■ 天壇公園−それはどうかと思う…

 ほっとんど記憶にない昼食の後、天壇公園へ。どれくらい記憶にないかと言うと、天壇公園の前だったか後だったかすらわからず、実は明の十三陵の前だったかも知れないなどと考えてしまうくらい記憶にない。
 天壇公園は入るのに金が要るのだが、それでも人々の憩いの場になっているらしく、多くの人で賑わっていた。人々はここで遊んだり、楽器を弾いたりするらしい。まずその様子。


 楽器を弾く人。


 では、祈念殿へ。


 万里の長城と、どちらをトップ画像にしようか最後まで迷った一枚。ものすごい快晴。
 この建物、昔は屋根の色がすべて違っていたらしい。黄色、青、緑だったかな? あまりよく覚えていないが、一度火事で焼けたか何かして、建て直した時に現在の青色一色にしたそうだ。


 アーティスティックな1枚(謎)。まあ、祈念殿はそんな感じ。実は、妙に時間がなくて、一周することすらできなかった。
 別にそれだけならいいのだが……まあ後述。
 下は帰りに撮ったもの。小さな女の子もこうして楽器を弾いていた。


 実はこの後、バスに戻り、少し離れたところにある、博物館へ行った。入り口には「中国古代建築展」とあり、祈念殿で使われている技術などが模型とともに紹介されている。
 まあ、例えばこんなものとか。


 で、これを見た後、すぐ隣の美術館みたいなところに入って……始まったよ、押し売りパート3。
 ここには下の写真のようなものが置いてあり、確かに物の割には安かった。


 この棚一つで100万円ちょっとらしい。
 が、誰が100万円も出すというのだ。
 ここ、かなり長い時間いて、全員それはもう露骨にわかるほど退屈そうにしていたのに、ちっとも終わらない。はっきり言って、祈念殿にいた時間より遥かに長かった。
 こんなところで時間使うなら、せめて祈念殿で一周回れるくらいの時間が欲しかったのだが。
 かなりどうかと思ったが、こういうもののおかげでツアー代金が安いのだから、しょうがないかね……。