■ はじめに

 5月まで海外旅行はおろか、国内旅行もあまり行っておらず、今年はもう海外には行かないかも知れないと考えていた。
 ところが、旅行会社の広告を見て行きたくなったのか、行きたくなったからその広告に惹かれたのか、突然海外に行こうと考えた。
 気になったのは、HISの中欧3ヶ国を巡る6日間のツアー。中国の飛行機を使うので20万円台ととても安く、世界遺産を効率よく巡る。
 もう一つが、同じくHISのドバイ・アブダビ5日間。シャトルバスで関空に移動した後、直行便でドバイに行く。
 しかし、検討した結果、前者はあまりにも忙しく、移動ばかりなのと、やはり中国の飛行機でロングフライトは避けたい気持ちがあってやめた。
 また後者は、9月より7月の方が2万円安かったが、7月のその日程は行けず、結果的に9月の代金が高く感じてやめた。あと、調べたらやはり夏のドバイは暑すぎて行くべきではないとも書いてあった。

 ツアーは没にしたが、海外へ行く熱が冷めたわけではなく、元々行ってみたかったシンガポールを調べてみた。
 すると、シンガポール航空の公式サイトで往復6万円台だった。
 最初、片道の値段かと思った。シンガポールって、だいぶ前は10万円くらいしたと思うし、少し前に調べたら大韓航空で韓国に行くのですら、片道3万円以上した。もちろん、ANAやJALで北海道や沖縄に行くよりも安い。
 後のことは後で考えるとして、とりあえず押さえるかと、5月上旬、ひと月後の航空券を押さえる。
 名古屋からシンガポールの便は、行きは名古屋10:25発、チャンギ空港着が現地時間の16:00。時差1時間で、6時間35分のフライト。
 帰りは真夜中の1:20発、名古屋到着が9:00。6時間40分のフライト。去年の秋のベトナム・カンボジア旅行の時点ですでに痛かった腰(正確には尾てい骨のところの痛み)はまだまったく治っていないが、6時間半程度のフライトなら耐えられるだろう。
 予約は最も安い、変更不可のコースにしたが、2,000円ほどで座席の指定が出来たので、中央列の通路側を選択した。この時点で隣がいない席を指定したが、行きも帰りも当日まで隣はおらず、帰りは後ろもいない席にしたが、こちらもそのままだった。
 ツアーだといつも、座席がどうなるのかハラハラするし、海外の空港だと一度決められた座席が変更してもらえることもないので、座席指定が出来るのは本当に有難い。

 ホテルに関しては、ハワイの時同様、楽天トラベルで検索したが、そこで出てきたHotel Mi Rochorという安いホテルに決めた。
 念のため、使ったことはなかったがAgodaでも検索してみたら、金額はほぼ同じくらいだった。1泊14,000円。
 ところが、楽天トラベルの方はよく読むと税金・サービス料は除かれており、Agodaはトータルでそのくらいだったので、Agodaで予約した。
 ちなみにHotel Mi Rochorは、ホテルからのアクセス・清潔さ・サービスと金額のバランスがとても良かったので、次回行く時もここでいいかなと思えるホテルだった。


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