- ■ 空港へ
- 最終日、基本的には帰るだけだが、少しだけ観光がある。本当に少しだったが。
まず、出発してすぐ金銀製品の店に。本ツアーで3つめの土産物屋になる。
30分以上時間が取られたが、まったく興味がない。この時間でもう一度ハンハリーリに行きたかったという声も聞かれたが、この店で買った人も何人かいるのでやむを得ない。
空港へ行く途中に、ムハンマド・アリ・モスクに立ち寄る。これは城壁の中にあるのだが、中には入らずに外で10分ほど。本当に立ち寄っただけだ。
すぐ近くというか併設なのか、軍事博物館があって、もし自由時間が15分あればダッシュで中を見てみたかったが、存在に気が付いた時すでに残り5分だったので諦めた。
2016年、イタリアはサン・レオの古城で、ツアー客の中で自分一人だけ9ユーロ出して中に入り、短い時間で写真を撮りまくったのを思い出す。ここまで来たら入場料など惜しくないので、5分でも10分でも中を見てみたかった。
バスに戻ると、物売りがバスに群がっていた。まだ50エジプトポンド残っていたので、一旦バスに乗ったが、降りてTシャツを持っていた少年に話しかける。色落ちしなさそうな薄い色のTシャツを50ポンドで売ってくれと言ったら、さすがに断られた。じゃあいいやとバスに戻ろうとしたら、持って行けと言わんばかりにTシャツを突きつけられたので、無事にすべてのエジプトポンドを使い切った。
朝食。ラインナップは守りに入っている。
金銀製品の店は退屈だったので、そこら辺を撮っていた。
ムハンマド・アリ・モスク。中に入りたかったが仕方ない。モスクより、軍事博物館が気になる。
群がる人たち。中央の少年の左腕にかかっている薄い色のTシャツを購入した。
- ■ 帰路
- カイロ空港に戻る。ついさっき来たばかりの気分で、実際に丸二日しか経っていない。
現地ガイドさんと別れてチェックインカウンターへ。座席はどうにもならないが、添乗員さんが全員の座席を確認した上で、二人組は隣同士、一人の人は真ん中にならないよう席を入れ替えてくれた。これは見事だった。
おかげで自分も、アブダビまでは窓側、アブダビからセントレアは中央シートの通路側で、しかも隣は二人組なので場所を空ける必要のない座席になった。本当に有り難い。
西向きの旅は行きが長くて帰りは短い。アブダビまでは窓から写真を撮りつつ、隣同士になった同じツアー客の人が見ていた『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』という映画を見る。冒頭はとてもエジプトっぽかったが、すぐに思ったのと違う雰囲気の映画になってしまった。
あっと言う間にアブダビへ。持って行った小説を読むなどして時間を潰し、いよいよ最後のフライト。行きは機内に15時間もいたが、帰りは順調なら12時間弱。とても短く感じる。
映画の続きを30分ほど見てから、寝る。機内食はカイロからアブダビまでの便で食べたので、パンを食べるだけにとどめる。
3時間ほど寝られたようで、随分楽な体感で北京へ。乗客が入れ替わり、また機内食が出るが、パンだけ食べる。
北京から3時間でセントレアへ。時間もそうだし、座席もそうだし、帰りという気楽さもあって、帰りは本当に楽だ。
いつものようにツアー客とあっさりしたお別れをして解散。こういう一期一会の出会いも悪くない。今回は短いツアーだったので、あまり会話ができなかったのは残念。他のツアー客の旅の話を聞くのもツアーの醍醐味なのだが。
ということで、現地2日のエジプト旅行終了。現地の観光時間より飛行機の方が圧倒的に長いツアーだったが、天気にも恵まれたし、ツアー客もいい人ばかりで良い旅だった。
ついさっき入国したばかりだが、もう空港に戻ってきた。現地2日はさすがに短い。
アブダビまでは窓側にしてもらったのでパシャパシャ。
Eilat。エイラート。後から調べた。
西日。露出アンダーとWB曇天であざとい撮影。
フェラーリ・ワールド、らしい。
アブダビ空港。今回、最後に飛行機を撮っていないし、機内食は食べていないし、帰国してからも撮っていないので、これで終了。