■ 茶の良さはいまいちわからん

 今は記憶に新しいが、恐らく数年後にこれを読み返したら、記憶の彼方に消えているだろう。
 実は小生らが旅行する少し前、8月7日に、北京で日本対中国のサッカーの試合があった。アジア・カップの決勝らしい。サッカーは詳しく知らないのだが、これに日本が勝ち、中国の反日感情がどうのとか、魚釣島がどうのとか、そういった素敵なニュースが連日日本で報道された。
 要するに、我々は、なかなかナイスなタイミングで北京を旅行しており、参加者の中には、「自分たちが日本人だと言ってはいけない」と知り合いから言われていた人などもいた。
 その、サッカーが行われた北京スタジアムの中にある店で、中国茶の試飲は行われたのだ。


 写真はスタジアムとバスとお茶屋。あまり記憶に残っていない昼食の後、我々はここにやってきて、中国茶を試飲することになった。
 がしかし、あまりお茶には興味のない小生は、まあ、こう、「ふーん」という感じで。
 全員が座るのを待って、たまたま空いた席が素朴な女の子の隣だったので、女の子が「熱い」とか「どうしよう」とか、母親に言っているのが聞こえた。景山公園とあわせて、この子の声を聞いたのは、たったのこれだけである。
 実演が終わると、いよいよ販売になったのだが、お茶の夫婦が大量に買い込んでいた。足つぼマッサージの若い夫婦も買っていたし、書の3人家族のご主人も湯飲みを買っていた。
 ここは他に比べて、人気だったんじゃないかな? もっとも、小生はお茶は買わなかったが。
 お茶は、と言うのは、実はここで水晶玉を購入した。まず透明なものを、6,000円を5,000円と言われたので、言い値で購入。
 そうしたらもう一つ、猫目石のものも勧められ、金がないと言うと、5,000円を3,000円にしてくれた。
 結局2つ購入して、ここで8,000円使い、残りが千円札1枚と60元。下は購入した水晶を家で写したもの。


 別に鑑定書もないし、それほど透明でもないし、こんなものはヤフオクでもっと安く買えるのだが、日本にいたらなんだかんだ言って絶対に買わないから、まあ良しとしよう。水晶はだいぶ前から欲しかったし。