『 3×3EYES 』 感想




『 3×3EYES−サザンアイズ− 』

2004/04/08I.転生の章
うおーっ! すげぇ展開早ぇ! 日頃のんびりした名劇ばかりを、しかも1話30分という感覚で見てるから、なんか久々にFull30分のOVA見たら、1時間分くらい見た気分だ。原作は一度も見たことがないからよくわからんが、とにかくパイが三只眼の最後の一人で、300年生きていて、人間になりたくて、人間になるには「人間の像」が必要で、それは香港の妖撃社ってところにあるんだな。で、パイの持ってた杖に入ってた何とかって化け物に殺されて、パイによって无にされた高校生の八雲が、パイを連れて香港に行って、ああなってこうなって終わったわけだ。以上、あらすじ。なんか日常的に使いたい用語がたくさん出てきたが、あまりの多さと急展開のせいですっかり忘れてしまった(爆)。ああ、あれ。「感じる……。パイ、なんか感じるよ……」まずこれは使わないといけない。雨が降ってきそうな時とか、おもむろに空を見上げて、「感じる……。俺、なんか感じるよ……」友達増えること間違いない。死なないヤツを見かけたときは、「无だ……」「こいつ……无だ……」と言おう。後、誰かに命を食われたときは……いや、まあたぶんそういうことは一生ないからいいや(汗)。
2004/04/15II.八雲の章
おー、エンディング、いい曲! しっかし、あれ、俺、このアニメ、見たことがあるかも知れない(汗)。わからん。既視感か? 『転生の章』を見たときは思わなかったが、この話は妙に見覚えがある。それにしても夏子、萌えだな。パイは、今のところ三只眼の方が好きかも(笑)。何考えてるかはよくわからんが、最後に八雲を助けたときの表情がいいね。ああ、今見直して思ったが、三只眼の威厳や迫力と、服装が合ってないんだ(笑)。だから微妙に滑稽に見えるんだな。日常的に使って面白そうな台詞もなかったし、まあ普通って言えば普通の回だった。しかし、『転生の章』の方が楽しかった。俺、現代の日本の舞台に、ファンタジックな出来事という取り合わせがあまり好きでないかも知れない。もしくは、好きでなくなったか。昔『BLUE SEED』が好きだったが、今見たらまた違う印象を受けるかも。
2004/10/09III.採生の章
話が何やら難しくなったぞ? マンガを知らないといまいち理解に欠ける。それにしても、美星の田中真弓は微妙だった。シーンは萌えなのに、ちっとも萌えない。盛り上がりにも欠けたなぁ。時間調整と思われる無駄な間が多かった。テンポが悪い。内容ぎっしりの『転生の章』とはえらい違いだ。内容は……どっかに簡潔にまとめてあるページはないかなぁと思ったが、どうも見あたらないなぁ。まあ、次の最終話見れば氷解することを願おう。
2004/10/09IV.迷走の章
話は理解した。要するに、鬼眼王の復活を目論むベナレスと、三只眼のパイが対立していたわけだな? それはともかく、このOVA、風呂敷を広げるだけ広げて終わりやがった。まあ、原作があって、それがまだ途中だっていうOVAの宿命か? 原作を知らない人間が、これだけを一つの作品として見たら、あまりいい評価は出来ないなぁ。第1章と第2章は良かった。OVAとして良かったのはそこまでかな?


『 3×3EYES−サザンアイズ−〜聖魔伝説〜 』

 I.末裔の章
 
 II.鍵の章
 
 III.帰還の章
 


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