『 トラップ一家物語 』 感想





※レンタルのためDVD解説書未確認



2006/10/02第1話『私、修道女志願です』
おおっ。絵柄と主人公の年齢で敬遠していたが、これはこれはなかなか面白い。マリアの天真爛漫さと修道院の厳粛さのアンバランスが笑える。ひたすら巻き込まれるラファエラも萌え。年齢が高いなりの楽しみもあるな。萌えは少なそうだが。展開としては『私のあしながおじさん』と同じ感じになっていくのだろうか。早く続きが見たくなるような終わり方も良い。先が楽しみだ。
2006/10/03第2話『シスターとしての未来』
すごく展開が早い。というか、恐らくここまでがプロローグなのだろう。中途半端に先を知っているわけだが、マリアはもうここには戻らないのだろうか。派遣先で結婚するわけだし。せっかく子供たちとも仲良くなれたし、俺もラファエラを気に入っていたが、もう出てこないのかな? プロローグ的な2話という構成と、将来の結婚が『私のあしながおじさん』とかぶる。さあ、気持ちを切り替えて次へ行こう。
2006/10/05第3話『艦長と7人の子供たち』
 いいんじゃない? 面白くなってきた。子供たちもみんないい子のようだ。ヘートヴィッヒにしても、今の時点ですでに悪い子には見えない。きっと過去に嫌なことがあったのだろう。ヴェルナーも面白そうだ。ルーペルトはよくわからんが、まあ地味に登場しそう。ヒロインの小マリア登場。これは萌えだ。よし、このアニメも楽しめそうだ(笑)。声は白鳥由里なんだね。エンディングで「白鳥由理」になっていたのが気になるが、まあいいや。初っ端からダーク。スープは捨てるし、メインディッシュも捨てようとするし。マリア先生、意気込んでた割に優しい! てっきりお尻ぺんぺんの刑かと思ったが。作中で一度くらいやってくれないかなぁ、お尻ぺんぺん。
2006/10/05第4話『26人目の家庭教師』
名言キターッ! 「家庭教師だろうとメイドだろうと、男爵夫人だろうと子供だろうと、人間なら自分の意見を堂々と持つべきです」マリアカコイイ! この屋敷には悪い人はいないようだ。マチルダさんも役目を立派に果たそうとしているだけで、決して悪い人ではない。メイド組は色々問題がありそうだが、本当にいがみ合っている人はいないようだし。ミミーはいきなりマリア先生の虜になったようだし、ローズィもやや歪んだ理由ではあるがマリア先生を好きになったようだ。小マリアはとてもいい子のようだね。元気になるといいが、猩紅熱というとどうしてもベスのイメージがあって……。ラストでヘートヴィッヒからマリア先生に話しかけた。前回といい今回といい、こういう終わり方はあまり名作劇場らしくないなぁ。まあ、先が見たくなるのは確かだが。 
2006/10/06第5話『マリアは騒ぎの張本人』
 今日から小マリアをプニマリアと呼ぶことにしよう。今回の話で一気にマリア先生とプニマリアの仲が良くなった。風邪とのことだが、なかなか元気そうだ。ちゃんとご飯を食べてもっと元気になってくれ。ちなみにプニマリア、正面から見るより横向きの方が随分可愛い。例えば左の画像なんかも、とてもいい感じだ。萌える。マチルダさんも話せばちゃんとわかってくれそう。メイドに一人嫌なヤツが出てきてが、まあ所詮はメイドだし気にすることもなかろう。マリア先生の過去の話はショッキングなものではあるが、今が明るくて元気なので……きっと乗り越えたのだろう。まあ、プニマリアには重たかっただろうが。忍び込んで何をするつもりだったのだろう。
2006/10/10第6話『迷子とはらぺこ騒動』
だいぶキャラがわかってきた。マチルダはもう少し話がわかる人かと思ったが、案外石頭だなぁ。ヴェルナーは単なるお調子者で、マリアに対しても悪い印象を持っていないようだ。ヨハンナはもちろん、下の二人も特に問題はなさそうで、やはり上の二人だな。特にヘートヴィッヒは辛辣。しかしさすがは修道女マリア。マチルダからの攻撃もヘートヴィッヒからの攻撃も飄々とかわす。プニマリアはもうすっかりマリア先生のことが好きになったみたいだな。心なしか元気になったように見える。マリア先生の部屋に行ったときのプニマリアは萌え。ああ、関係ないが今日10月10日は「萌えの日」らしいよ。家族会議のシーンで終了。毎回こういう終わり方のようだ。あまり好きではない。 
2006/10/12第7話『大人は信じられない』
 なるほどね。確かに、マリア先生を追い出してもトラップ氏はまた別の家庭教師を雇う。だとしたら、まだマリア先生の方がまし。ヘートヴィッヒにはこれで十分だな。マチルダの場合は、「だから結婚しろ」という発想になるから一筋縄ではいくまい。もっとも、母親好きの子供たちがトラップ氏の再婚を望んでいるとは思えないが。ああ、で、子供たちはヘートヴィッヒにはああ言ったが、実際にはマリア先生が好きという認識で良さそうだ。この回でヘートヴィッヒのマリアに対する敵対心も随分薄らいだように思える。後はマチルダとメイドの一人だが、後者は力のない存在なのでどうでもいいや。マチルダも子供たち全員がマリアの味方になれば、ぶつぶつ言いつつも折れるだろう。だいぶ一つにまとまってきた。
2006/10/16第8話『礼儀作法が大事です!?』
マリア先生と子供たちはこの話をもって完全に仲良くなったと見ていいだろう。最後にヘートヴィッヒがマリア先生の言葉にショックを受けていたが、あれは恐らくマリア先生は子供たちも承知の上の話だと思ってそう言っただけで、問題はなかろう。イザベラ……じゃない、マチルダは相変わらずだが、この人のおかげで子供たちとマリア先生の仲が良くなっているように思える。共通の敵は必要だ。トラップ氏も苦しそうだったな。事業が上手くいってないのだね。もっと生活水準を落としたらどうだろう。そうそう。今回ようやく歌が出てきた。『サウンド・オブ・ミュージック』っぽくなってきたか? 
2006/10/16第9話『トラップ男爵の婚約者?』
 よし、ヘートヴィッヒ頑張った! 偉い! 誉めてやるぜ! この回のマリア先生はあまり感心できない。まあ、それはヘートヴィッヒと同じ子供的な感性かもしれないが、どう考えてもあの女は、「子供たちのための良い母親」にはならないだろう。結婚の目的が金でないならあの女ではダメだ。いやー、それにしても気色悪い女だった。まあ、綺麗なのは百歩譲って認めるが。どうもトラップ氏のことは好きのようだが、その割にはわざわざ物を落として拾わせたり。真性のSってこと? マリア先生が多少なりともあの女に加担したせいで子供たちとの仲が壊れてしまうかと心配したが、最後に一太刀入れてくれたおかげで大丈夫そう。良かった。
2006/10/17第10話『ミシンとヴァイオリン』
すごいなぁ。マリア先生、とうとうトラップ男爵と戦い始めた。困った子供たちだけじゃなくて、ちょっと偏屈になりかけのおじさんまで改心させようというわけだな。これは給金は倍と言わず、3倍、4倍ともらわないと。いや、むしろトラップ男爵、この娘を嫁にするというのはどうだ?(白々しい) マチルダもだいぶマリア先生のペースに乗せられてきたようだ。じわじわと家族が丸くなってきたように思える。さすが修道女。右のプニマリアはわーっと泣き出す瞬間だが、その一瞬だけキャプチャーするとなんかエロい。まるで下から突き上げられているようだ。 
2006/10/19第11話『どろんこ遊びは最高!』
 とうとうマチルダもメイドも引っくるめて仲良くなってきた。マリア先生すごいなぁ。マチルダにあれだけ嫌味を言われてもまるで動じない人だからこそできることだな。俺なら怒るか凹むか拗ねる(汗)。プニマリアも随分元気になってきた。どうもベスのイメージがあるが、実在したベスは残念なことになったが、実在のプニマリアは達者に暮らしているのだから、悲観することもないのだが。ヴァイオリンが音が出てるからすごいなぁ。しかし家の中でやると確かに迷惑かも。庭が開放されたら、どうせ周りに家はないのだし、青空教室をお勧めする。
2006/10/19第12話『マリア風チョコレートケーキ』
みんな出かけるイベント発生。さてマリア先生はこれを機にどうするかと思ったら、みんなを外に連れ出して牧場体験……ごめん、今中途半端な嘘をつきました。みんなでお菓子作りっていうのは面白いね。恐らく連中はそういう経験もないだろうし。クラリーネも今回で多少は心が砕けたかな? マチルダもマリア先生を認め始めたし、もうこの一家は大丈夫だな。敵は内にはいなくなった。(要するにイヴォンヌのこと) 
2006/10/26第13話『ドン・キホーテの初恋』
 ナスターシャがなかなか可愛かった。マリア先生を頬を染めて見上げていたのが萌え。女の人が好きなのかな? 甘美なレズの世界へようこそ。ルーペルトはひどく弱っちいんだな。まあ、一見して学者肌だが。ナスターシャのことが随分好きなんだね〜。頑張れと応援したいが、どうせ遠くへ行ってしまう人だし、まあ新しい可愛い女の子を見つけてくれと。さて、何やら誤解されそうなシーンで終わったが次回はどうなるかな? この際ルーペルトはどうでもいいが、ナスターシャが幸せな形で旅立てると良いが。
2006/10/29第14話『オルゴールの秘密』
ナスターシャ逝く。よよよ。一人可愛い子が行ってしまった。まあ、どう考えても脇役だったが、心清らかでなかなか素敵な女の子だった。アントンはダメダメっぷりを発揮してくれたが、最後はマリア先生の言葉のおかげで正直者になれた。さすがマリア先生。脇役まで改心させたか。フェンシングの戦いは見ていてなかなか面白かった。父親がこっそり見ていたのと、その後でお祝いをしていたのがなんだかよかったな。右のプニマリアはルーペルトに疑惑がかかっていた序盤のもの。チビと並ぶとお姉さんに見える。それもまたよし。 
2006/10/29第15話『マルティナと熊のニコラ』
 なんだか内容が充実した回だった。キャプりたいプニマリアもたくさんだったが、久々に横顔にした。このアニメは横顔が一番可愛いから。それに服もいつもと違うし、ちょっとレアな感じだ。ところで例の件だが、マルティナがいないことに気付くの遅すぎ! ニコラへの執心のすごさにはまいった。子供たちの中で実は一番厄介なこはこの子かもしれない。まあでも、もうマリア先生には関係のない話だが。修道院に帰ってしまったし。さよなら、マリア先生。主役の座はプニマリアが引き継ぎます。
2006/10/29第16話『マリア先生がいない家』
果てしなく眠たかったが、続きが気になったので連続視聴。いやー、今回もまた面白かった。まさかプニマリアとヨハンナの二人でマリア先生に会いに行くとは思わなかった。すごい勇気、すごい冒険。確かにまだ小さな二人には、見える色々なものが恐ろしく映るだろうな。門一つくぐるのにドキドキしていたプニマリア萌え。大萌え。あまりに大萌えだったので、画像を4つキャプってみた。まず、半泣きのアップ。マリア先生がいなくなってしまい、2階から飛び降りようとしてマチルダに止められる。2枚目は大冒険への序曲(←なんかかっこいい!) 3枚目は帽子。泣いてお父様に駆け寄るちょっと前。俺も娘がほしい。セーラも良かったが、プニマリアもまた娘属性高し。最後に枚数合わせにやる気のない歌声。あの状況で歌わされるのはある種のプレイだよな。それにしてもプニマリア、登場時に病気がちだったから貧弱なイメージがあるが、今回は走り回っていてとても元気そうだった。いいことだ。ちらっとラファエラ登場。ナツカシス。 
2006/10/30第17話『傷ついた子鹿』
 ヴェルナー、お前いいヤツだな! 俺気に入ったよ(笑)。お兄さんもお姉さんもマチルダも、ちょっと硬すぎだな。恐らくトラップ男爵が一番ヴェルナーに近いのだろう。マリア先生はヴェルナーに賛成だが、みんなにも優しい。神に仕える人間は違うなぁ。いつでも穏やかだ。左のプニマリアはヴェルナーがからかわれているときのもの。笑っちゃダメじゃないか! よくない子だ。トラップ男爵に代わってお父様になった俺が叱ってやろう。さあ、こっちにおいで……。
2006/10/30第18話『生きとし生けるもの』
「ヴェルナー、開けてよヴェルナー」が萌え。俺の脳内では、ヴェルナーに小屋に閉じこめられたプニマリアの図が浮かんでいた。可哀想に。お兄ちゃんにいじめられた妹という構図だな。いや、きっとプニマリアが悪いことをしたに違いない。ほら、前回一緒になって笑っていたし。わかった。前々回勝手にお金を持っていったから。可哀想に。しばらく草と水で生活しないと。むっ。草をはむプニマリア! おおっ、少しずつ変な妄想が膨らんできたぞ! 悪いこと→閉じこめられる→お腹が空く→飼い葉。一大叙事詩だな(嘘)。 
2006/11/01第19話『イヴォンヌ姫のお土産』
 イヴォンヌ再び。やっぱりこの人嫌いだなぁ。マリア先生、この結婚のこととなるとどうもイヴォンヌとマチルダの味方だから気に入らない。この女が子供たちに優しくしなさそうなのは明白じゃないか。今回は物で釣る作戦ですかそうですか。どうにもならん女だな。ヘートヴィッヒ頑張れ! 前回に引き続き、この件に関しては君だけが頼りだ! 画像は一番最初の元気いっぱいなプニマリアと、一番最後のマリア先生が死んで青ざめるプニマリア。いや、死んでないが。
2006/11/01第20話『それぞれの人生』
まだまだ続くイヴォンヌ編。つか、流れからすると、この一連の話が終わればもうイヴォンヌは出てこないような気もする。もうちょっとの辛抱だ。マリア先生、結構重傷じゃん。可哀想に。プニマリアが怒るのも無理はない。右は怒っているプニマリア。巻き添えの章。イヴォンヌ、話のわからない人でもないようだが、やっぱりどこか違う。要するに感性が上流階級ってことだな。堅苦しいのが嫌いな男爵がなびくはずがない。マチルダががみがみ言っているが、マリア先生は今まで通り子供たちに優しく接してほしいものだ。距離なんて置いてはいけない。 
2006/11/08第21話『トラップ男爵の決断』
 どんどん見たいのだが、とにかく忙しい。いや、仕事が忙しいわけではないのだが。今回、マリア先生に冷たくされて打ち拉がれるプニマリアにかなり萌えた。久々に萌え悶えてしまった。いいなぁ。マリア先生の新手のプレイですか? ということで、前回「努」だったので、今回は「哀」の画像。イヴォンヌは難しい人やねぇ。男爵と一緒になっても、この膨大な数の子供たちはどうするんだろう。無理せずお付き合いと言っても、毎日顔を合わせるし、難しいことですよ。男爵、いよいよイヴォンヌと婚約! うむ。では邪魔な子供たちの一人は俺が引き取ろう。おお、プニマリアが邪魔ですか! そうですか!
2006/11/10第22話『1人で生きてゆける?』
ヘートヴィッヒの章。あまりにも萌えたので、今回は例外的にヘートヴィッヒの画像もキャプチャーしてみた。なんていうか、とにかく萌えた。金持ちの女の子が一人町中で困り果てる姿フェチな俺としては、今回の話はたまらんわい。久々にラファエラが声つきで登場! こっちもまたよし。あの姿で町に出て来るなんて。しかも電話したんだ。前に修道院には電話はないというようなことを言っていたが。まあよい。それよりヘートヴィッヒだ。急な腹痛はまあいいとして、トイレ! トイレ! 女の子はトイレなんて行かないものかと思っていたが。(←小学生か!) いやー、萌えるねぇ。萌えだ。ヘートヴィッヒ萌えだ。身体は大人になってしまったのか。そうか。マリア先生が来たとき、泣いて飛びついたりしなかったな。さすが大人。学校の友達から聞いてるのか。そうかそうか。萌えだな。しかしここで帰ってしまっては、お父様の婚約は取り消せないのでは? もっと粘るんだ。トーマスと一緒になるくらいの覚悟で! そしてプニマリアは修道院へ。もうおしまいだ! 
2006/11/10第23話『天使への願い事』
 ヘートヴィッヒ萌え! なんていうか、ここに来てこの子が一番良くなってきたぞ? あ、いや、一番はプニマリアだが。ヘートヴィッヒとマリア先生が真面目トークしてるときに部屋に飛び込んできたプニマリアは大萌え。しかしその前のヘートヴィッヒの、「ひとりでいるのもいいなって思うことない?」がすげぇ良かった。この子は先日の流血事件(足のことではない)の後、とても大人になったようだ。よしよし、パパが大人のことを色々教えてやろう。ちなみにパパとは俺のことだが。21話で邪魔な子をもらう話を書いたが、この子もまたいいなぁ。最近ツンデレ属性がついてきたかも。興味のないジャンルだったが、少しずつ良さがわかってきた。プニマリアは全体的に子供っぽくはしゃいでいて可愛かった♪ 「鍵をかけない方がいいかしら」が可愛かった。抱きしめてすりすりしたい。すりすり。頬だぞ? 股間をお尻に押しつけているんじゃないぞ? ちなみにその時のプニマリアがめちゃめちゃ可愛かったが、画像は今回の最後に悪党に拉致される瞬間のプニマリアをキャプってみた。大人になったヘートヴィッヒが身体で雇った連中で、婚約の破棄を条件をプニマリアを返すらしい。そういえば、今回トラップ男爵とマリア先生が旧に互いを意識するようになったな。まあ、そろそろそういう話に持っていかないとね。
2006/11/12第24話『クリスマス・キャロル』
「私もアソコがぬれちゃった」今回も一貫して面白い話だったな。プニマリアは相変わらずとても可愛い。声も良い。リリスだ。よく笑うし、いい子だ。俺にくれ。大切に育てる。マチルダは相変わらず庶民には理解できないことをがみがみと。しかし子供たちも反抗しないなぁ。とても素直だ。そう考えると、前に机をバンバン叩いていたのは彼らにしてもかなりの反抗だったと思える。男爵は完全にマリア先生のことを好きになったみたいだな。マリア先生も神に仕える身でありながらなんていけない人! 代わりにプニマリアのお尻をぺんぺんしよう。ぺしぺし! 
2006/11/12第25話『白銀のアルプスにて』
 一丁前にペアリフトなんてあるのだな。結構昔からあるものなのか……と言うほど、この物語が古い話でもないという説もあるが。リアルプニマリアなど、まだ存命なんじゃないか? 今回はルーペルトの進路相談の物語だな。スキー自体は別に物語上、重要ではない。まあ、進路相談もそれほど重要でもないだろうが。それにしても運動はからきしダメな長男だ。ちょっと情けない。プニマリアはちょっと出番が少ない。ルーペルトが相談している最中に呼びかけたプニマリアを、マリア先生が手で「今はダメ」みたいにしたのが、なんだかとても面白かった。何故かはわからぬが。
2006/11/14第26話『オレンジと花の苗』
くぅぅ、白鳥由里萌え! いや、ちょっと違うが。プニマリア、テラカワイス。終わりがけにマリア先生がプニマリアにいいこと言ってたなぁ。嫌いな相手のいいところは見えにくいらしい。いやいや、それは違うぞ? 嫌いな相手にいいところなんて一つもないんだ(爆)。俺は認めない(謎)。イヴォンヌはどうなんだろうね。夫人が言っていたが、実際問題、そもそもイヴォンヌにトラップ男爵は合わないだろう。そういえば随分昔、2ちゃんねるで、「(バツイチの)ある女性を好きになったが、連れ子が邪魔だから消えてほしい」みたいな書き込みをして、ネラーと議論していた。彼としては、その女性を好きになっただけで、子供は必要ないという立場。要するにイヴォンヌと同じだが、俺はそれに異を唱えたい。例えば俺は、どんな女性であれ特定の相手(夫や彼氏)がいる時点で興味を失う。周囲の人間関係も含めてその人だと思うわけだ。まあ考え方は人それぞれ。ここで議論する気はないがね。 
2006/11/14第27話『昨日・今日・明日』
 とてもいい話だった。ラストのマリア先生の養父が好印象。彼が登場したときのマリア先生の怯え具合がリアルだった(右下)。なんか、本当に怯えていて不憫。それにしても小さいマリア先生萌え。可愛かった。うんうん。まあ、小さいって言っても、現在のマリア先生もまだ18だかそれくらいだったと思うが。十分若い。思うにトラップ男爵、マリア先生と結婚してはどうだろうか。(白々しい) 序盤のガツガツ食い始める子供たちが可愛い♪ 特にプニマリアがいいね。ヘートヴィッヒはどんどん性悪になっていくぜ! ルーペルトはルーペルトなりに真面目なんだから、からかっちゃいけないよ。罰として俺がお尻をぺんぺんしよう。ぺしぺし! 左下の画像はプニマリアが珍しい服を着ていたからキャプってみた。元気になれよ? 元気になったら俺が嫁にもらってやるからな?
2006/11/17第28話『いたずらアガーテ』
マリア先生が怒るお話。怒る怒る。っていうかまあ、あれは怒らないとね。怒るのは難しいが、母親ならやらねばねぇ。イヴォンヌには無理だよ、無理無理。アガーテはまったく困った子だが、まあ年齢を考えたら仕方ないかなぁ。きっとプニマリアももっと小さいときはああだったのだろう。お尻ぺんぺんしないと。(そればっか) 画像のマリアはネグリジェ?違うか?まあその類の服やね。萌え。 
2006/11/20第29話『妻になる人、母になる人』
 この回、タイトルが秀逸だな。最初はよくわからなかったが、見終わってから改めてタイトルを見ると、なるほどと思う。子供たちも、マリア先生がずっといればお母様なんて要らないという流れになってきた。つまり監禁だな。外に出さずに部屋に閉じこめておけば……。あるいは修道院を襲撃。ひどい話だ。今回のイヴォンヌはなかなか良い感じに描かれていた。まあ、最後にマリア先生とは違った女性らしさをしっかり見せつけた感じ。実際、マリア先生は女性と言うよりは母親。あまりうら若き乙女という感じではない。プニマリアはそれなりに出番があった。夢の話をしているシーンが面白かった。内容というより、プニマリアとヨハンナが二人で会話しているのがよい。マリア先生が主人公だから、あまり兄弟姉妹同士で話しているシーンって無いか、印象に残らないんだよね。
2006/11/20第30話『結婚してくれますね!?』
イヴォンヌはすぐに次の男か。まあ、それもありだろう。今回はいよいよトラップ艦長とマリア先生の結婚の話に! 長い道のりだった。子供たちが背中を押してなければ、この縁談もなかったわけだな。序盤にコインを飲み込んだヨハンナがバカっぽくて面白い。この子はひたすらお笑いキャラだな。まあ、笑い方からして、美少女ではないが。とてもプニマリアと姉妹とは思えない。そういえば、ふとこの物語の最初の頃を思い出すと、みんなマリア先生を嫌っていたんだなぁ。ヘートヴィッヒなんて特に嫌っていたが、今ではすっかりデレデレだ。ああ、デレデレというと、プニマリアの「私のこと、好き?」は萌えた。ヘートヴィッヒの「私は?」も良かった。なんてストレートな確認なんだ。子供っていいなぁ(笑)。 
2006/11/26第31話『神様の思し召し』
 テラ忙シスにつき、気が付くと1週間とか間が空くんだよな。そんな『トラップ一家物語』もいよいよ今回で最終回! いや、違うか。まあでも、最終回みたいなお話だった。マリア先生と修練長のお話が良かった。あと、個人的にはマリアがラファエラの肩に寄りかかるところが萌え。トラップ家ではマリアってあまり誰かを頼ったりしないわけだが、そんなマリアが同年代と思われる女の子に心情を吐露するのは萌える。あとは、「マリア、ここに来てひざまずきなさい」が色々よからぬことを考えた。罰当たりな俺。「(プニ)マリア、ここ(立っているお父様の前)に来てひざまずきなさい」「はい、お父様」「そしてお父様(自分のこと)のズボンを脱がせて、それをはむっとくわ(ry
2006/12/06第32話『七月の花嫁』
最終回キタ━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━ッ!! いや、だから違うって。しかしもう、本当にこれで最終回という感じ。駆け足のような回だったが、最後のマチルダ夫人にはとても感動した。よかった! ところで今回、絵がすごくよかった。正面画でも丸みがあって可愛かった。久しぶりに見たからとか、そういうのではなくて、明らかに前回までと絵が違うと思う。結婚かー。まったくしたいと思わないことの一つなのだが、結婚式というイベントはなんだか悪くない感じだ。トラップ艦長とマリア先生の歳の差は、今の俺とプニマリアの歳の差以上なので、俺も是非プニマリアと年齢差のある結婚を……。 
2006/12/17第33話『本当の家族』
 素敵な話だった。真の友人は貧乏になって金がなくなって初めて気付く系の物語だった(そのまんまだが)。使用人を切り捨てていくのか。しかし、元々残り3人しかいないようにも見える。今後の展開からハンスは残るだろうし、ここでフランツのクビを切ったら鬼だし、ミミーはいなくなるかもしれないな。あるいはやはり金に困って、家族の一人を……。じゃあ、プニマリアを俺が引き取ろう。ルーペルトが出て行った。こいつも歌う仲間の一人のはずだから、なんらかの事情で帰ってくるのだろうな。下宿屋か。プニマリアが色々世話をしてくれるようだ。俺も住もうか(ぉ
2006/12/28第34話『ファミリー合唱団誕生』
今回はミミーのお話。もちろん家族が歌の練習をしてコンクールに出場するのも重要だが、それよりもミミーが子供たちの成長を知って、屋敷を出て行くのが印象的。特にミミーが洗濯物に囲まれて空を見上げるシーンが秀逸。マリアの結婚や合唱団の誕生よりも、あの一コマがこの家族の今までとこれからの分岐点とさえ感じる。さて、合唱団の方は、高音低音分かれてなかなか聴き応えのある仕上がりだった。そういえばいつの間にか下宿生たちがちらほら。案外時間が経っているのかもしれないな。 
2006/12/28第35話『歌声は風にのって』
 とうとう大統領の前で歌うことになったか。合唱団が出来てからたったの2話だが、えらい出世だな。まあ、コンクール、ラジオ、それを大統領が聴いてと、流れは自然だが。子供たちはすごいなぁ。俺ならああいうところに立ったらがちがちに緊張して頭も髪も真っ白になってどうにもならんくなりそうだが、堂々と歌う姿に感動。その辺はさすが貴族の出自。左の画像は話の本筋と全然関係ないのだが、プニマリアが学校から帰ってくるという、これまでになかった光景。あの貧弱でスープとか捨てていたプニマリアが成長したものだ。胸も成長しているのだろうか。確認したいが……。
2006/12/28第36話『ナチス侵攻』
前半はホールでの演奏会の話。小ホールとはいえ、結構たくさん人が入っていたな。あんなところでソロなんて、ヨハンナには荷が重かろう。度胸の問題ではなく、声が。アメリカ行きの伏線が張ってあった。コンクール、ラジオ、大統領、コンサート、記者そしてアメリカ。道は真っ直ぐだ。そして最後の一歩を半ば無理矢理踏み出させるように、ナチス侵攻。ハンスは完全に裏切り者の顔になり、高圧的な目で家族を見るようになった。逝ってよし。思うにプニマリアは逃げ出すときに足手まといにならないだろうか。なんなら俺がしばらく預かってかくまってやるがどうか。 
2006/12/28第37話『あたらしいご挨拶』
 ヴェルナーのキャプに見えるが、奥にいるプニマリアが可愛い。色々思うところのある回だった。トラップ一家の子供たちと比べて、他の子供たちは全然抵抗なくヒトラーの挨拶をしたりしているのは、愛国心云々ではなくて、よくわかっていない、すなわち学がないからではなかろうか。別に器用に生きているというわけではないと思う。学校へ行く途中のシーンが好きだ。ヘートヴィッヒがナチスの説明をした後、ヴェルナーが友人たちにバレないようにした。あのヴェルナーがだ。序盤は単なる知恵の回らない明るいだけのちょっと困った少年だったが、やはりトラップ一家の子供である。ヨハンナはとにかく可哀想だった。あれが全部プニマリアだったらとても嗜虐心がそそられるのだが。さて、プニマリアなら最後まで言わなかっただろうか、それとも……?
2006/12/31第38話『ハンスの秘密』
なんていうか、面白くない回だった。一連の流れの中では必要な回なのだろうが、俺はこの作品は子供たちが主役だと思っているから、大人だけの話とか戦争の話とか、なんか重々しいし好きではない。ああ、子供たちが主役というのは単に俺の趣味というだけではなく、世界名作劇場はやはり子供向けのアニメという観点から、マリアは主人公として年齢が高すぎるという意味もある。ちなみに今回アガーテがナチスの兵士に絡みついていたが、大人が緊迫した状況で子供が無邪気に絡むのは好きではない。しょうがないのだろうが。 
2006/12/31第39話『誇りと信念』
 なんて不器用な人たちなんだろう。いわゆるこれが、タイトルにある誇りと信念というものなんだろう。しかし日本人の俺にはいまいち理解しかねる。いや、もちろんトラップ男爵の気持ちはわかる。だが自分の生命と家族、信念と誇りを天秤にかけたときどちらに傾くか。もちろん、彼らも生命の危険までは感じていなかったのかも知れない。我々はナチスを知っているから色々わかるが。ちなみにハンスが子供たちを好きなのは本当だろう。彼の言動はとても正しく思う。理由は今書いたことの繰り返しになるのでやめるが。信念を通して殺されるか、信念を通して生き延びるか。男爵は信念を掲げて逃げるという選択肢を選んだ。さて、最終回、どうなるか。
2006/12/31第40話『さようならわが祖国』
あ、後味悪い……。基本的にノンフィクションだからしょうがないのだが、ものすごく後味が悪い。オーストリアに残った友人たちはどうなったのだろう。元々明るい旅立ちではなく、暗い逃亡だからしょうがないが、もう本当に暗い。逃亡劇はハラハラしたが、ここ数話を除く36、7話はハラハラドキドキの冒険系ではなく、ほのぼのとした家族系だったので、そのギャップが痛い。つまらなくはないが、トラップ一家物語に合わない。でもまあ、良かった。無事に逃げられて。新天地で一家に幸あれ! 
2006/12/31■『トラップ一家物語』の全体を通しての感想
 いつも通り、最終話を見終わってすぐの勢いで。とりあえず『コゼット』が始まる前に見終わりたかったので、最後の一週間で一気に7話見た。合唱団が出来てからナチスが来て逃亡するまで、一気に駆け抜けた感じ。時の流れがそれまでの33話と全然違った。

さて、まずキャラクター萌えという観点だが、とりあえず主人公のマリアには萌えない。年齢が高すぎる。まあ、俺がロリコンというのを差し引いても、子供向けのアニメとしては年齢が高いだろう。これでも実際の年齢よりは低くされているのだが、それでも高い。アガーテとマルティナは小さすぎ、ヨハンナは面白いだけで一度として萌えたことがない。

が、プニマリアとヘートヴィッヒがとても良かった。特にプニマリア。まあ、この感想をざっと見ればいかにプニマリアに萌えたかは一目瞭然だが、楽しみの半分はプニマリアだったと言っても過言ではない。もっとも、序盤はプニマリアのためにあるような物語だったが(そもそもマリアはプニマリアの家庭教師)、中盤、後半と話が進むにつれて影が薄くなってしまった。まあ、元々主人公ではないのでしょうがないが残念だった。

さて、本題のストーリー。子供たちと打ち解ける前半、子供たちと打ち解け、イヴォンヌが出てきて結婚するまでの中盤、貧乏になって合唱団が作られ、ナチスが侵攻してきて逃亡する後半に分けて考えると、前半が一番良かった。子供たち一人一人にスポットが当てられ、一人ずつ少しずつマリアを好きになっていく様が実に面白可笑しく、楽しく、時に感動的に描かれていた。

中盤はイヴォンヌとマチルダ夫人にイライラしつつも、物語としては悪くなかった。子供たちも個というよりは群で扱われることが多くなったが、それでも存在感は十分あった。ただ、子供向けのアニメとしてはややテーマが大人すぎたように思える。これは作品全体にも言えることだが、それが前半よりも顕著に現れたと思う。

後半は微妙。没落から逃亡へ。合唱団も能動的に完成したと言うより、受動的というか、やらざるを得なかったというか。逃亡もトラップ大佐の決断こそあったが、追い込まれた上でのものであり、あれしか道はなかった印象。始終不安な感じで、特に終盤は心落ち着くことがなかった。子供たちはますます群になり、テーマは重くて難しく、大人の観点から見てもあまり楽しめない。

『ポリアンナ』や『アンネット』で、前半は★5、後半は★3、全体で★4をつけたが、今回もそれと同じく★4で。思うに、一年というスパンが長いのではなかろうか。もっとも、『ポリアンナ』は脚本が微妙だったせいで、原作のボリュームが原因ではなく、『アンネット』は元々原作にあるシーンを再現しただけ。今回もそうなのだが、どうも名作劇場はラストで勢いが落ちるか、テーマが変わる場合が多い。

今回、何度か「最終回!」などと書いたが、あの内のどこかで終わっていれば★5だったように思う。もっとも、結婚と後日談1、2話で終わっても物語としては十分通用するが、ノンフィクションとして、合唱団とアメリカへの逃亡はとても重要なファクター。しょうがなかったのかもね。

ストーリー ( 内容やテンポ、感動したかなど )★★★★☆
キャラクター萌え度 ( 絵や声、性格、言動など )★★★★☆


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