■ 台北当代芸術館

 9月15日、日曜日。
 ひとまず7時半に起床して、8時頃ホテルのバイキングで朝食を摂るが、自分たちの他には誰もいなかった。朝はみんなのんびりなのかもしれない。


 朝食は美味しかった。とても日本人好みの味付けで、特にナゲットが美味しかったが、翌日はポテトになっていた。
 この日の主目的は九份だが、夜景が見たいことと、昨日淡水で充実度の割には2時間しかいなかったことを考えると、九份到着は15時か16時くらいでいい。
 そこで、とりあえず朝一番に宝蔵巌国際芸術村に行き、昼に小籠包を食べてから九份に行く計画を立てていた。
 ところが、朝9時。まさかの雨。しかも土砂降り。


 宝蔵巌国際芸術村は場所も遠い上、主に徒歩で回るところだったので、翌日行こうとしていた屋内の台北当代芸術館に行くことにした。
 本当はここは台北駅から近いので、翌日48時間券が切れる頃に行こうとしていたのだが、仕方ない。
 ちなみに、台北当代芸術館は翌月曜日は休みだった。宝蔵巌国際芸術村も結局月曜日は定休日らしく、今回の旅行では行けなかったのだが、台北当代芸術館の方が優先度が高いので良かった。事前の調査不足。台湾は土日月で行くより、金土日で行った方が良さそうだ。

 ホテルの向かいのセブンイレブンでRichardが傘を買ったのだが、2017年に買ったicsh2.0を無事に使うことができた。
 台湾の歩道はアーケードというか、ビルが雨の当たらない構造になっている部分が多いので、それを上手に使って中山駅へ。


 台北当代芸術館は10時からだったので、開館を待って10時に入った。なお、何人か並んでいた。
 館内は撮影は大丈夫だが、荷物はロッカーに預ける。
 こういう美術館・博物館系はRichardとはペースが違うので一人でふらふらっと眺めて、1時間ほどで外へ。本当はもう少し見て回りたかったが、一度2階から1階まで来たら係員に止められて戻れなかった。


 一人で中山地下街に戻るも、11時にもなってまだあまり店が開いていない。歩いていたらRichardからLINEが来たので、台北当代芸術館に近い出口に戻って合流した。




■ 四四南村

 まだ土砂降りだったので、マンゴーかき氷の実績を解除するべく、中山駅近くの21街冰棧に入った。
 ふわふわなかき氷が新食感。結構ボリュームがあった上、そんなにも腹は減っていなかったが、あっさりと平らげられた。


 食べている最中に日本人女性の3人組が来て、3人で1つを食べていたが、物足りなかったのではなかろうか。あるいは、写真が撮れればそれで良かったのかも。
 店内で次の行き先を考えた末、台北101近くの四四南村というところへ行ってみることにした。
 中山からは、赤色のMRT1本で行ける。幸いにも駅を出たら雨は降っていなかったので、地図を見ながら四四南村へ。
 構造がよくわからなかったので、周囲をグルッと回って写真を撮ってから、中をちらっと散策する。


 今調べると毎週日曜日はフリーマーケットが開催されるとのことで、それらしいものを準備していたが、まだやっていなかった。もう13時くらいだったが。
 雨も降ってきたので台北101に退避。ここはイオンというよりデパートだな。2年前も同じような感想を抱いた気がする。


 台北101というと、スターフライヤーの特典で、展望台の入場が一人無料だったのだが、今回の旅行でも結局行かなかった。
 特にやることがなかったので、台北101を少しだけ歩いてから、西門へ移動。いよいよ九份を目指すことに。