2004/05/15 | 第1話『マシュウ・カスバート驚く』 |
うおぉっ! なんかよくわからんが、すげぇ。まずOP曲とED曲だが、聴き始めは「なんじゃこりゃー!」と思ったが、聴き終わる頃にはどちらにも、妙にクセになりそうな何かを感じた。次も両方聴こう。アンについて。アンは声がルシエンだから、一体どんなんだろうと思ったが、なんだ、とてもいいじゃないか。好印象。性格的なところでは、(セーラ×1+ジュディ×2+ポリアンナ×3)÷6くらいかな? 絵柄だが、可愛いのだが、目の付け根って言うの? 鼻の上のところが、隈みたいに色が濃くなっているの、あまり好きでなかったりする。だからケイト・ポップルにはまれなかった。今回それが解消できれば、アンと同時にケイトも可愛いと思えるかも知れない。マシュウもなかなか面白いキャラだったな。後特筆すべきはナレーション。今までにないタイプだ。というか、全体的に、今まで見てきたどの作品とも違う雰囲気。楽しめそう。P.S.喜びの白い液。 |
2004/05/16 | 第2話『マリラ・カスバート驚く』 |
なんだこの曲(汗)。宣言通りOP曲もED曲も聴いたが、どっちもなんかすげぇなぁ。なんか、大袈裟なクラシックみたいだ(笑)。早くもクセになってきた。今回もまたなかなか面白かった。第1話よりいけたな。二人の前で泣き出したアンは、なんか素人の演劇を見ているようで、わざとやっているのかと錯覚してしまったが、ベッドで泣いていたアンには、さすがに同情した。「どうして『よくおやすみ』なんて言えるの? あたしにとって、今夜みたいなひどい晩は初めてだとわかってるのに!」あと、着替えていた時のアン、萌え。いや、着替え自体が萌えなのではなく、シチュエーションだな。そう言えば、バリーさんの家には、ダイアナという名の11歳くらいの女の子がいるらしい。どんな子だろう、わくわく。ああ、でも次回でアンは孤児院に帰されてしまうから、ダイアナは出て来ないかも。残念! |
2004/05/17 | 第3話『グリーン・ゲイブルズの朝』 |
すごい曲だ……って、なんか曲の話ばかりしている。3話連続でOP曲とED曲を両方全部聴いたのはこれが初めて。さてと、今回は朝食の時のナレーションが良かったな。「食事の間、アンは黙り続けた。それがあまりに素直で徹底していたので、マリラはかえってイライラした」別に反抗的なわけではなくて、純粋に素直なんだろうな。実際、前の日の夜に癇癪を起こしたくらいで、意図的に反抗はしていないし。しっかし、女の子チックな作品だ。まあ、こういう作品があってもいいとは思うが、これはむっちゃ気に入るか、あんまり好きになれないかのどっちかにきっぱり分かれそう。少しアンの思考についていけないところがあるので、ちょっとやばめ。ダイアナ登場による一変を期待……って、次回、孤児院に戻されて第1部完か。 |
2004/05/18 | 第4話『アン・生立ちを語る』 |
ダメだ。何度聴いても笑える、このED曲。なんでこんなに大袈裟なの(笑)。あと、オープニングだが、最後の方で空飛ぶ馬車を立って操るアンを見ていると、どうもデュラハン系のモンスターを想像してしまう。4話連続で両方見たなぁ(笑)。さてと、今回も色々と名言が飛び出したなぁ。「もしバラがブタ草とかアザミという名前だったら、今みたいに素敵でなくなると思う」はもっともだと頷いた。「これでまた希望がひとつ消えたわ。あたしの一生は完全に『うずもれた希望の墓場』だわね」俺もがっかりするたびに多用してみるか。俺的には前半が好きだが。ケイトに「そんなことない」と元気づけてもらうといい。しかし、アンの生い立ちを聞いていて思ったのだが、こういう状況だと、空想していなくちゃやってらんねーんじゃないかな? セーラも同様。現実的な人間は、あまり不幸だと思ったことがないんじゃないだろうか。 |
2004/05/19 | 第5話『マリラ決心する』 |
でらおもしれー、こいつ。ようやく人間くさい女の子が出てきたなぁ。ジュディもなかなかだったが、ここまで露骨に拗ねたりふてくされたり反抗したりする子はいなかった。素敵だ。同時に、発想の豊かさがまたすごい。日曜学校で覚えた言葉をスラスラ言ったりするところを見ると、相当賢いようだが、この空想力もその賢さから来るものだろうか。俺なんかも、いもしない想像の女の子に萌えたり、自分の頭の中で妹を作ったりする素晴らしい空想力を持っているから、相当賢いのだろう。互角だな、アン(嘘)。今回は、スペンサー夫人の家から帰る馬車の上で、表情をコロコロ変えていたアンと、最後のお祈りシーンに強く萌えが感じられた。そういえば、あの花が咲き誇ったり、ひらひら舞い落ちる演出はなんとかならないものか。微妙(--; |
2004/05/20 | 第6話『グリーン・ゲイブルズのアン』 |
| | 実は今まで、次回の予告はほとんど見ていなかったのだが、この作品は毎回エンディングを見ているので、毎回次回予告を見ている。閑話休題。今回、かなりすごいわ。本棚のケティ・モーリスの空想は、精神がテンパった上にデンパったとしか思えない。いい感じ。でも今回の傑作の台詞は、俺的にこれ。「とても勝てない誘惑に出会ったら、おばさん、どうする?」なんか、台詞が一々劇調だよな。笑える。左はコーデリア・フィッツジェラルド姫。でかい十字架だ。今のところ、アンは姫って柄じゃないな。ああ、そういえば今回、姫って柄の子が紹介されていたなぁ。ダイアナはとても綺麗な子らしい。目も髪も黒くて頬はバラ色、その上利口で気立てがいいらしい。話通りなら姫の素質がある。名前といい。 |
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2004/05/21 | 第7話『レイチェル夫人恐れをなす』 |
出来の良い回だ。怒ったり、泣いたり、笑ったり、演技したり。こいつ、かなり面白いかも。「今、一生この部屋で過ごす覚悟をしていたところなの」が俺的傑作。でら笑える。ところで、マシュウの声優さんは、ラピュタのポムじいさんかと思ったら、そっちじゃなかった(謎)。雰囲気がそっちっぽかったから。「でもあたし、おじさんのためなら何でもするわ。おじさんが本当にそうさせたいのなら」が俺的に萌え。萌え度が87%に達した。喜びの白い液が吹き出るぞ? しっかし、丁寧な口調で喋る子供だよな。ルーシー・メイもそうだったが。すごく丁寧なんだけど、ことごとく子供っぽいところが不思議だ。難しい少女。 |
2004/05/22 | 第8話『アン日曜学校へ行く』 |
「胸をふくらませるのが、今とてもはやってるのよ。あたし、ふくらんだ胸でいるだけで、嬉しくってぞくぞくっとすると思うわ」「どっちにしても、ふくらんだ胸なんておっかしな格好じゃないか」う〜む。「クラスには他に女の子が9人いたけど、みんだふくらんだ胸をしていたの。あたし、自分の胸もふくらんでいると想像しようとしたけどダメだったわ。(中略)本当にふくらんだ胸の女の子たちに囲まれると、そんな想像するの、とても難しいの」う〜む。胸か……。次回、いよいよ登場するダイアナさんは、ふくらんだ胸をしているのだろうか。う〜む。なにかこの感想は、とても大切なところで間違えている気がする。なんだろう。ちなみにアンは、他の女の子に比べるとだいぶふくらんだ胸をしていると思うが。セーラもぺったんこだったし、ケイトもなかったし、ペリーヌもなかったし。いや、それ以前に、なにか話がおかしくないか? なんだろう……。 |
2004/05/23 | 第9話『おごそかな誓い』 |
| | ダイアナサンビームキタ────(゚∀゚)────ッ!! 真萌え真打ち登場! ヒロインキタ──────(○∀○)──────ッ!! あー、もう! ダイアナさん、めっちゃ可愛いぞ(*^-^*) この可愛さは、3人分くらいの顔で言わなければ!(*^-^-^-^*) 『アンネット』第18話で飛び出した「超萌え」レベルだ。あー、もう、畜生! 可愛いっ! モエレエスポワール♪ 会いに行く前に、アンが相当緊張していたが、ディスプレイの前で小生も相当緊張していた。もし声がイメージと合わなかったら、「一生で最大の悲劇的失望」になるところだった。ああ、そうそう。この辺りのアン、妙に可愛かった。絵柄がちょっと変わった気がする。しかし、そんなアンの可愛さも、ダイアナさん登場であっと言う間に差し切られた感じ。大外から32.8くらいで上がって来たような衝撃を受けた。そういえば、すごく女の子女の子した部屋だったなぁ。可愛い☆み それにしても、この人たちは「友達になろう!」と言って友達になるんだな。ちょっとびっくりした。アンがいきなり、「あたしを好きになれると思う?」とか言い出したから、ダイアナさんが「何? この人。ちょっと怖い……」みたいな顔になったらどうしようかと思った(^^) あー、それにしても可愛いなぁ☆み 萌えるなぁ☆み なんていうか、リュシータ王女みたいな、無難にクセのない可愛い顔立ちをした女の子だと思う。 |
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2004/05/24 | 第10話『アン・心の友と遊ぶ』 |
「ベルさんのカバの子たち」って何かと思ったら、誤聴だった。それにしても、ダイアナさんは萌え萌えサンビームだな。しかし、時々妙に声が低くなるときがあって、それがちころびっと気になる。やっぱり本性はヒルダ・ビダンで、気を抜くと思わず「カミーユ!」とか言いそうになるのだろうか。それはぐっと堪えるんだ、ダイアナ! がらくたを集めていたダイアナさん、萌え。なんていうか、友情って割と一方通行なときがあったりするが、こういうふうに両方が両方を思って遊ぶ準備をしているというのは実に微笑ましい。「これは妖精たちの鏡よ」と言い出したアンはすごい。顔がマジだったから、ダイアナさんも笑うしかない様子。「あなたって(頭の)面白い人ね」ダイアナさん、それは禁句。最後のシーンで、ダイアナさんがアンをみんなに紹介すると言った後、俺は二人が抱き合って静かに唇を重ねるかと思った。が、そうはしなかった。キスイベント発生には、まだ立てなければならないフラグがあるらしい(違)。 | | |
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2004/05/25 | 第11話『マリラ・ブローチをなくす』 |
| | 引っ張り出してきた画像はともかくとして、やっぱりアンって一段階可愛くなった気がする。第9話に感じたのは気のせいではないっぽい。それにしても、とうとう他人のものをくすねたか、この娘。いけない子だ。マリラももっとこう、お尻を叩くとか、お尻を叩くとか、お尻を叩くとか、色々な罰を与えた方が……(爆)。今回、「何かを楽しみにして待つところに、その喜びの半分があるんだわ」はいかにももっとも。場合によっては、待っている間の方が楽しい時もある。達成した瞬間、色褪せる目標もある。しかし今回のアンは喜怒哀楽が激しかったなぁ。まあ、いつものことって言えばいつものことだが。最近泣かなかったから、泣いてたアン、ちょっと萌え。大萌えは最後のシーン。「あたしは知らないわ。取ったりしてないわ。ああ、マリラ。ピクニックは明日なのよ! まさかあたしをピクニックに出してくれないって言うんじゃないでしょうね? 午後だけは出して下さらない? そうしたら、その後はマリアの気の済むまで元気よくここにじっとしているから」ここのアン、絵も相当可愛い。それにしても、微妙に滑稽な台詞だ。「元気よくここにじっとしているから」って(^^; |
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2004/05/26 | 第12話『アン・告白する』 |
傑作。萌え極まった。「ねえマリア。今日はあたし実に萌え極まる時を過ごしてきたのよ」外からすごい脚で飛んできたダイアナを、もう一伸びして差し返した感じ。やっぱり、キャラよりもシチュエーション萌えの方が痛快だなぁ。真相を知っているから、アンの告白を聞いているときはなんとも愉快だった。後、この台詞。「あたしをこんな目に遭わせて、いつか心から後悔することがあると思うわ、マリラ。でも、あたし許してあげるわ。その時がきたら、あたしが許したことを忘れないでね」この台詞を聞いた瞬間、何か心が風に大きく揺れるタンポポのように右へ左へ振り回された後、綿毛になって飛んでいきそうになった。それにしても号泣していたアンは大萌え。あと、「溺れかけるなんて、とってもロマンチックな経験でしょうね」が(・∀・)イイ!! ただあったことを話すだけじゃなくて、アンの場合、なんか想像もしない一言が付いてくるから愉快だ。 |
2004/05/27 | 第13話『アン・学校へ行く』 |
| | ダイアナさん、『樺の道』じゃ、そのまんまじゃん(汗)。アンの感性の素晴らしさが、比較対象の出現とともに実感できたよ(笑)。学校。思っていたより小さな学校だった。表にいた子供の数に比べて、教室にいた生徒の数が少なく感じたが……教室がいくつかあるのかも知れない。色々な学年が共同で授業をするという経験がないから、よくわからないな。あー、でも、昔々に行っていた塾は、上の子も下の子も、みんな同じ教室で勉強していたような気がする。もう36年も前のことだから忘れたが(嘘)。「哀れヤマウズラは羽ばたきつつ命を落とす」先生が無感情に二度繰り返すのが妙に可笑しい。ちなみにアンの分数の割り算は、すべてかけ算になっていた。引っくり返すんだ、アン! あー、それにしても、詩を朗読するアンが面白い(^^) |
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2004/05/28 | 第14話『教室騒動』 |
うおー、27時(汗)。しかし、今日さえ頑張れば、1日1話を達成できそうな予感がしたから、頑張った。俺、頑張った。よくやった。さー、今回も面白いぞ。シチュエーション萌え。一番最後の最後に、橋の上でアンと分かれた後、一度悲しそうにくすんと鼻をすすったダイアナが可愛いね。相思相愛、萌えやね。ギルバート登場。なかなか面白いヤツだ。男としては、こいつは好感が持てるのだが。一昔前の悪ガキって感じで良い。まあ、今から見て「一昔前」だから、「放映当時」になるわけだが。アンは、ギルバートに、というより、フィリップス先生に対して怒った印象。最初に出てきたときは、「そんなに悪くない、味のあるヤツ」だと思っていたら、全然。最低の類だったか。マリラとレイチェルの話が個人的に好き。どうすればいいのかよくわからないマリラもいい感じやね。 |
2004/05/29 | 第15話『秋の訪れ』 |
| | あー、いちいち台詞が面白いアニメだ。序盤にアンが泣いていたから何事かと思ったら、あまりにもくだらないことでびっくり。マリラが笑い転げていたが、俺も激しく笑った。「あたしは花嫁の付き添いで、やはり美しい着物を着て、胸も膨らんでるんだけど、張り裂けそうな胸を服の下に隠してるの」アン、爆乳。マリラのこの台詞好き。「ほかのことなど一切考える必要はないんだよ。ただ一心不乱にかき混ぜる」なんか、一々演劇調なのがいいな。アンとダイアナは仲良しさんだね。しかし、「ええ、あたし変わってるの! でもダイアナ、あたし……あたし、あなたにだけは気持ちをわかってもらいたいの」のシーンは、ダイアナ的には、「うわー。わたし、ひょっとして、結構やばい人を『心の友』にしちゃったんじゃない? やばいって、この人、絶対!」って感じだったかもね。 |
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2004/05/30 | 第16話『ダイアナをお茶に招く』 |
事前にこの物語のことを少し調べていたときに、最も見てみたいと思っていたのがこの回。うむ、酔っぱらったダイアナ、なかなか萌え。「あたし、あなた好きよぉ」がなんか笑える。にんじんをすっかり焦がしちゃった時の、アンの空想物語はなかなかすごい。というか、そんなことを料理中に考えているのがすごい。ダイアナの「あまりに悲しい物語ね」がでら笑える。バリー夫人は堅物だったなぁ。ところで、全体的にこの物語、俺、妙に台詞ばかり楽しんでいる節がある。まあ、それがこの物語の特徴である気もするが。 |
2004/05/31 | 第17話『アン、学校にもどる』 |
| | でらおもれー。なんだこのアニメ。もう、混沌と闇の王ですら、俺の体中から迸る萌えるピンクと黄色の光によって溶け、流れ、蒸発して再び空へ帰った後、393日という長い時間じっくり熟成して、聖なる王子となって世の中の人々に喜びと萌えを与えるくらい、萌え極まった。「どんな人だって、あなたみたいに愛することはできないもの」ああ、萌え溶ける。萌え溶ける。この後の濃厚な抱擁と接吻は、ここでは語り尽くせない(嘘)。アンの台詞が相変わらず、一々演劇調なのが笑える。なんか、緊迫しているのかしていないのか(笑)。ダイアナの手紙もよかったなぁ(*^-^*) 「あなたに会って、あたしの秘密をみんなしゃべりたくてたまらないの。あたしが、本当は毎日田んぼでカエルを捕まえては、それを食べていることや、あなたのことを嫌いな人の前では、関係を円滑にするために、一緒にあなたの髪をニンジンだと笑ったり、それから、ああ、とても書ききれないわ。会ってしゃべりたいのよ」それにしても、一番最後になんだかバックが花になって、二人きりになったときはゾクゾクっとした(笑)。そういえば、壁の落書きがダイアナの名前になっていた。なんかちょっと面白い。ああ、あと、ジュリア・ベルの詩が良かったなぁ。あれは清書しただけで、ジュリア・ベルが作ったわけじゃないのかな? |
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2004/06/01 | 第18話『アン、ミニー・メイを救う』 |
お許しデタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! あー、煌びやかに萌えた。アンすげぇなぁ。てきぱき。おろおろするだけのダイアナとのコントラストが美しい。美しい。されども、おろおろするだけのダイアナ、だいぶ萌え。ダイアナもその夜は、「完全に幸福な人間」だったのだろうか。それにしてもアンの台詞は一々面白いなぁ。『赤毛のアン』は「あらすじ」ページではなく、「語録」のページでも作ろうかと思う今日この頃。せっかく旺文社の小説も入手したし。お医者さんとバリー夫人の会話いいねぇ。ああいう、ベタベタの会話って好きよぉ。あたし、あなた好きよぉ(byダイアナ)。 |
2004/06/02 | 第19話『ダイアナの誕生日』 |
そうそう、コンサートの楽しみは、その時と、その後の2つがあるね。もちろん、それを楽しみにしている時間もあるね。だから、映画とか一人で見に行くと、直後に共感できる人間がいない寂しさを感じるね。見ている時はいいんだが。基本的には映画は一人でしか見に行けない小生は、「その後の楽しみ」がないね。行くときも結構突発的に行くから、「楽しみにしている時間」もないね。そう考えると、値段分は楽しめてないのかも。映画って高いね。それは、その前やその後の楽しみも含めての値段なんだね。変な口調だね。ジョセフィン・マーチ(違)はなかなか面白い人だったね。アンと楽しんでいるところはスラスラと流れちゃったけど、どんな感じだったか、じっくり見てみたかったね。 |
2004/06/03 | 第20話『再び春が来て』 |
カスバートさん! カスバートさん! カスバートさんっ!! 嗚呼! アンはやはりこの1年で可愛くなった感じ。今回は、少し第1話の回想もあったが、やはりアンは第1話からかなり変な子だ。しかし、マリラもマシュウも覚えてなかったのは、アン的にはかなり残念だったのではなかろうか。いつの間にか、料理も上手になったねぇ。パイのことは俺もすっかり忘れていた。マリラが何事もなかったかのように、ちょっとへんてこな顔をして真っ黒のパイを取り出すシーンが面白かった。このマリラ、萌え……はしないが、(・∀・)イイ |
2004/06/04 | 第21話『新しい牧師夫妻』 |
ウオー! アラン夫人、萌え! この人、まだ二十代だよね? かなり美人! あー、素敵だ! と、今までとちょっと趣向の違うことを言ってみるテストテストテスト。アラン夫人は萌えだが、面白いのは前半だ。マリラも大爆笑していたが、見ながら俺も大爆笑していた。ルビー・ギリス、かなりわけわかんねー! 「いよいよお別れの時がきました!」なんだこいつ! ぜってー、どっかおかしいって。俺なら、何度も繰り返されたら、だんだん笑えてくると思うが。また、フィリップス先生の演説が面白い。というか、なんかこいつの話し方って、でら独特で面白いよな。哀れヤマウズラの時から思っていたのだが(笑)。アンの回想という形だったから途中で終わってしまったが、俺はこの演説を最後まで聴いてみたかった。 |
2004/06/05 | 第22話『香料ちがい』 |
あー、もう可愛い、可愛い、可愛い♪ アラン夫人、萌え♪(あれ?) アンが泣いているシーンがよかったなぁ。正確には、泣きながら言っている台詞が面白い。「アヴォンリーじゃ、何でも必ず人にわかるようにできてるんですもの」と、「ああ、マリラ! 少しでもクリスチャンらしい哀れみが残っていたら、こんなことの後で食器を洗えなんて言わないでちょうだい」と、「もしかしたら、あたしが奥さんを毒殺しようとしたなんて思うかも知れないし」が(・∀・)イイ 俺がアラン夫人だったら、きっと爆笑していただろう。マリラでも笑っていたと思うが。あとは、ケーキを作っていたアンが妙に可愛かったなぁ。最近、アンって、ちょっとふっくらしてきた感じ。どんどん可愛く。でも、一番笑えたのは、ダイアナ。「でもアン、ドライアドなんているはずないでしょう?」冷たっ! 右はそのダイアナ。「アン、あなた何言ってるの? いい加減、そのお子様みたいな空想、やめたら?」って感じの目つきだ。友情破局。 | | |
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2004/06/06 | 第23話『アン お茶によばれる』 |
うおーっ! ダイアナ萌え!(出てきてない) なんか他の話より、ずっと絵がカクカクしていたなぁ。元々うちのパソコンは諸事情により、DVDも含めて、動画はカクカクしているのだが、今回はなんだかマリラの動きが紙芝居みたいだった。まあ、スペック的なものかな。さてと、ミス・アンがお茶に招かれた。ミセス・アランは少女時代、生まれ育ちはともかく、性格はアンに似ていた模様。相当可愛い女の子だったと考えられるし、その少女時代を是非見てみたいものだ。きっと萌えが詰まっているのだろう。ああ、そうそう。アラン邸に入る前に、アンが胸を押さえていた。どういう感触なのか、としきりに考えていたのだが。胸については第8話の感想参照(謎)。ああ、アランって、聞き覚えあると思ったら、病死するパラディンか。いや、余談。 |
2004/06/07 | 第24話『面目をかけた大事件』 |
おー、すげー! ダイアナは毎日来てくれたのか。萌えだな。友情だな。はぎゅだな。それにしても、命令ごっことはまた、際限なさそうな遊びだ。どこまで命令していいかは、恐らく暗黙の了解だったのではなかろうか。しかし、初めに「棟木を歩ける」と言ったのはアンなのだから、やはり自業自得か。それにしても、ここには松葉杖とか、そういう類の物品はないのだろうか。支えなしで歩けるようになるまで、ずっとベッドにいなくてはならないのか? よかった嬢みたく、半身不随にでもなったならともかく。ミス・ステイシーはダイアナに素敵と言わしめた。「胸のふくらみと言ったら、このアヴォンリーの誰よりも大きくて優雅よ」ダイアナは大きな胸に憧れているのだろうか。アンと同じように。ちなみに、俺は体格相応の胸が好き。小学生はぺったんこでいいし、中学生はぷにっとしているのが良い。脱線した。アンって、相手を確認せずに話す習慣があるよな。アラン夫人のときと言い。まあ、他の人間が来る可能性が、あまりにもない、ということかも知れないが。 |
2004/06/08 | 第25話『ダイアナへの手紙』 |
前25話終了と同時に、総集編終了。ごめん、途中からギターの練習しながら見てた。今まで見たすべての名作劇場のすべての話の中で、もっともひどい回だ。最後にアンがダイアナをベッドに押し倒すシーン以外、見ていて面白いと感じる箇所が何一つなかった。 |
2004/06/09 | 第26話『コンサートの計画』 |
ステイシー先生、でらいい先生だわ。もっとも、俺も高校時代に「でらいい先生」には巡り逢ったので、羨ましいとは思わないが。とは言え、俺の高校時代は、その先生と出会ったこと以外に、何一つ大したことは起こらなかったが。当時の友達も、今では一人もいないし。マリラはアンたちのしていることを理解してくれない。まあ、親はいつだって子供のことを理解できないものだし、ましてや子供がいなかったマリラでは厳しいだろう。マシュウだけでも味方してくれるのは、アンにはさぞや励みになるだろうて。ところで、ステイシー先生の袖はふくらみ過ぎだと思うが、どうか。 |
2004/06/10 | 第27話『マシュウとふくらんだ袖』 |
あー、俺、この話、好きよぉ。マシュウ、頑張った! よくやった! 感動した! リンド夫人はいい人だなぁ。初対面ではアンと対決した人物だが、今ではすっかりアンを好きでいるようだ。マリラも、なんだかんだ言いながら、ちゃんとアンのことを考えているんだね。リンド夫人が驚いていたのが好印象。それにしてもマシュウ、よく喋ったなぁ。5話分くらい喋ったんじゃないのか? 劇の練習をしていたアンがいい感じだった。次の回は、ちゃんと劇をやってくれることを期待しよう。『愛の若草物語』では、楽しみにしていた劇を割愛されて、めっちゃ残念な思いをしたからな。 |
2004/06/11 | 第28話『クリスマスのコンサート』 |
萌え、(・∀・)キタッ! 名作、(・∀・)キタッ! この回は、傑作。まだ1回しか見ていないが、何度見ても素晴らしい(爆)。序盤の、アンが服をもらって感動に涙するところには萌えがあり、劇の最中には感動と笑いが、そして最後にマシュウとマリラがしんみりと語るシーンには……シーンには……う〜ん。恨めしいかな、俺様の貧弱な語彙(汗)。右はヒラヒラ舞っていたアン。なんか、この光景、好きよぉ。「折しも宮殿では──」の台詞を言っているアンが、妙に可愛い♪ ところで、朝食の時の、「抵抗しがたい誘惑にさらされると──」の台詞は、相変わらず話し言葉じゃねー。アン、でらおもしれー。あー、この回いいなぁ。素敵だなぁ。 | | |
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2004/06/12 | 第29話『アン、物語クラブを作る』 |
| | ダイアナに萌える回! なんか、頻繁にぽんわりしながら頷いていたなぁ。あと、アンの話を聞きながら、それを想像してちらっと上を見上げてから、またぽんわりと頷くのが萌え。今回、珍しく、兄の部屋でちゃんとしたDVDプレイヤー使ってテレビで見たから、あんまり印象に残ってないなぁ(爆)。そうそう、物語クラブのダイアナの話がめっちゃいい。「それからダイアナのはやたら人殺しが出てくるの。人物をどう扱っていいかわからなくなると、さっさと殺してしまうんですって」なんて素敵な小説なんだ。俺なんて、めっきり主要登場キャラを殺せなくなってしまったから、ある意味羨ましく思えるよ。ダイアナ、可愛い顔してきっとドロドロの小説書くんだろうな。 |
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2004/06/13 | 第30話『虚栄と心痛』 |
黒毛のアン。今回は、親切な行商人から毛染めを買って、アンがとうとう念願の黒い髪の毛になる話。右は喜々として語るアン。ところが、聞いていたダイアナは「なんだか、アンじゃないみたい」と言い、二人はケンカになる。「あなたも、一度髪の毛を赤く染めてみればわかるわ」とアンが言い放ち、ダイアナはニンジンみたいな髪になった。それを見たアンは、髪が赤いということよりも、髪の色が違うダイアナに違和感を覚え、ダイアナは赤毛のアンの気持ちを知る。そして、アンの使った毛染めでダイアナが、ダイアナの使った毛染めでアンが、それぞれ自分の髪を元の色に染めて一件落着するのだった。んなわけねーが。 | | |
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2004/06/14 | 第31話『不運な白百合姫』 |
なんだこれー! めちゃめちゃ面白いっ! とりあえず、かなり笑った台詞を3つ。「あんな場面あったかなぁ」ギルバートのこの一言はかなりいける。それにしても、助けてもらったときのアンの、余所余所しさがよかったなぁ。次、「あっ……沈んじゃったわ」これ、見ていてかなり笑った。現場にいたら相当面白かっただろうな。いや、彼女たちは気が気じゃなかったろうが、最後にぽちゃんと沈んでいく舟の、なんと物悲しいことか。最後、「ほんとに死人のように見えるわ」「ほんと……」ごめん、俺も同じことを考えた。それにしても、この斬新な遊びは何なんだろう。この遊びが実行されるという、それだけで相当笑えたのだが。あと、アンがにっこりするのも、なんとも笑えた。爆笑の連続の回だったなぁ。舟が沈んでいくときのアンも面白かったし。ところで、あの位置から岸までも泳ぎ着けないのか、アンは。まあ、海辺に住んででもない限り、泳ぎなんてしたことなくても不思議じゃないか。煙突掃除夫の少年20人を乗せた舟が沈んだときも、生き残ったのはたったの4人だったし。 |
2004/06/15 | 第32話『生涯の一大事』 |
前回書き忘れたが、アンの髪の毛、伸びるの速すぎ。あれが元に戻るのは、年単位でかかるはず。前に会社の女の子と、シータの髪の毛はいつ元通りになるかと話していたら、元の長さになる頃には大人になってるし、大人になってあの髪型もないだろうから、もう伸ばさないのではと言われた。アンはシータより遥かに短くなっていたから、半年弱では……。じっと見ていると伸びているのがわかる髪の毛。さて、今回の話。これはすごく綺麗にまとまっていて秀逸。序盤は、ダイアナが「3度までやらせてあげるわ」と言ったり、「二人でいけたら楽しいわ」と言ったり、アンはアンで、「いけるかどうかはっきりするまでは〜」とか言うし、いけるとかいけないとか、一体なにエロいこと言ってるのだろうと思ったのだが、本当に綺麗にまとめてきたなぁ。「一番よかったのは、うちに帰ってくることだったわ」は名言。その後、余計なことを何も言わずに終わらせたのが素晴らしい。 |
2004/06/16 | 第33話『クィーン組の呼びかけ』 |
将来の目標か……。ないなぁ。ない。今のところ、ただ生きているだけで、別にいつ死んでもいいし、悔いもなければ未練もないなぁ。一通りやった気がする。なんだか、社会人になってから、すっかりくすんだなぁ。今回は、とにかくリンゴだ。これはもう、すごい。とにかくリンゴだ。もしも、本当にああいうふうに「じきに死ぬ」となったら、どうすっかねぇ。大してその瞬間に楽しめるとも思えないし、やっぱり何か生き残る人たちに書き残すんだろうな。あと、パソコン関係のパスワードはどこかに書いておいて、不名誉なものはすべて消してもらわないと(汗)。突然、なんの連絡もなく消滅したら、死んだと思ってほしい。閉鎖するときは、毎回ちゃんと理由を書くので、「消滅」=「閉鎖」ではないです。って、なんの話だ? ああ、ダイアナって現実的だよね。一番初めから微妙な違和感を覚えていたのだが、アンとダイアナって、よく仲良しでいられるなぁと思う。まあ、性格や思想がまったく違ってもウマの合う人間ってのはいるが。 |
2004/06/17 | 第34話『ダイアナとクィーン組の仲間』 |
ダイアナ離脱。アンも成長して、正直ややつまらなくなってきた。いや、まあ、予想通りと言えばそのままなのだが。時間も一気に飛んだなぁ。しかも、今回は吹雪だったのに、次回は夏か。飛ぶ飛ぶ。まあ、後半はどうでもいいや。前半の、ダイアナとアンの誓いのシーンは感動的だ。名場面と言ってもいいだろう。前回も書いたが、やっぱりダイアナとアンって、微妙に合わないと思うんだよね〜。あと、「あたしはあなたのように勉強が好きではないし」がよかった。ダイアナって美人だし、どこか完璧な女の子というイメージがあるから、こういういかにも人間っぽさがあった方がより魅力的。でも離脱(汗)。いや、むしろ「それゆえ離脱」というところか。 |
2004/06/18 | 第35話『夏休み前の思わく』 |
う〜む。ダイアナの出番は少ないし、リンド夫人やマリラが言う通り、アンもすっかり大人びてきたから、『若草物語』のときに痛感した「日常系」の限界に囚われ始めた感じだ。これは元々思っていて、最後の全体の感想でも書くつもりだったが、『赤毛のアン』の面白さはアン自身にあって、ストーリーがそれほどいいかと言われると、そうでもないと思っている。まあ、この辺は最後にまとめよう。今回、アンが2ヶ月も勉強を休む宣言をした。すごいなぁ。俺だったら、2ヶ月休んだら、それまでどれだけ頑張って詰め込んだことも忘れてしまう。う〜む。まあ、そんな感じ。感想がないのは、つまらなかったわけではないので誤解のないよう。 |
2004/06/19 | 第36話『物語クラブのゆくえ』 |
大人になるってのは、悲しいことだ。大人になると、現実的になって、想像力もなくなって、感性も鈍くなって、保守的になる。もっとも、本当はそれが「大人になる」とイコールではないのだが、大人になるとそうなる人が多い。俺も例外ではないし、アン・シャーリーをもってしても、例外ではない。泣いていたダイアナが印象的だったが、あれは半ば、自分たちが大人になっていくことへの悲しみだったようにも思える。50歳を過ぎると、「大人がいい」という人もある。が、今のところ、まだ20代の俺は、大人の方が良かったと思えることはない。金はあるが時間も遊び相手もいない。しかし、今遊び相手がいないのは、学生時代の結果であるから、一概に学生時代が良かったかと言われると、そうとも言えない。今の俺で学生時代をやり直せるなら、きっと心から楽しめると思うが、純粋に過去と現在、どっちがいいかと言われたら現在かも知れない。けれどそれは比較でしかなく、要するにこの人生はあまり楽しくない気がする。話が逸れた。小説を書いているときだけ、声を大にして、「過去の方が良かった」と言える。昔の作品を読み返すと、今では書けないものが多く、今の作品は、文章力こそ上がっているが、内容的には昔でも書けたものばかりだ。 |
2004/06/20 | 第37話『十五歳の春』 |
任せろ、マリラ。アンが成長して寂しさを覚えているのは、マリラだけじゃない。俺なんかもう、逃避したくなるレベルで寂しい。うおー、元々「成長するまで」と思っていたが、こんなすっかりお姉さんになったアン・シャーリーを、ロリコンの俺にどうしろというのだ。ちなみに、当時の15歳を、現代の日本人の、まだロッリロリなところが残っている黒髪の高校1年生女子生徒と同じに考えてはいけない。ちょっと大人びた18歳くらいがいい線だろう。全体的に、昔の人は今の年齢に換算したらちょっと高くなる。だから、セーラにせよアンネットにせよ、今の中学生くらいだろうし、ペリーヌはそれこそ現代の高校1年生くらいと考えるのが妥当。だから、確かに俺は小さい女の子が好きだが、別に現代の10歳〜11歳くらいの女の子が好き、というわけではない。さすがに小学生は……。 |
2004/06/21 | 第38話『受験番号は13番』 |
ダイアナさん。あ、いや、別に意味はない。受験か……。俺の人生の初の挫折は就職活動だった。就職活動は、名古屋では一流と言われている某理系の国公立大学生だった俺が、片っ端から落っこちる悲惨極まりない結果だった。それまでは、中学受験も大学受験も、おおよそ初めから無理ではなかった試験のすべてが一発で合格している。まあ、高校は何もせずにすべて勉強に費やしたのだから、大学は受かってくれなければそれこそ自殺でもしていただろうが、とにかく受かった。けれど就職活動は全然ダメだったから、要するに得点で決まるものは得意だが、人間性を試されると底の浅さがバレるってこと。もっとも、最近は受ける試験受ける試験、全部落ちている。まったく勉強していないからだが、高校時代に勉強しすぎて、今はもう、心の底から勉強はしたくない。最近の『赤毛のアン』を見ていると、妙に学生時代が懐かしくなる。勉強しかしていなかったし、実際にその頃の友人は一人もいなければ、何一つ思い出のない高校時代だったが、あの頃はあの頃なりに輝いていたのかも知れない。 |
2004/06/22 | 第39話『合格発表』 |
『合格発表は予定より3週間も遅れ、アンたちは不安と焦燥で胸を押し潰されそうになった。けれど、そんなアンの前に、ダイアナが新聞を持ってやってくる。アンは1番で合格したのだ!』という話。なんかこう、地の文ばかりの小説に絵がついただけ、という感じの回で、「なるほど」とは思っても、別になんの感動もない。あと、馬車がワープしながらやってきたり、アンがずっと同じ場所を見つめて話していたりと、絵の不自然さが際立った回だった。静止画も多かったし。まあいいや。アラン夫人は相変わらず美人。 |
2004/06/23 | 第40話『ホテルのコンサート』 |
おっ、盛り返した。実はもう、『赤毛のアン』にはあまり期待はしていなかったが、この話は秀逸。もっとも、さすがにもう、萌えはないが。『赤毛のアン』を見始めたとき、一つ思ったことがある。それは、タイトルの出来事、この場合はコンサートが、比較的話の前の方に起こるのだ。それが前の方であればあるほど、話が面白い。さてと、ダイアナは太り始めてしまったらしい。可哀想に。まあ、やがて婦人になることを考えると、ある程度ふっくらしていた方がいいとは思うが。マリラだって、別に痩せてないし、リンド夫人もデブには見えない。個人的には、あの生意気な町娘が、アンを「アン・シャーリー」だと知った瞬間がよかった。水戸黄門じゃないが、ああいう、何か正体がわかるというシーンは好きだねぇ。一番最後の、帰路で海を眺めるシーンは、少しだけ昔のアンを見た感じがした。金持ち談義は傑作。 |
2004/06/24 | 第41話『クィーン学院への旅立ち』 |
感動来たっ! 何よりも一番最後の、アンとマリラの会話、そして夜空を見上げて呟いたマシュウの言葉。前半の内容が全部吹っ飛ぶくらいの感動があった。ちょっと見てみたら、原作にもある台詞なんだね。思わず涙ぐんでしまった。そういえば、スペンサー夫人が久々に現れた。すっかり忘れていた。この人、よくもまああんなことを平気で言えるものだ。まあ、あまりカスバート家と付き合いがあるようにも見えないので、マリラとマシュウにとって、いかにアンが大事であるか、またその逆も、よくわかっていなかったのだろう。 |
2004/06/25 | 第42話『新しい学園生活』 |
大望を持つと、人生が張り合いのあるものになるらしい。俺にもそういう頃があっただろうか。いや、なかった。まあ、若い頃は今ほどすれてなかったが、それでも何か大きなことをやろうとか、何かに秀でた人間になろうとは考えたことがなかった。まあ、所詮は庶民ってことだな。ずっと脇役だったルビーとジェーンが、ダイアナのいた場所に立とうとしているように見える。っても、クラスが違うからどうなるかはわからんが、俺はジェーンとか好きだし、是非最後まで活躍して欲しいところだ。ルビーも、「いよいよお別れの時がきました!」のルビーだよな。アンとダイアナに隠れていたが、この二人も結構個性があると思う。ああ、もう一人個性のある女がいたが、まああれはどうでもいいや。ただ、心底むかつくキャラでもないし、あれはあれで、物語的には必要かも知れない。『若草物語』のデーヴィッドとはわけが違う。 |
2004/06/26 | 第43話『週末の休暇』 |
思うに、娘を持つということは、いつか別れなくてはならなくなるということだな。もっとも、それは娘に限らないのだが。しかし、その別れを恐れては、ずっと孤独の生活を送らないといけない。その孤独は、別れた後の孤独よりもずっと楽に耐えられるものではあるが、果たしてどちらが幸せなのか。その後の孤独が長ければ長いほど、一時の楽しみが薄れていくように感じられる。そこから未来は、もう一緒にいたその人はいないのだから、未来にしか進行しない時間の中では、ただ振り返り続ける以外に手はない。と言って、今の俺みたいに、延々と一人でいるのは、どうにも人生に面白みがない。なんとも難しい問題だ。まあ、こと娘に関して言えば、欲しくてできるものでもないが。アニメ自体の感想がないので、ちょっと応用的な感想にしてみた。 |
2004/06/27 | 第44話『クィーン学院の冬』 |
時間が一気に飛び、話も一気に進行した。アンが突然帰ってきたのはよかったなぁ。ああいう「意外」は好きだなぁ。俺のところにも、突然可愛い女の子がやってこないだろうか。そういう「意外」は好きだなぁ。3人が必死に勉強しているところで、アンが空を眺めながら『戦う喜び』の話をしていたところがベストシーン。そういえば、ジョーシーがちゃんと瞬きをしていた。43話では、アンが喋っているのに口が開いていないところもあったというのに、スタッフのジョーシーへの愛がひしひしと伝わってくる(爆)。試験も終了した。全力で挑めば、結果はおのずとついてくるものだ。俺はそうだった。まったくやらなかった試験は落ちるし、中途半端にやった試験も落ちるし、まだできそうだけどまあいいやという勉強をしたときも落ちるが、全力を投じた試験は受かる。 |
2004/06/28 | 第45話『栄光と夢』 |
| | マリラの髪の色が変わったようだ。まあそれはいいや。それより、俺、ジェーン・アンドリュースがかなり好きかも知れないと気が付いた。なんかこう、今までいつもヒロインの隣で影の薄い存在だったが、改めて見てみたら、という感じか。画像左は今のジェーン。右は、子供のジェーン。なかなかいい画像がなく、30分くらい色々見た結果、女王の役を言い渡された瞬間をキャプった。←ここまで書いてからさらに30分飛ぶ。右の画像の左の娘が若くして死ぬのだと、今ネットを眺めていて知ってしまい、その最後のシーンを読んでいたら、『栄光と夢』の内容は全部飛んでしまった。まあ、アン・シャーリーだっていつかは死ぬんだけどね。ダイアナだって。俺だって。うん、まあね……。ああ、感想感想。うん。アン、おめでとう! |
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2004/06/29 | 第46話『マシュウの愛』 |
本当に、二人ともすっかり老け込んだなぁ。お金は、そこに全財産入れてあるなら、俺なら下ろすが、マシュウほどの歳になるとなかなかそうもいかないのだろうな。万が一のことがあったら、アンの未来も潰える。そう思えばマシュウだって勇気を出せたと思うが。今回はものすごく物悲しい話だった。見ているのが小さな子供だったら、今回は何一つ楽しめなかったのではないかと思う。 |
2004/06/30 | 第47話『死と呼ばれる刈り入れ人』 |
マシュウ逝く。だから金を下ろしておけと……いや、それではリンド夫人と同じか。まあしかし、考えようによっては、マシュウはもう歳だったし、晩年はアンを我が家に迎えて、本当に満たされていた。マシュウは恐らく幸せだったろう。そう考えれば、マシュウの死は悲しむものではない。人は必ずいつか死ぬのだから。やはりこれもアロア同様、残された人たちの悲しみというものだ。マリラとアンはこれからさぞや大変だろうな。今回からしばらくは重たい話が続きそうだ。 |
2004/07/01 | 第48話『マシュウ我が家を去る』 |
もうずっと話重杉。とりあえず、結婚しなくてはいけないと思った。でなければ、いつか俺が冷たい骸になったとき、誰も屠ってくれる人がいないかも知れない。がしかし、こればかりは自分だけの力ではどうにもならない。ここは一つ、養女計画を発動する。両親を亡くした幼い少女を手塩にかけて育て、いつか自分が死んだら屠ってもらおう。もちろん、少女は結婚してくれてよい。でなければ、自分が死んだ後、少女は一人きりになってしまう。しかし、少女にはいつまでも家にいて欲しいものだ。よし、ならば両親を亡くした幼い少年も同時に引き取って育てよう。そして二人は夫婦になるもよし、兄妹としてカスバート家の二人のようになるもよし。いや、後者だとまた将来的に同じことを繰り返すだけだから、やっぱり結婚がいいな。そして、俺は死んだら二人に屠ってもらおう。 |
2004/07/02 | 第49話『曲り角』 |
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曲り角│ │
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| 曲がり角、来た。未来に少しの希望が持てた二人。しかし、未だにかなりどん底にいることには違いないな。曲がり角の先には、さて何が待っているのか。それは次の物語で(汗)。俺、きっとアニメを見終わったら、どんどん小説を読みたくなるんだろうな。だって、気になるやん。曲がり角の先でわかっていることは、ルビーが若くして死ぬという、ただそれだけだし。いよいよ後1話か。しかし、この物語はこの時点で決着が見えたな。まあ、逆に言えば残り2話までどうなるかハラハラしたというのはあるが、『ルーシー』は最終話までどうなるかさっぱりだったし。その点『アンネット』なんかは、10話以上前から決着がついていた。それは早過ぎ。 |
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2004/07/03 | 第50話『神は天にいまし、すべて世は事もなし』 |
実に美しい結末だった。よくまとめた。やっぱり最後がいい作品はいいね。『ルーシー』もよかった。『ポリアンナ』はいかんかった(汗)。それにしても、マリラを見ていると意味もなく悲しくなる。老いたる者は、いつだってどこかしら悲壮感を漂わせているものだ。もっとも、本人はそうは思っていないのかも知れないが。きっと、同情と、自分もいつかそうなるという恐怖から来るものだろう。はぁ……。それにしても、無事に1日1話をやり遂げたなぁ。自分でもびっくり。 |
2004/07/03 | ■『赤毛のアン』の全体を通しての感想 |
一度、だらだら書いていた文章をざっくり削除した。『ストーリー』という枠をどう捉えるかが、あまりにも難しい問題で困っている。この際、あまり下の★の数は気にせずに、思ったことを書き連ねてみよう。
まず、この物語は、俺の見た中では『若草物語』に次ぐ「日常系」である。よって、『ペリーヌ物語』や『南の虹のルーシー』などと比べると、それほどドキドキワクワクすることは起こらず、敢えて大きく取り上げたり、アン・シャーリーという女の子にとっては大きなことではあっても、客観的には些細な毎日が淡々と過ぎていく。なので、「明日にはもう何が起きるかわからない」というようなハラハラする物語を求めている人には向かないかも知れない。かく言う自分もそうなので、若干退屈しながら見ていたこともあった。
ただ、「日常」という枠に括り付けられている割には、変化に富んでいたし、ストーリーは無駄なく、テンポよく進行する。しかも、些細な出来事が見ていてとても面白い。もちろんそれは、その出来事自体の面白さではなく、アン・シャーリーという女の子の性格によるものである。
『赤毛のアン』は、世界名作劇場の中で、最も深く人間を描いた物語である。全部は見ていないが、今まで見てきた作品と、まだ残っている作品のラインナップを見る限り、これはまず断言してしまっても良かろう。『POLLYANNA』という作品がポリアンナとパレーの物語だとしたら、これはアンとマリラの物語である。この二人の成長(マリラの場合は、年齢的に「変わり様」と言った方がいいかも知れない)がこの作品のテーマである。
初めは癇癪ばかり起こしていた小さなアンが、様々なことを考え、人々と出会い、交流していく中で、次第に賢く優しい女性へと成長していく。マリラは初めは小さなアンを好いてなかったが、やがては誰よりも彼女を愛し、そして成長していくアンに若干の寂しさを覚えながらも温かく、厳しく見守る。
また、これに関わる人たちも、個性的なキャラクター(性格)で物語を引き立てる。ダイアナはむしろ没個性的な方で、なんと言ってもジョーシー、レイチェル、マシュウ、ステイシー先生、フィリップス先生、ルビー、アラン夫人あたりだろうか。マシュウなんかは、出てきたときとあまり変わっていないので、アンとマリラ以外のキャラは、あまり成長したり変わったりはしていないが、強烈な個性は淡々とした毎日を面白くしていた。
一つだけ、この作品の残念なところは、アンが成長してからの物語展開だろう。時間の流れ方が一気に早くなり、淡々と物語が進行して、ドラマ性がなくなり、はっきりと「つまらない」と感じだ。演出の問題か、それともアンが成長したからかはわからないが、例えば前半は、何かパーティーがあったとしたら、丸々1回分そのパーティーを取り上げ、その中でアンが様々なドラマを繰り広げる。しかし後半は、ナレーションが「パーティーがあった」と言って、絵が数枚出て終わり、という感じだ。これはあくまで喩えね。まあ、これが「大人になる」ということなのかも知れないが。
ああ、あと、序盤の、花びらがヒラヒラ舞ったり、小さな妖精が出てきたりする演出は好きではない。すぐになくなったが、あれはアンが成長したからというより、不評だったという感じだが、どうか。
全体として、満足のいく作品だった。ただ、どうも萌えなかった分、破壊力は少なかったかも。印象には残っているが、同じ孤児の話としては、『私のあしながおじさん』の方が面白かったかも知れない。もっとも、向こうはキャラよりストーリー、こっちはストーリーよりキャラという感じで、色が違う作品だが。
ストーリー ( 内容やテンポ、感動したかなど ) | : | ★★★☆☆ |
キャラクター萌え度 ( 絵や声、性格、言動など ) | : | ★★★☆☆ |
キャラクター ( 萌えを除いた一般的な評価 ) | : | ★★★★★ |
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