■ ヨセミテ国立公園

7月7日 8時00分

昨夜は23時にさっさと寝て、目覚ましで起きるという未来を想定していたが、まさかの時差のせいで全然眠れず、少なくとも25時の時点では起きていたし、その後もちょくちょく目を覚ます展開に。
朝食を終えて部屋に戻って来たのだが、むっちゃ眠い。日本時間のままになっているiPadによると、日本時間では24時らしい。眠いはずだ。
朝食はパンとコーヒーくらいの簡単なものと聞いていたが、普通によくあるタイプの食事だった。
天気は良い。暑くなりそうだが、35℃とかそういうことにはならないだろう。眠いが頑張る。

朝食。バナナが美味しい。


9時20分

バスの中で、ガイドさんの話を聞いている。
チップの習慣や渡し方。なお、部屋に置き忘れた模様。
くしゃみの仕方。Bless you。
窓の外は大農場地帯。収穫の際は不法入国のメキシコ人が活躍するらしい。
景色は農園から放牧地帯へ。ブラックアンガスが美味しいらしい。
牛はずっと放し飼いで、半年に1回しか集めないらしい。ヘリコプターで探しに行くそうだ。
増えたりもするって。アグリコラか。
アメリカの牛は自由に走り回るから筋肉がついて硬いらしい。霜降りは牛のストレスだって。
遠方に山が見えてきた。牧草地帯から山岳地帯へ。

ヨセミテはブラックベアという黒いクマがいるらしい。
出現するとパークレンジャーがゴム鉄砲で撃って追い払うのだそうだ。それでクマに、人に近付くと痛い思いをすると教えて共存しているらしい。
なお、不幸にもクマと遭遇したら、目を合わせずに後ずさりして、さりげなく逃げるといい模様。

車窓。牧草地帯。

テキストにまったく書いていないが、途中で寄ったマリポサという町の博物館。館内は有料で、4ドルだったかな。値段はともかく、時間がなかったので入っていない。


12時50分

ヨセミテ観光中。今のところ、ビューポイントで降りて写真を撮ってバスに戻るの繰り返し。
なかなか見事なものだが、こういったものは規模は違えど日本にあるし、滝や渓流といった水属性のスポットは今ひとつ感動が薄い。

トンネルビュー。トンネルを抜けると広がる景色。

エル・キャピタン。国立公園なのにロッククライミング可になっている。硬いから。グランドキャニオンは禁止されている。脆いから。

ヨセミテ滝。今画像検索したら、これがいかに水量が少ないかわかった。

奥にハーフドーム。川が綺麗。


13時30分

弁当という名のハンバーガータイムも含めて1時間もらえたが、やれることがない。
カフェで冷たいドリンクでも飲みながらのんびり過ごすのが一番いいのだろう。
ヨセミテロッジでiPadを開いてこれを書いている。
さっき、旅物語の団体がいた。色んな言葉がロッジに飛び交っている。

野性的な何か。もう少し寄りたかったが、17-70mmの限界。


16時10分

ヨセミテ観光を終え、バスに戻ってきた。1時間弱のハイキングで思ったよりも消耗。暑くはあったが、明日以降は連日35℃オーバーだと思うと、大した気温ではなかった。やはり寝不足の影響か。
明日は飛行機に乗るため、朝の4時出発。寝不足の日々はまだまだ続きそうなので、水分だけはしっかり摂っていきたい。
水分というと、いつも大体前半は日本から持って来るポカリを飲むのだが、飲むごとに水を足している。
熱いくらい生温かくなった薄いポカリを飲むと、海外に来たなぁと感じる。
そういえば、ハイキングの少し前に、リスの写真を撮ろうとしたら、少年が「Wait! I help you!」とかなんとか言って絡んでくれた。何も気の利いたことが返せなくてしょんぼり。語学力が欲しい。

ハイキングのワンシーン。綺麗なのだが、ずーっとこの手の景色を見続けることになる。

ヨセミテ滝も色々な角度から見られる。


20時00時

時間が早いからと農場の土産物屋に寄ってからレストランへ。
リブステーキ。いまいち口に合わないフルーティーなビールを片手に味わった。満足。
ここからホテルはすぐ。
明日は3時30分モーニングコールの4時30分出発なので、今夜は昨日にも増して早く寝たい。
外はまだ明るい。

土産物屋。

店の裏は小さな動物園になっている。

食事の前に線路で撮影。なお、貨物は普通に走ってくる。夜も結構な頻度で走っていて、音がうるさかった。

リブステーキ。これもロブスター同様、味は良かったが食べるのが難しかった。


20時20分

ホテルに戻ってきた。
これが都心で、ツアー終盤だったら、絶対に夜の街に繰り出す感じだが、生憎ツアー序盤の上、郊外で外は何もなく、明日は4時30分出発なので、可能な限り速やかに寝る。
今回のツアー客は、聞いた感じだと、近場は埼玉や横浜、小田原、遠くは大阪や広島、福岡の人がいるらしい。
東京発というのは、もはや日本発に等しい。

レストランを出たら夕日の時間。また線路で遊ぶ。