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■ 景山公園から故宮を一望する
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タイトルとは裏腹に、もう少し故宮の話。
皇帝様にはたくさんの妾がおり、写真の奥に、その女の子たちの部屋があるそうだ。Ryan氏がずっと「女の子」という表現を使っていたから、なんとなくとても小さな女の子を想像しているが、実際にそうなのかも知れない。
もう少し歩くと、緑色が現れる。故宮に入ってから初めての緑だ。
どうしてこれまで、まったく緑がなかったのか疑問に思っていたのだが、聞かなくてもRyan氏が説明してくれた。
どうも、木があるとそこに木陰ができて、衛兵たちがそこで休むらしい。で、衛兵たちが木陰で休んでいるのを見て、怒った皇帝様が故宮内の木を全部切ってしまったそうだ。心が狭いですな。
でも、こうして自分の周りには木を残し、下の写真のような四阿を作って、自分は女の子と楽しんでいたそうだ。まあ、偉くなったら勝ちってのは、中国に限らないが。
この、穴ぼこだらけの石、とても珍しいものらしい。Ryan氏が説明していたが、近くにいなかったのでよく聞こえなかった。
さあ、故宮を出て、前方に景山公園
この山、人工の山だそうだ。左を向くと濠。
ここを掘った土を使って作ったんだとさ。
景山公園に移動して、ひょこひょこ登る。下は頂上から一望した故宮。
ちょっと天気が悪いのが残念。まあ、涼しくて良かったのだが、こうして振り返ったときは、やっぱり暑くても晴れていた方が良かったかなと思う。
頂上では、確か10元だと思ったが、お金を出して衣装を貸し出し、写真を撮ることができるサービスをやっていた。この写真は、小生の恋人。明らかにカメラ目線ではないし、別のおっさんが写真を撮っているが、気にしない。
大仏。少し下の方で他の人を待っていると、上から瑪瑙の奥さんと素朴な女の子がやってきて、たまたま小生のそばにいた少年に、素朴な女の子が「拝んだ?」と聞いていた。
なんのことだかわからなかったのだが、この大仏のことだったのだろう。ちなみにこの素朴な女の子に関しては、話ができなかったどころか、声を聞いたのも、これと後から出てくるお茶の席での2回きり。
まあ、そんな感じで、天安門広場から始まり、故宮、景山公園の長旅終了。