管理人水原は愛知県民のため、最初の内は(いえ恐らく最後まで)東海圏の国道看板が充実しています。これを書いている2006年10月現在、東海三県の国道看板はほとんどすべて収集済みです。
水原はNISSANの黄色いTIIDAに乗っています。この車で旅行する限り、なるべく看板と一緒に車も入れようとしていますが、「必ず入れる」という枷をはめたわけではありません。ただし、写真に独自性を出すため、自分もしくはぬいぐるみなど、特徴あるサムシングを入れるようにしています。
【11/01/30追記】
看板と一緒に車(TIIDAだけではなく、レンタカーを利用した場合はその車)を写真に入れることは、自分ルールとし、そのまま完走しました。従って、459枚すべての看板標識の写真に車が写っております。難易度の高い試みでしたが、結果としてオリジナリティの溢れる写真集が出来上がりました。
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管理人とTシャツ
管理人近影は安曇野の大王わさび農場で撮影したものです。愛知県民は前述しましたが、2006年秋現在、20代後半で170cm、55kg。国道看板の他にギター、執筆、ラーメン、名作劇場他、かなり多くの趣味を持ち、「暇だ」という言葉をほとんど言ったことがない毎日を送っています。非モテで彼女なし、女友達もなし。仕事はIT系のアウトソーシング。着ているTシャツはヤフオクで落札したもので、或る個人がTシャツメーカーに発注して作ったものです。要するに市販されていない貴重なTシャツということ♪
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愛車TIIDA
水原家として購入した車ですが、税金他、後からかかる金はすべて管理人が払っており、ほとんど水原しか乗らない車です。この前はY10系のウイングロードに乗っていたのですが、8年ほど乗って2005年にこのTIIDAに買い換えました。
前述のとおり、国道看板の写真はなるべくこの車を入れようとしていますが、後々レンタカーという選択肢も出てくるかもしれないので、必須にはしていません。なお写真は長野県道324号、秋のヤナバスキー場より。後ろに見えるのは青木湖です。
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「星になる看板」
このサイトには時々「星になる」という表現が出てきますが、「星になる看板」とは、「とてもではないが車を入れて撮影するのは困難な看板」のことです。水原が考えた造語のため、恐らく(というかまず間違いなく)他の誰も使っていないと思います。
語源は、バイパスなどのとても車を停めることができない場所に立っている看板を撮影しようとしたら、後ろから来る車に撥ねられて星になる(つまり死ぬ)というものですが、最近は広義に、例えば車通りの多い片側一車線の国道のように、別に停めても轢かれはしないが周囲に大迷惑を及ぼす場所に立っている看板も含めています。
車を走らせながらようやく看板が見つかったにも関わらず、とても車を停められそうにない場合に、「あの看板は星になる」という表現し、涙を飲んでスルーするのです。
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「メロス」
本国道看板旅行は、基本的には太陽が出ている明るい内に撮影することを前提としています。そのため、夕方になるにつれて時間との勝負になってきます。太宰治の『走れメロス』で、「ああ、メロス様。もう、駄目でございます。むだでございます。走るのは、やめて下さい」と言うフィロストラトスに対し、メロスが「いや、まだ陽は沈まぬ」と言ったのが語源で、「気に入らない看板だが、メロスのために妥協しよう」とか、前述の「星になる」と合わせて、「畜生、メロスだがこの看板は星になる」などという使い方をします。
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フー
なぞの旅人です。中部国際空港のマスコットで、水原の部屋に置いてあったぬいぐるみを、国道看板の写真を集め始めたのを機にTIIDAに常駐させました。半ば自分の代理のように国道看板と一緒に写しています。
少々小さいのは否めませんが、自然界にあまり存在しない赤色を基調としているため、とても映えます。
風の強い日などは、写真を撮っている最中によく車の上から転がり落ちます。すぐ近くに崖があったり、後続に踏み潰される危険のある場所では置かないようにしていますが、それでも度重なる落下のために、随分汚れてきました。
まあ、彼も旅人なので、部屋でぽつんと置いてあるよりは、たとえ汚れても各地を旅して回った方が幸せでしょう。