■ クリーンビクトリアマーケットと豪快な朝食

 随分歩くと、ようやくマーケットに辿り着いた。まずは画像。


 そうそう。この写真を見てわかる通り、この日はあまり天気が良くなかった。フェイリン、ちょっと疲れ気味だが、雨は降ってなかったのでこれでも十分。ただし、少々薄着をしていたため、とにかく寒かった。
 後の話になるが、結局マーケットを出てから、動物園に行く前に一度服を取りにホテルに戻っている。この時使用したトラムは55番。ホテルもマーケットも動物園も、すべてのこの55番でOKである。


 マーケットの中の様子。食料品のコーナーももちろんあるが、ここでは雑貨の露店の風景を載せてみた。
 このマーケット、相当な数の店がある。結局一通り全部見て回ったが、なかなか見応えがあって面白い。もっとも、小生もMichaelも何も買わなかったけれども。
 さて、朝飯だ。小生もMichaelも随分腹が減っており、そろそろ限界を感じ始めていた。そこで、Jの位置だったかどこかに2軒ある内の、片方の店に入った。選んだと言うよりは、店員の若いお兄ちゃんと目が合って、入らざるを得なくなった、というのが正解。


 Klein氏がいない状態での、2度目の食事である。
 ここは苦戦した。しかし、何度も対話を試みる内に、どうやら朝食のセットメニューがあるということがわかる。そこには、2切れのパンと卵とベーコンがついてきて6ドルだったか何か。詳しい金額は覚えていない。
 後、飲み物も聞かれたから答えたが、これは別料金だった。
 店では兄ちゃんが本当に陽気なヤツで、何度か気さくに話しかけてきてくれたが、例のごとくわかったのは出身地を聞かれた質問だけ。ただ旅行するだけなら、我々のような素人でも何とかなるが、やはりより楽しむにはもう少し勉強が必要だ。
 ちなみに、出てきた料理は、2枚のトーストの上に、パズーとシータが食べていたヤツみたいに、上に目玉焼きが乗っており、大量のベーコンが添えてあるだけという、豪快な食べ物。初めは美味いが、だんだん飽きてくる。