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 ■ HDR合成 [12/09/17]

参考URL:http://photoshopvip.net/archives/8377


@ Photoshop Elements 10で画像を開く。
A 開いた画像(背景レイヤー)に対して、[画像調整]-[ライティング]-[シャドウ・ハイライト]から、「シャドウ」と「ハイライト」をそれぞれ「50%」に設定する。


B 背景レイヤーを複製し、複製したレイヤーを、[画像調整]-[カラー]-[色相・彩度]で「彩度」を「-40」に設定する。(数値は適当。後で妥当な数値を検証する)


C 同じレイヤーの描画モードを「オーバーレイ」にする。


D 背景レイヤーを複製し、複製したレイヤーを一番上に持ってきてから、[フィルター]-[その他]-[ハイパス]で「半径」を「66.0 pixel」に設定する。


E 同じレイヤーの描画モードを「ソフトライト」にする。


◎ 各数値を変えるとどうなるか検証

元の写真

シャドウ・ハイライトと彩度の比較。
当初ハイパスフィルターの値もいじっていたが、違いがわかりにくいので、ハイパスフィルターは後から単体で検証する。

 シャドウ・ハイライト 20%シャドウ・ハイライト 50%シャドウ・ハイライト 80%
彩 -30
ハ 80.0
彩 -80
ハ 80.0

で、ハイパスフィルターの効果がわかりにくいので、ピンポイントで比較。
……なおわからん。
そもそもハイパスフィルターやソフトライトを大雑把にしか把握していないのがいけないのだが、とりあえず数値を色々いじった感触としては、数値を大きくすると暗い場所はより濃く、明るい場所はより薄くなって、全体としてシャープになるようだ。

ハイパス 10pixelハイパス 66pixcel
ハイパス 10pixel (通常モード)ハイパス 66pixcel (通常モード)

 ■ ソフトフォーカス [12/09/18]

デジタルフィルターなら、理屈がわかれば後から手動で作れるはずだと思って調べたのがこれ。
参考URL:http://ameblo.jp/shepherdmoon/entry-10474645626.html

本当はファンタジックフォーカスについて調べていたのだが、ひとまずソフトフォーカス。
両者の違いは、ネットで調べると、ファンタジックフォーカスはソフトフォーカスと比べて、「ハイライト部の周辺がにじみすぎることもなく、しっかりと芯を残しながら柔らかく描写してくれる」らしい。


@ Photoshop Elements 10で画像を開く。
A 背景レイヤーを複製し、複製したレイヤーの描画モードを「乗算」にする。
B 背景レイヤーを複製し、複製したレイヤーを一番上に持ってきてから、[フィルター]-[ぼかし]-[ぼかし(ガウス)]で「半径」を「10.0 pixel」に設定する。(この値を変えると変化が出る)


C 同じレイヤーの描画モードを「スクリーン」にする。
ここまでで作ったのが冒頭1段目の“とっとり花回廊”の画像だが、個人的にはぼかしが若干強いかなと思ったので、
D 乗算レイヤーとぼかしレイヤーの「不透明度」を「75%」に設定する。(ぼかしレイヤーだけ設定すると、乗算レイヤーの濃さが際立ってしまうので、両方とも同じ%で設定してみた)


これで冒頭2段目の公園の姉妹の画像のようになった。(※事前に少し「彩度」も高くしている。高くしすぎたら変になったのでほどほどに)

◎ ぼかしの検証

オリジナル(三崎水辺公園)ぼかし10, 不透明度50%ぼかし10, 不透明度75%
ぼかし5, 不透明度100%ぼかし10, 不透明度100%ぼかし20, 不透明度100%

 ■ ハーフトーンによる2値化 [12/12/29]

参考URL:http://estasia.sblo.jp/article/43972671.html

以前同人誌を作った際にさんざん調べた結果、Photoshop Elements 10では上手く出来ないという結論に至った覚えがあるので、Photoshop 5.5でのやり方をさらっと書く。

@ とりあえずグラデーションの画像を用意する。モードはグレースケール、600ppi。


A Photoshop 5.5で開く。
B [イメージ]-[モード]-[モノクロ2階調]を選択する。表示レイヤーの統合を聞かれるので統合する。
C 「解像度」は入力と同じ(600ppi)でいいと思う。「変換方式」で「ハーフトーンスクリーン」を選択する。


D 「角度」は「45度」、網点形状は「円」を選択する。「線数」はよくわからないが、参考にしたページには「60線」と書かれている。ある印刷所の方にアドバイスをいただいた際は、「120線程度で」と言われた。



◎ 60線と120線の違い(クリックで大きくなる)

グレースケール線数60線数120

妥当な線数を調べると、知恵袋に「100〜120あたりが適当」という回答があり、自分が印刷所の方から聞いたものと合致する。
線数が多くなると当然綺麗になるが、用紙への転写率が悪いらしい。
上質紙なら上限「130」、コート紙なら上限「150」。詳細は印刷所に確認すると良いとある。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1019189830


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