっさりした別れだった。まあでも、それでいいのかな。
きっと人生とは、そういう一期一会を繰り返していくのだと思う。
ファーストキャビン。便利すぎる。
- 7月14日 8時10分
- 最後のフライトの機内。ドアが閉まったところ。
ファーストキャビンは快適だった。羽田のチェックインカウンターまで2分というのがまた良い。ただし、奥のカプセルだったから、トイレが遠かったな。3回もトイレに行った自分には大事な要素だ。
もうなかなか羽田空港で泊まることはないと思うが、あったら必ず使いたい。
ちなみにセントレア便、満席に近い状態。窓側席で天気が良く、撮影を楽しみにしたかったが、真横に翼。ぐぬぬ。
今日は富士山が綺麗に見えそうな気がするが、そもそも左側からでは見えないかな。
最後のセントレアまでのJAL。
- 10時30分
- フライトも終わり、バスに乗っている。
金山でラーメンでも食べようと調べていたら、軒並み11時からだったので諦めた。
さて、いよいよこの旅行記も最後だ。
割と書き尽くしたから特にないのだが、とにかくこのiPadは役に立った。いつもは聞き流して終わりのガイドさんの話を書き留めたり、数日経ったら忘れそうなエピソードを残せたり。
今後もiPadは活用したい。
そうそう、機内から富士山見えた。思ったよりも飛行機が北を飛んでくれた。
南向きで眩しい上、冠雪のない黒い富士山だったが、やっぱり富士山見るとテンションが上がる。
自分にとってはセドナ以上のパワースポットだ。
腹が減ってきた。家も近付いてきたので、これで旅行記は終了とする。
最後に富士山。
帰宅後に撮影。先に掲載したグランドキャニオンTシャツを除く、今回の購入物。