『 わたしのアンネット 』 感想





アルプスの山にかこまれた小さな村ロシニエール。

おてんばな少女アンネットと、ちょっと気の弱い少年ルシエンは、

幼い頃から大のなかよし。

そんな二人に訪れる、すれ違いの日々…。

試練を乗りこえ成長していく、アンネットとルシエンの友情の行方は──?


DVD解説書より


2003/10/27第1話『アンネットとルシエン』
 大萌え(^^) 原作と違って、とても仲の良い二人。喧嘩をしてもすぐに元通り♪ 『セーラ』の時にも使われた、10から−10に落として、悲壮感を高める作戦だな。うむうむ。第1話好印象につき、『若草物語』に続いてこれも画像を取っていこう。しかし、曲は……(汗)。OPはもう数回聴いてみよう。EDはもういいや(笑)。
2003/10/27第2話『ソリ競争の日に』
大和み(^^) 画像は仲の良い二人を取ったが、雪合戦のシーンが好きだな。なんだか思わず童心に帰ってワクワクしてしまった。ソリ大会も、ルシエンのソリが壊れたり、アンネットがウサギを守って転倒したりしたが、さばさばしたもんで実に心地良い。なんて晴れやかで爽快なアニメなのだろう! そういえば、アンネットが誰に似たのか、という話で両親が互いに自分ではないと主張していた。アンネットのいないところで語られる、実の娘ではない説……。 
2003/10/30第3話『愛と悲しみと』
 母親逝く。と書いて、最初に左の画像が目に入っては、そのギャップがありすぎるが、今回はしんみりとした物語。ここから先、しばらくは比較的和やかなオリジナルストーリーになるのかな? 原作だとすぐに「事件」が発生するが。それにしてもアニメの二人は仲良しだ。喧嘩してもすぐ仲直りするし、見ていて実に微笑ましい(^^)
2003/10/30第4話『おかあさんになったアンネット』
そりゃま、赤ん坊連れて学校ってのは無理があるな。しかし、アンネットの家から学校まで、かなりの距離があったように思えたが、よく連れて行けたなぁ。家事、育児、勉強。アンネットは本当によく頑張る(^^) ああ、そういえば、お父さんの布団に入りに来たアンネットに萌えた♪ やっぱり時代は娘だ! 小さい内は娘から、大きくなったら父親の方から積極的に一緒に寝に行かないとな。 
2003/11/02第5話『あたらしい家族』
 うっはーっ! ちょう、待て。このめちゃめちゃ可愛いアンネットはなんだ? もちろん性格的にもそうだが、原画のレベルが飛躍的に向上した気がする。今回はアンネットの名言、「忙しいからダニーを見ててって言ったんじゃない! あんたって本当に役立たずね!」が出た! 素敵だ☆ ばー様登場。このばー様、俺は一番初めから良い印象を持っていたが、子供には怖く写ったっぽいな。ムキになってたアンネットも、最後に不安げに自分が好きか聞いていたアンネットも萌え。この回は全体的に萌えが詰まっていた。秀逸。
2003/11/02第6話『牧場にて』
萌えメーターMAX! なんて面白い回なんだ! この回だけでアンネットの名言集が作れるほどだ! 「言ったわ、お前って! お前ってだぁれ!? 言った言った、調子に乗って! お前って誰のことなの!?」ルシエンたじたじ(笑)。「ペーペル、邪魔よ。あたしが仕事してるの、わからないの? あー、そう! わからないの? じゃあいいわ、そうしてなさい。あんたもかき集めてあげるから!」犬も逃げ出す。「来ちゃダメ! 来ちゃダメよ! あんたなんか来たって何の役にも立たないわ!」もう言いたい放題(笑)。『若草物語』でだいぶ名劇熱が冷めていたが、じわじわ戻ってきたぞ?(笑) 
2003/11/02第7話『チーズを作ろう』
 マリー(・∀・)イイ!! これ、俺の嫁だな。年齢的にも、実は今回の「ザ・ベスト・オブ・萌え」はマリーかも知れない! はぎゅっ☆ 今回、アンネットが妙に素直だった。夜、ルシエンに「チーズ作りの名人になれない」って言われたときもすんなり引き下がったし、牧場から帰るときも「ルシエン、今度来るときも二人で来ましょ」って明るく声をかけてるし。よくケンカもするし、お姉さんぶったりするけど、やっぱり本当は大の仲良しなんだね〜。思えば子供の頃ってこうだった気もする。なんか大人になると、一度のケンカでダメになるよね。特に男女って(汗)。ふぅ……。
2003/11/02第8話『秋まつりの日に』
アンネットの平手打ち入った! が、それでもやっぱりすぐに仲直りする二人。ただ、今回は仲直りまでの期間が少し長かった気がする。こうして少しずつ二人の間に溝ができていく。最後のシーンでアンネットが自分たちが親友かと確認していた。ルシエンには、是非「ううん、僕たちは恋人同士さ」とか、挑戦してほしかったのだが。そういえば今回、アンネットがめそめそ泣いていた。実に珍しい。同じことを、例えば半狂乱になったルシエンがやった、とかなら、みぞおちに前蹴りを入れた後、背中に肘でも食らわすのだろうが、やはり「知らない男の子」は怖いのだろう。そいや、最後のナレーションが「最終話」みたいだった。これで終わりだったらとても平和なアニメだ。次のタイトルを見る限り、時間が一気に飛びそう。だからああだったのかな。 
2003/11/03第9話『村に汽車がやって来た』
 意外! 次回に続くとは思わなかった。ありがちな展開だが、まあありがちゆえに安心する話だ。今回は汽車が開通したってだけで、特には何もなかったな。あ、そういえばあれから5年経ったが、びっくりするくらい何も変わってなかった。ダニーが大きくなったくらいで、他の子供たちは外見的にも何も変わってないし、ルシエンに至っては内面的にも何も変わってないように思われる。いや、ルシエンに限らないが。二人は今も大の仲良し。でも、破局の瞬間は近い! 関係ないが、開通式って、なんかいい響きだな(アホ)。わかんない人は、その方が正常。うん。
2003/11/03第10話『ふたりの冒険旅行』
激萌え! アンネットの一挙一動が可愛い♪ 序盤に、ドアの開け方がわかったとき、「こんな簡単なことなのに、あたしったら……あはははは。バカ、バカ、バカ」と一人でおどけていたアンネット萌え。ダニーがおばあさんに、「お姉ちゃんはさっき逃げたの」などと言い出した後の、吃驚仰天でやり場のない文句を必死に堪えるアンネット萌え。そして、最後にマリーと出会って、大声で泣き出すアンネットが一番萌え! あれはいい。あの心理がいい。よほど不安だったんだろうな。正直今回はくだらない回になりそうだと思っていたが、いい意味で裏切られた。この作品、ひょっとすると『ペリーヌ』を超えるかも(笑)。 
2003/11/05第11話『クリスマスの贈り物』
 本筋とはまったく関係ない画像だが、この寝てるアンネット、なんだか妙に萌えたのでキャプってみた。クラウスの話だが、まあ「クラウスの話だな」というくらいしか感想はないな。いい話ではあるが。基本的に俺は、この作品はアンネットとルシエンの物語だと思っているから、ダニーはどうでもいい。あと、原作のダニーがなんだか甘やかされたガキで、あまり好きでなかったってのもある。ただ、今回のダニーはなかなか可愛い少年だった。ずっとこのままなら悪くない。
2003/11/06第12話『白い森のできごと』
「あのルシエン、動かなくなっちゃったわ。まだ生きてるのかしら、もうダメなのかしら……」などと、涙声で言っていたアンネット萌え。ルシエンも鉄砲で撃たれた価値があったというものだ……嘘だぞ? 今回、なんか絵が可愛くなかった。せっかくアンネットとルシエンのラブラブ話だったのに。最後にアンネットが久しぶりにルシエンにキスをしていた。いよいよ次の回から暗く長いトンネルに入る。−10に落とすのに一旦+10まで上げるのは常套手段だ。さ、次に仲の良い二人を見れるのはいつになるかな♪ 
2003/11/06第13話『すれ違うこころ』
 最初のナレーションが素敵だ。「アンネットの髪の色も春の色に変わりました。アンネットは、季節によって自分の髪の色を変えるのです」んなわけあるかい! さあ、いよいよアンネットとルシエンの生涯をかけた死闘が始まった。圧倒的な憎しみだ。ダニーもクラウスも、まるで二人の仲を裂くために生まれてきたように思える。今回、1がいいこと言った。「肝心なのは、怒ったままで一日が終わるようであってはならないっていうことなんだよ、アンネット」がしかし、二人は破局した。「ルシエンとは絶好よ!」(誤字)「やらせてくれよ、アンネット!」「やりたくないわ!」パンッ! この後の間(ま)が最高。この間、緊張感がこれからのすべての始まりにさえ感じる。
2003/11/09第14話『おそろしい出来事』
「終わった……」と、最後にアンネットが来たとき、俺は思わず呟いた。すべてが良い方向へ向かっていたというのに、どうしてこんなことになってしまったのか。それにしても、この話はよくできている。プラスとマイナスを行ったりきたりして、最後に状況も気持ちもマイナスに落とされるルシエンと、まだ両方プラスだけど、すぐにどちらもマイナスになるアンネット。このわずかな時間差で終わるところがまた良い。しかしダニー、よくあの高さから落ちて助かったな。もし死んでいたら、それこそアンネットとルシエンは完全に終わっていたろうな。プラスとマイナスの混在。 
2003/11/11第15話『ダニーを助けて!』
 名言キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! 「もし、もしダニーが死んでいたら、あんたを絶対に許さないわ! あたしが生きてる限り、あんたなんか絶対に許さないわよっ!」PEROさんのところで、<title>にも書いてある名言ですな。幸いにも、ダニーはあの高さから落ちて骨折だけで済んだ。奇跡だ。死んでいたらアンネットはルシエンを殺していたかも知れないな。しかし今回、ダニーがダミーに聞こえてしょうがなかった。宇宙空間に射出される風船のことですな。「ダミー! ダミー!」さっ、いよいよ物語が面白くなってきたぞ♪ 『ペリーヌ』よりはまってきた!
2003/11/11第16話『病院』
ねーちゃん、優しい♪ 原作では、地の文で、「マリーは、ルシエンへの憎しみで、真っ青になりました。マリーは、前から弟のルシエンがきらいでした」とはっきり書いてある。弟思いの優しいマリーの方が好きだな。ちなみに画像は、アンネットに拒絶された二人。いいなぁ。マリー、はぎゅっ☆ それにしても、前半の泣き続けるルシエンは不憫だ。ばー様の言う通り、もうルシエンは十分に罰を受けているように思われる。まあしばらくルシエンには可哀想な目に遭ってもらおう。男をいじめる趣味はないから、別に萌えないが(汗)。 
2003/11/13第17話『森の老人』
 このアニメ、めちゃめちゃ面白い! 最後にも書くが、このアニメの視聴率が低かったのは、ひとえに「原作の知名度」なのではないかと思う。もっとも、俺が面白いと感じるポイントは、やや一般人と違うのは否定できないが。「苦しい目にあうと、ひとのことがよくわかるわ」はセーラ・クルーの台詞だが、今回色々な人物の内面が見えた。マリー優しいし、ジャンもいいヤツ。ダニーは限りなく純心、ばー様は達観。森のじじいは奇妙な熱さ。アンネットは萌え極まり、ルシエンは悲惨この上ない。序盤のルシエンは、限りなく身につまされる思いがした。あそこまで来ると不憫でしょうがない。アンネットはいい感じ。最後に木彫りを放り投げた挙げ句、ダニーにムキになって、早口で「なかったわよ、本当に! どこにもなかったわ!」などと怒鳴っている辺りで、萌えが破裂した。左の画像は木彫りを投げる決意をしたアンネット。とても可愛くて怖い。今回のアンネットは語っても語っても語り足りない。感想が長くなってきたからこれでやめるが、とにかく萌えた。始終萌えた。
2003/11/16第18話『ダニーの松葉杖』
無限に面白い! (・∀・)イイ!! (・∀・)イイ!! (゚д゚)ウマー 最後に笑いながら走り去るアンネット、超萌え。「大萌え」を超越したところに存在する「超萌え」だな。今回はダニーも歩いたし、微笑ましい回だった。「立った! ダニーが立った!」右は微笑ましい二人。橋の上で震えているルシエンを無表情で眺めるアンネット、好き♪ ああいうの好き。ダニーというと、原作ではとにかくひたすら甘やかされて、ちょっと鬱陶しいガキというイメージがあったが、アニメのダニーは可愛いのぉ。憎めない存在だ。しかし、もう18話も見たのか。いつか終わってしまうのが惜しい(笑)。 
2003/11/16第19話『思いがけない診断』
失意のアンネット激写。せっかく歩き方も口も上手くなってきたのに。口も。「お姉ちゃん、気持ちいい?」ああ、お姉ちゃんはくすぐったがり屋さんだった。序盤の笑い転げるアンネットが可愛くない(-_-) 第5話の絵の人なら良かったのに。ルシエンとの仲は密・リターンズ。また前に戻ってしまった。前回のは一回限りの読者サービスだったのだな。次回はいよいよ方舟だな。次回予告で、『ダニーは受け取るのでしょうか』とある。なんて白々しい。どんどん続きが見たくなる傑作だ。もはや俺の中で『ペリーヌ物語』はとうに越えている(笑)。
2003/11/16第20話『ノアの方舟』
DVDのパッケージの裏にあるのと同じ画像だが、この、アンネットが方舟を壊すシーンは、この回に限らず、作品全体として重要だと思うのでピックアップした。俺としてはもっと凄惨なシーンを想像していたのだが、それほどでもなかったな。というのは、ルシエンがダニーの足がもう治らないという事実に、方舟を壊されたこと以上のショックを受けていたからだ。しかもアンネットの投げ方が、「放り投げる」感じで、「叩き付ける」感じではなかった。残念(笑)。今回、序盤のダニーの台詞が密かに名言だと思う。「だって松葉杖ついてると、いつもみんな僕の方を見るけど、足が治ったらもう誰も僕の方、見なくなるよ?」これ、さりげなくすごい台詞だと思うが、どうだろう。 
せっかくなので、アンネットの泣き顔も取ってみた。実に可愛い♪ そういえば、第5話の感想で「原画レベルが飛躍的に向上した気がする」と書いたが、どうやら気のせいではないらしい。どうも佐藤好春という人の回は、絵のレベルが高いようだ。そして、ネットを調べていたら、第3n-1(n=1,2,...)話が佐藤さんの担当らしい。今回もそう。萌えまくった17話もそうなるな。あー、それにしてもどんどん先が見たいっ! こんな面白いアニメが、低評価で眠っていようとは! 先を見たいけど、見るのがもったいない気がする。いつか終わってしまうのが悔しい! 嗚呼! 
2003/11/20第21話『罪の重さ』
じじいの激白。この内容は、もはや子供にはわかるまい。もっとも、ルシエンも理解できなかったから、気にすることはあるまい。やがてルシエンも大人になればじじいの言ったことが理解できるだろうし、見ている子供たちも同じように大人になって理解するのだろう。今回はルシエンの話。この話だけ見たら、絶対に主人公はルシエンに見える。ルシエンはどん底を経て、もはや前向きになった。次はアンネットだな。第14話で二人の間にプラスとマイナスの波長のズレがあったが、これは物語全体にも言えそうだ。左はマリーのアトリエ。原作と違って、弟思いの優しいねーちゃんだ。しかし、今回はなんだか老けた印象を受けた。苦労人の宿命か……。
2003/11/20第22話『ダニーの宝物』
もうダメだ。身体のどこか奥の方から、魂によく似た白い靄のような物体が飛び出して、そのまま世界を50周したおかげで咲き乱れた赤、黄、橙の花畑の上を、みんなで手をつないで輪になって踊り狂いたくなるくらい面白い! 一つずつ見ていこう(笑)。まず牛が売られる。珍しく厳しい眼差しのばー様。「行ってはいけません、アンネット。ジルベールさんが帰るまでここにいなさい」物を見る目の後、とうとうダニーがノアの方舟の残骸をハケーン! はしゃぐダニー。無邪気だ。そんな無邪気なダニーに呼ばれて、ダニーのはしゃいでいる物件を見たアンネットが右の画像。このアンネットを見た瞬間、俺の心は鳩のように羽ばたいた後、空高くに舞い上がり、赤く燃えたつ太陽に見る見る溶けて舞い散った。はう〜ん(*´∀`*) 「木彫りなんか……珍しくないわ!」突き放すアンネット。ダニー、カモシカの話でとどめを刺しに行くと、アンネットは震えながら家の中に駆けて行った。萌え著しい。 
次はベッドの上で打ちひしがれるアンネット。「きっとあたしのことを、心の狭い、嫌な人間だって思うわね。もうお姉ちゃんなんて呼んでくれないかも知れないわね」などと悲しみに暮れた後、枕に勝負を挑み敗北。ばー様がノアの方舟の話をして、それを聞き、教訓とするダニー。「ノアさんやノアさんの家族は、嘘をつかなかったから助けられたの? 人をだましたりケンカをしたりしなかったから生きられたんだね」反して階段でこっそり聞いていたアンネットはぽつりとこう呟いて、とぼとぼと部屋に帰っていくのだった。「あたしはノアさんになれそうもないわねぇ……」この後、ルシエンとダニーの再会。ルシエンがダニーに方舟は自分が作った物だと告白すると、ダニーはルシエンの話を信じた上で、痛烈な質問。「だけどルシエン、どうしてこの木彫りを薪置き場に捨ててしまったの?」無邪気って恐ろしい。それにしても、方舟で遊んでいたダニーはかなり可愛い。そんな二人を見たアンネットは、無表情で家に引き下がる。最後はじじいの家で考え込むルシエン。そんなルシエンにじじいの一言。「へー、お前でもものを考えることがあるのかね? その頭で」言う言う(笑)。この後の『幸せの話』は、やはり前回同様、もはや子供の理解の範疇を越えている。この作品、人気がなかったのは、単に子供には難しすぎたからじゃないのか? 
2003/11/23第23話『悲しい嘘』
初めて牡をキャプってみた。ダニー、衝撃の事実を知った瞬間。個人的にこういうシーン大好き♪ 大人ってみんな汚い(笑)。ダニーを前にして、立ち上がってうろたえる四人の大人たち、(・∀・)イイ!! 今回は萌えの中休み。基本的にルシエンとアンネットの絡みに、ダニーの無垢な攻撃が入ったとき、面白さが爆発する。ああでも、序盤のダニーの、「お姉ちゃんはみなさんをルシエンが作ったんじゃないって言ってたけど、それも間違いです。間違いはいけませんよー」には笑った。このダニーの無垢な攻撃が好き。大好き……瀬戸くん大好き! 今日よくわかった。瀬戸くんがそばにいると、ホントにホッとする。それにしてもアニメのダニーは可愛いな。原作ではただの甘やかされたガキだったのに。
2003/11/23第24話『アンネットの涙』
アンネットの涎。今回は物語的には重要だけれど、まあ視聴していてそれほど面白い回ではなかったかな。ああでも、前半は見ていて、なんというかこう、修羅場だった。修羅場の連続。前回のラストから楽しみにしていたのだが、ああいう重苦しい空気の中に何も知らずに飛び込んでいくというシチュエーションは好きだな。「誰が……誰が教えたの……? おばあちゃん、誰が教えたの!? どうしてなの!?」無意識にマリーを責める責める。このぎすぎすした感じが、『わたしのアンネット』の最大の魅力だな。まあでも静かな回だった。 
2003/11/25第25話『おもいでの牧場』
ダニー、こいつ何者だ? 「ねえルシエン。もう僕のこと、心配しなくていいんだよ? もう普通の人と同じぐらい、歩いたり走ったりできるもん。だから、もうルシエンは心配しなくていいんだよ?」彼に宿った何かが言わせたとしか思えない。この回は、ダニーのこの台詞がすべてだ。左の画像のアンネットは可愛いし、その周囲のやりとりも面白かったが、とにかくこれ。
2003/11/26第26話『遠い雲 遠い日々』
感想は3つのフェーズに分かれる(謎)。1.なんともむずがゆい話だった。愛と友情の物語だな。見ていて思わず震えが走る。別に悪い意味じゃないが、見ている方が小っ恥ずかしい。2.「うわー、どんどん出てくるよ、お姉ちゃん!」「そう! 上手よ、ダニー!」何がどんどん出てくるのだろう。ちょっとドキドキ。3.最後はちょっと真面目に(笑)。前回辺りから、じわじわと「ルシエンの贖いフェーズ」から、「アンネットの許しのフェーズ」に入ってきたと思う。右の画像も含めて、気まずく思うアンネット、後悔するアンネット、視線を逸らすアンネット、呆然とするアンネット、それらすべてが萌えだ。いいかい? これらのすべては萌えなのだよ。つまり、すでにこれまでに十分萌えてきているが、真なる萌えはこれから始まるのかも知れない(笑)。わからんが、期待しよう。 
2003/11/27第27話『ニコラス先生の教え子たち』
ジャンとアンネットの壮絶ななじり合い。この二人のケンカって、実は第1話以来じゃないのか? 久々にアンネットらしい言い方を聞いた。まずジャンの攻撃。「鈍感の意地悪人間だ。性格が真っ暗で、無神経で、鈍感でさ」これもこれですごい。「性格が真っ暗で」というフレーズは感動的だ。アンネットの反論。「ジャン! 鈍感ってなぁに? 無神経ってあたしのこと? あんた本気でそんなことあたしに言うの!?」思わず第6話のアンネットを思い出した。左はその反論するアンネット。そういえば、ペーペルに対しても壮絶だったな。ラストのアンネットとルシエンの話は、聞いていてちょっと照れる。「やっぱりあたし、恥ずかしいわ……」ここまで仲が戻っていながら、次回は……。一体どういう経緯でアンネットは馬をたたき壊すのか楽しみだ♪
2003/11/28第28話『展覧会にむけて』
ナレーションによると、「しかし今、忘れようと思っていたルシエンへの憎しみと妬みが、突然アンネットの胸の中に蘇ってきたのです」とのことだが、あまりにも突然すぎ(´Д`; 前回、というより今回の前半までかなりいい感じだったのに、どういう展開で馬を壊すに至るかワクワクしていたのだが、これはちょっと急すぎだな。しかし馬を壊す直前のアンネットの怖いこと怖いこと。右のアンネットはただ睨んでいるだけで可愛いが、この後は、まさに「アンネットの顔は怒りのあまり醜く歪み」という、小説によくあるような形容にふさわしい顔だった。 
書くことがたくさんあるわけじゃないが、このプラスからマイナスへ急転落するアンネットも取っておきたかった。上の、憎しみに駆られ、我を忘れたアンネットとは一転、ダニーを突き落とした後に後悔と恐怖に怯えていたルシエンと同じような顔つきのアンネット。この後、絶望的な表情で逃げ去っていくアンネットは萌え著しい。さあ、いよいよ立場が入れ替わるぞ。ずっと前から言っているが、この作品は二人が同じ道を入れ違いに歩いている。sinθとsin(θ+π/2)みたいな感じ。物語はいよいよ終わりへ向けて動き出した。 
2003/12/01第29話『こわされた夢』
萌えは極まった。後ろめたさのMAX値が500だとしたら、このアンネットの後ろめたさは500だな(まんまじゃん)。もう、なんていうかこう、もう、ほんとに、なんていうかもう! 萌え。本を持って部屋に駆け込んで、「あんなことしなけりゃよかった!」と泣き崩れるアンネットが(;´Д`)ハァハァ 違う、顔文字間違えた。アンネットが(・∀・)イイ!! 聖なるはぎゆをもつてひしつと抱きすくめん。はぎゅ☆ ひしっ☆ 「次回、わたしのアンネット、後悔の涙、ご期待ください」ああもう、めちゃめちゃご期待するよ♪
2003/12/01第30話『後悔の涙』
なんだかこのアンネット、ボロボロに犯されて泣きながら家に帰る女の子みたいだ。いや、そう言っても、実際に「ボロボロに犯されて泣きながら家に帰る女の子」なんて見たことないが。今回のルシエンは好きだな。まず牛に語りかけるルシエンが面白い。「いつまでもくよくよと考えてるんじゃないって言うけど、問題はそんなことじゃないんだ。な、お前もそう思うだろ?」いい話だ。親はいつだってわかってくれない(笑)。それよりも、今回はやはり橋の上での独白。「誰も僕とアンネットを知らないところへ行って、何もかも始めからやり直すことができたらな……」これは原作も含めて、この物語のある種のテーマのような気がする。これは「でもそうすることはできない」という反語であり、逃げ出したくても逃げ出せない状況で何をすべきか。悩め悩め若者たち! あと、二日続けてさぼったのがいい。ルシエンにそれをする度胸があるとは思わなかった。見直した。相変わらず、どんどん続きが見たくてしょうがないが、敢えて見ずに翌日以降に残しておく勇気(笑)。 
2003/12/02第31話『峠へつづく道』
ふむ。今回はちょっと通過点的なお話かな。峠へと歩いていくルシエンに惹かれた。なんだか勇ましい感じがする。終わりがけに、峠の向こう側に広がる景色に感動した。アンネットは相変わらず後ろめたそうで良い。と言っても、今回は「前向きに」ルシエンに本当のことを話そうとしていて、まあそういう意味ではここ数話より随分表情は明るかったかな。(ちょっとタイムリーな話だが、今ヤフオクで詐欺に巻き込まれたのが確定的になって、動揺のあまり文章がままならないです。すんません。一応、金銭的な被害はギリギリのところで免れたらしいのでご安心くださいませ)
2003/12/03第32話『伝えたい真実』
ああ、もう! 萌えレエスポワール(*^-^*) 母セントラルスキー。森の中でジャンたちがケンカし始めたときの、「やめて! やめてよ……お願いだからケンカはやめてよぉ……」と泣きながら走り出したアンネット、究極の萌え! 声を抽出してシステムボイスとして使いたいくらいだ。絵がいい。この回が、第20話の感想で書いた「第3n-1(n=1,2,...)話」だったのが幸運。右のアンネットは、今までのとまたちょっと違った感じでGood♪ 
後半、森をさまようルシエンや、心配する母親、探しに出るマリーの話は置いておいて、それよりも翌朝学校での一コマ。ジャンたちに昨夜の話をするルシエンと目が合うアンネット。本当に久しぶりにアンネットの方から微笑みかけたが、ルシエンは目を逸らせてしまった。さらにその後、とうとうアンネットが木彫りのことを激白しようと声をかけたが、ルシエンは「思い出すのも嫌だ!」と取り合おうとせず駆けて行ってしまう。その後、少しずつ泣き顔になって鼻をすするアンネットたらもう! モエレエスポワール('-'*) このアンネットはもう、あれ、詰まるところ、はぎゅ☆ 
2003/12/06第33話『勇気ある告白』
内容はともかく、やはり絵が萌えない(´Д`; まあ、まともだったのは左の絵だな。ばー様に激白する直前のアンネットだが、眼がうつろで、この姿勢のまま動こうとせず、なにやらブツブツつぶやいている。まるでワムウだ。ちなみに今回は、蛙にキャーキャー言っていた女の子たちがよかったな。ああそうだ。アンネットがすたすたと木に登っていったシーンには驚いた。木登りが出来ること自体はいいのだが、まさかあそこまで活発にすたすた行くとは。「そんなの、人間のクズだわ! 卑怯者よ!」う〜ん、面白い。
2003/12/07第34話『さようならフランツ』
『セーラ』は10から一気に−10へ、そしてほぼ−10から10へ一気に戻ったが、『アンネット』は−10からじわじわと登っていく感じ。まあその方が自然だし、アナログっぽいのだが、アグネスデジタルな俺としては1か0か、登るか落ちるかの方が好きだな。まあ、アニメに関しては、ね。今回はアンネットが真っ赤になってルシエンと話していたシーンが印象的。なかなか可愛かったが、こいつら、いつの間にあのわだかまりがなくなったんだ、という思いがした。後はクラウスが白くなったり、フランツがいなくなったりは、まあどうでもいいや。右のビアンカは……違う、アンネットは、最後の短いシーン。なんか好き。異様に可愛い。右手を軽く握っているのがいいな。右手を軽く握って彼方を見つめる女の子フェチな俺にはたまらん。 
2003/12/07第35話『心の扉をひらいて』
最終回キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ッ!! ルシエンキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ッ!! 友情復活キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ッ!! イエス様キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ッ!! (;´Д`)ハァハァ もう、萌え。夢で、「開けてあげて、お願い! 開けてあげて!」とうなされているシーン、(・∀・)イイ!! 戸を開いてイエス様を中に入れてあげてくれ、という意味だ。つまり、「中に入れて、お願い! 中に入れて!」と置き換えることが可能だ。ちょっとした転換で萌えられる。ありのままを受け入れろ、という説もあるが。左は川に落ちた後、小屋で泥棒よけのろうそくを見て絶望するアンネット。他にも絶望するアンネットは多かったが、とりあえず明度、彩度ともに高かったので左のを選んだ。
今回は最終回につき、画像たくさんでお届けしております。いや、だから最終回じゃねーって? いやいや。この後、ダニーの足が良くなるのは、半ばおまけみたいなものだよ。二人の間にしこりを残さないための。左は、「戻ってきてくれたのね……ありがとう、ルシエン……」のアンネット(笑)。この後、寒くて震えが止まらないアンネットを、ルシエンは身体で温める。なんて素晴らしい友情。二人が全裸で激しく温め合う光景は、是非DVDを購入するなどして、直接目で確認して欲しい。まさか『わたしのアンネット』がR指定だったなんて!
左はアンネットの胸を触りながら、服を脱がそうとするルシエン。恥じらうアンネットの表情が実に良い♪ 「アンネット、いい? 脱がすよ?」「恥ずかしいわ……」「ダメだよ、震えてるじゃないか! すぐに温めないと」「ルシエン……」もっともらしい嘘はつくなって? あるいは、ちっとももっともらしくねーって?(汗) しかし、左の、今にもキスしそうだろ? 総括。今回は、まあ、「第3n-1(n=1,2,...)話」内で収めてくれたのはありがたかったが、前半詰め込みすぎて、ちょっとバタバタした印象を受けた。まあ、後半は思ったより引っ張ってくれたので良かった。ルシエンがあっさり来ては面白くない。エイミーが川に落ちたときも、思っていたより引っ張ってくれたし、名劇はなかなか助けられるのに時間がかかっていい感じだ。ああ、セーラが焼け死にそうになったときはあっさりだったが、その代わりある意味1週間引っ張ったということもできる(汗)。ともかく大団円。めでたしめでたし♪ さあ、次は意外なところで、『ポリアンナ』でも買うかな(だからまだ終わってねーって)。
2003/12/21第36話『よみがえった友情』
しばらく『あしながおじさん』を見ていたから、余計に萌えが際立った。綺麗にまとまっていて、如何にも最終回って感じだ。前回が最終回前のクライマックス。そして、今回静かに物語が終わる。そういう感じ。まだ後12話もあるのか(笑)。しかし序盤のアンネットは今にも死にそうだったな。「お願いルシエン……もう眠らせて……」おいおい、死ぬのか? その後の会話もいいな。「ルシエン、あんたどうして泣いてるの?」「ははは! 雪が、雪が目の中に入ったのさ!」「ふふっ、おかしな人ね……」おかしな人はあんただよ、アンネット! どんな台詞やねん、それは。最後のニコラス先生も妙にハイテンションで良かったなぁ。まあそれはともかく、ようやく二人は完全に仲直りできた。めでたしめでたし。 
2003/12/25第37話『二人のたからもの』
べらぼーに萌えた。大萌え。ようやく昔のような和やかな学校風景に戻った。後は実に12話もかけて後日談だな。と思ったら、最後がちょっと重たい感じでGood。左は後光が差しているアンネット。心の中にイエス様が入ってきたから、こういう光も差すようになったらしい。そういえば、ダニーが可愛い。あらすじページを書くために原作を読み返したのだが、どうにも原作のダニーは可愛くない。あのダニーのためにルシエンが一生懸命になるのは非常に納得いかないのだが、アニメのダニーなら尽くす価値がある。ダニーはもう直らないから、一生尽くすのだよ? ルシエン。
2003/12/25第38話『ルシエンの誓い』
第23話以来、二度目の牡。まあ、ダニーの話だからな。やっぱりアニメのダニーは可愛いな。ソリ競争に出たいと言い出したダニーだったが、おばあさんや父親になだめられて素直にあっさり引き下がった辺りが可愛さの秘訣だ。原作では随分我が儘だが、アニメでは実に謙虚で素直。ルシエンは一生懸命ソリを作ったが、最後には壊れてしまって残念。それでも最後まで滑ろうとしたダニーは立派だ。偉いぞ。あまり感情を表に出さないが、ダニーはダニーなりに、色々なことを考えているのだろう。きっとダニー自身も、足が不自由でも人と同じようにできるのだと自信を付けたかったのだろう。 
2003/12/26第39話『吹雪の峠をこえて』
ルシエンの章、前編。ってことで、今回はルシエンを載せてみた。まあ、見ていて別に面白みのない画像ではあるが、ここからルシエンの勇気と気迫と根性と愛と正義と平和と目玉焼きを感じ取って欲しい。今回のルシエンには心から感服する。「でも無茶よ、無茶だわ!」byアンネット。次回、ルシエンが死んで、究極のバッドエンドが……。セーラもペリーヌも両親亡くしてるし、ポリアンナも両親いないし、アンネットも親友の一人が志し半ばにして倒れることで、ようやく殺伐とした名作劇場らしくなるかな?(嘘) さあ、頑張って峠を越えるんだ、ルシエン! 後編に続く。
2003/12/26第40話『立ち上がれルシエン』
ルシエン死す……と、作中で何度思ったか。すげぇなぁ。あの状態で一回意識を手放して、よく戻ってこられるものだ。よほどダニー落下シーンが何度も夢に出てくる体質になってしまったのだろう。ペギンじじいも、ばば様も、アンネットもダニーも、モレルおばさんもマリー(21)も、みんなが祈る夜。よく辿り着いたなぁ、ルシエン。がしかし、ギベット先生はもう出発してしまった。可哀想に。峠を越えたのにソリをはかなかったからいけないんだよ。原作のお前は、もっと早く着いていたぞ?>ルシエン。右はルシエンの名を泣き叫ぶアンネット。友情完全復活という感じだ。このシーンのほんの少し前に、ダニーに呼びかけられて、アンネットが実に厳しい眼差しをする。印象的だ。 
2003/12/28第41話『ダニーを診てくれますか』
左は、物語とは全然関係ない、テーブルの下に隠れてしまったダニーを覗き込んだときに頭を打ち付けたアンネット。ちょっとエッチな顔をしている。いや、それは見ている人間の目がエロいだけかも知れないが。ルシエン頑張り、ギベットきたる。ダニーの足が治るらしい。いやはや、すごいね。医術は進歩した。そういえば、マリー(21)の「会って欲しい人」の話はどうなってしまったのだろう。俺的には、ルシエンの峠越えのためにうやむやになってしまったその話が気になってしょうがないのだが。
2003/12/28第42話『ペギンじいさんの秘密』
可愛い子供たち♪ 今回は子供たちが可愛い回だった。それにしても、アンネットとルシエンのお別れシーンは感動もの。もうちょっと年齢が高かったら、あそこははぎゅっといって、ぎゅぅぅっとしてから、キスだろう(笑)。濃厚なキスのあと、雪の上に倒れ込んでそのまま……いや、もはやそれは違うアニメになるが。。。夜のシーンで、アンネットがばば様と父上の話を聞くシーンが好き。ああいう、大人の会話を知ってショックを受ける子供っていいシチュエーションだ。ところで、アンネットサイトで有名なPEROさんが、「ダニーの足は『ペリーヌ物語』のビルフラン老人の目ぐらいにあっさりと治れば十分です」と言っているが、これに激しく同意。今回の流れを見て、このまま次に二人が帰ってきて終了でいいじゃん。どう考えてもここから先の回は、物語的に必要ないと思う。たとえアニメとしてそこそこ面白いものになっていたとしても。 
2003/12/28第43話『希望の町ローザンヌ』
あー、この回、要らね。エリザベスは、本当にあの三女と同じ名前なのか疑いたくなる性格だし。けっ。マーク少年は好感が持てる。左は、アンネットが珍しい服を着ていたからキャプってみた。夜に窓から外を眺めながら、ルシエンのことを考えていたアンネットが(・∀・)イイ!! すっかり相思相愛じゃん。いいねぇ、青春。それにしても、あの村からこの町では、そのギャップが激しすぎるな。今は情報が発達しているから、行ったことのない場所も見たことがあったりするが、アンネットにとっては本当にまったく未知の空間。あっさり飛ばされた食事一つ取っても、スムーズにはいかなかったことだろう。
2003/12/29第44話『ギベット家のひとびと』
あーもう、可愛い♪ 可愛い♪ 可愛い♪ さあ、アンネット。僕の胸でお泣き! さあ! あーもう、萌え♪ それにしても、アンネットって、どこでこんな丁寧な言葉遣いを覚えたのだろう。ロシニエールにいたときは必要なかったはずだから、こんなふうにスラスラ丁寧な言葉が出てくるのはちょっと不気味。なんだか覇気がなくて違う女の子みたいだ。第33話のアンネットはどうしたんだよ(笑)。エリザベスに殴りかかるくらいの勢いが欲しいところだ(爆)。しかし、ダニーはすごいな。病室で積極的にみんなと仲良くなりにいった姿に感動。まあ、アンネットも同じようにしているが、相手があれでは。もうそのまま仲良くならずに終わってもいいぞ?(笑) 別に『わたしのアンネット』という物語に必要ないキャラだし。<エリザベス 
2003/12/29第45話『手術の日』
はい、手術が終わりました。なんか、嫌ですね〜、手術ってのは。実は俺はまだ一度も手術というものを受けたことがないのだが、できればこのまま受けずに一生を終えたいものだ。今回は「手術」の話ってことで、なんだか神様うんぬんと言っていた今までの話とのギャップが強調された。原作ではこの辺りは、アンネットがおばあさんに教えてもらった聖書の言葉を思い出しながら、頑張ってお手伝いをするということで、それまでの流れとそれなりに統一感があったのだが、アニメではなんだかまるで違う話。これは「第二部」という、第36話以前とは別の話と考えた方がいいかも。そうそう。予告がついに「カトリ」になった。こちらも楽しみ♪
2003/12/31第46話『再会』
あー、この回、要らね。右のアンネットは髪がボサボサでアンヌみたい……っても、アンヌがどんなだったか、あまりよく覚えてないが。「あの……パンを、パンをください……」などと人に乞い歩くアンネット、萌えかも知れない。この期に及んで、超脇役のフランツ登場。もうダメダメな展開だ。特に感想なし。あー、アンネットの手紙で、ルシエンとフランツが対等だったのが萎え。なんてこったい。 
2003/12/31第47話『輝く光の中で』
最後の佐藤好春氏の絵だが、せっかくダニーの足が治ったんだし、膝が曲がっている画像を載せてみた(笑)。まあ、萌え萌えアンネットは、第44話の画像で満足するとしよう。改めて、ダニーの足が治った。おめでとう。よかったよかった。ところで、序盤でルシエンがアンネットに会いに行くのだが、やっぱり二人はひしっとはいかなかった。あそこは思い切り抱き合って、ラピュタを見つけたときのパズーとシータ状態になって欲しかったのだが。「ルシエン、何をコチコチになってる?」のシーンは良かったな。アンネットの隣で、ルシエンのはコチコチになっていたらしい(曲解)。
2003/12/31第48話『友情よ永遠に』
第二部完! ついに終わってしまった。なんだかすっかり和んでしまって、あの殺伐としていた空気を忘れてしまったよ。最後の先生の話とかはかなり泣ける。ジャン同様、俺もああいうの苦手(笑)。ルシエンはアンネットをお嫁さんにもらうのかな? コチコチになっていたし(違)。アンネットとルシエン。これからも二人仲良く。そしてケコーン。ええのぉ( ̄▽ ̄) 第二部は余計な回が多かったが、まあ最終話はよくまとまっていたと思う。 
2003/12/31■『わたしのアンネット』の全体を通しての感想
個々の感想ではこの作品は二部構成だと書いたが、実際のところは三部構成であると考えられる。一つは第1話から第8話の、いわゆる「幼少期」。一つは第9話から第35話の「本編」。それから第36話から第48話の「後日談」の三部である。

原作では「幼少期」と「後日談」は非常に短く、また「聖書の教え」という一貫した流れが根底にあるため、あまりストーリーが別れているという印象がない。けれど、このアニメの場合は、特に「後日談」にくっきりとした切れ目を感じた。この善し悪しを書いていこう。

まず「幼少期」であるが、これがじっくり丁寧に描かれているのは非常によい。また、アンネットとルシエンが大の仲良しであるという設定が実によい。原作では、アンネットは初めからルシエンに好意を抱いておらず、ルシエンもアンネットに特別な想いを寄せてなかった。そのため、単に殺伐とした印象だけが残り、「壊れたものが元通り、もしくはそれ以上になる」という感覚がない。

対してアニメは二人が仲良しであるため、「なんとかして元通りになりたい」と願う二人の心と、自己嫌悪に苛まれるルシエンの心、それから「どうしても許せない」アンネットの心の葛藤が実によく描かれている。二人が仲良しであるという設定と、それを強調するための「幼少期」の存在は非の打ち所がない。

続く「本編」だが、これがこの作品の視聴率を著しく低下させた。ただこれは、「子供には難しい」か、もしくは「殺伐とした印象しか残らない」だけであって、ストーリーは秀逸。子供向けではないという点で、アニメとして悪いのかも知れないが、視聴率がそのまま面白さとイコールではない代表的な作品だと考える。#ちなみに、私自身は「子供向けじゃない=アニメとして悪い」とは考えていない。

二人の気持ちの揺れ動き、ルシエンの木彫りを壊してからのアンネットの罪悪感、そしてルシエンの許し。これらが本当によく描かれている。強いて挙げれば、アンネットがルシエンの木彫りを壊すシーンの、アンネットの気持ちの変化が急すぎた気はするが、些細なこと。俺は第35話までのこの作品に、文句なしの五つ星を捧げたい!

が! 続く「後日談」がもうどうにもこうにも……。主役の二人は離ればなれ、今更ぞろぞろ現れてくる登場人物、脇役のくせに何度も出てくるフランツ。ここまできて、今更アンネットとエリザベスの関係などどうでもよかろう。

原作にあるのだから、「後日談」そのものが不要だったとは言わないが、ここまで長く詳しく描く必要はなかった。最終話は秀逸。よって、第36話の後の11話は2〜3話程度に収めて、第40話が最終回という、『あしながおじさん』のような全40話構成で良かったのだ。話数に関しては、色々制作上の都合もあるのだろうが、必要ならもっと「本編」に割くべき。この長い「後日談」は、それまでの展開を忘れさせるという点においてもよろしくない存在だった。

キャラクターに関しては文句なし。萌え度も十分! 絵柄も佐藤好春氏の回は可愛いことこの上ない。第5話、第17話、第44話の載せたようなアンネットを可愛く思える人なら、少なくともキャラクターに関しては大丈夫だろう。

ストーリー ( 内容やテンポ、感動したかなど )★★★★☆
キャラクター萌え度 ( 絵や声、性格、言動など )★★★★★


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