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■ マナローラ
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ラ・スペツィアの方に駅を2つ戻ると、マナローラという街に着く。
ここはヴェルナッツァよりさらに小さな街で、ガイドさんと一緒に景色のいい撮影スポットまで一緒に行き、大体駅に戻る程度の自由時間が与えられた。
その景色。まあ、「マナローラ」で画像検索したらよく出てくるものだが、現地で風を感じながら見ると格別である。
写真では限界があるとはいえ、せめてもう少し広角で撮りたかったかな。
今回、18-135mmの他に、17-50mmも持参していたが、一度も交換しなかった。クロアチアに行った時、頻繁にレンズを交換していたら、センサーにゴミが付着して面倒なことになったのと、広角より望遠側が欲しいことの方が多いこと、交換している時間がもったいなかったなどによる。
ぶらぶらと駅に戻る。海では子供や大人が海で泳いだり飛び込んだりしている。水は苦手なので、自分もしたいとは思わないが、楽しそうだ。
適当に入った店でトートバッグが欲しくなったが、あまり悩んでいる時間がなかったのでスルーした。
ラ・スペツィアのCDといい、ツアー初日で決断力が鈍っていたのかもしれない。
高いところから撮った街の様子。本当に小さな街だったが、ここはもう少し自由時間が欲しかった。
最初に書いた通り、チンクエ・テッレに興味を抱いて行き先を南イタリアから北イタリアに変えた経緯がある。
行ってみてどうだったかと言われると、期待したほどではなかったというのが正直な感想。
ツアーで慌ただしく回る街ではないかな。個人旅行だったとしても、一人では退屈してしまうだろう。
ツアーの最後に、他の参加者が「チンクエ・テッレは一ヶ所で良かった」と言っていた。自分は2つ行けて良かったとは思うが、いつか他の3つも行きたいかと言われたら、まあいいかなと思う。
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■ ジェノバ
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ラ・スペツィアに戻り、現地ガイドさんと別れ、一路ジェノバへ。
先に書いた通り右側に座っていたのだが、ジェノバの港は左側。その写真が無いのが悔やまれる。
ジェノバの少し手前で撮った車窓。なんだか妙に綺麗に撮れた。
さてジェノバ。写真のタイムスタンプを見ると、バスを降りたのが18時のよう。
確かレストランが19時だから、バスに18時45分に戻ってくるよう言われて解散になったと記憶している。
解散と言っても、添乗員さんがガリバルディ通りとコロンブスの家を案内してくれるというので、ガリバルディ通りはついていくことにした。
なんだか次から次へと好きなタイプの建物が出てくるので、限られた時間で写真を撮りまくる。どれが何だかよくわからない。
適当なところで切り上げて、他の参加者を追いかけるようにフェラーリ広場に向かう。
とにかく駆け足。
像。なぜ頭に鳥が乗ると、こうもバカっぽくなるのか。
この後、コロンブスの家で他の参加者に追いついた。
添乗員さんの解説を聴いてから、再び皆と離れて急ぎ足でふらふらする。写真はフェラーリ広場近くの教会。
バスに戻ったら、確か自分が最後だったか、最後から2番目だったか。
決して集合時間に遅れたわけではないのだが、他の人たちは結局全員団体行動していたので致し方なし。
レストランへ移動。食事はジェノベーゼパスタ。これがまた美味い。幸せである。
ホテル着が20時半で、部屋に入ったのは21時頃。
せっかく今回のツアーで唯一市街地にあるホテルだが、もう外に出る元気もなければ、そういう時間でもなかった。
最終日近くに他の参加者の話を聞くと、このジェノバの自由時間の短さを挙げている人が多かった。ジェノバに来て港を見る時間が無いというのはいかがなものかと。
元々自由時間は短いと注意書きがあるような旅なので、そこは仕方ないと思うが、改めて地図を見ると、他の誰かが言っていた通り、「ミラノ→ラ・スペツィア→ジェノバ宿泊→パルマ」という行程はあまりにもロスが多い。
事実、翌日200kmほどパルマの方に来た道を戻っている。
ミラノ→ジェノバ→ラ・スペツィア→パルマという、ロスの無い行程は組めなかったのだろうか。
そういえばこの夜、ホテルの浴槽で頭を洗っている最中、背中に蛇口が突き刺さって負傷した。
結局毎日、帰国してからもしばらく絆創膏を貼る事態になったが、大事には至らなかった。