- ■ スフィンクス
- スフィンクスは最終入場が16時で、これには絶対に間に合わせなくてはいけない。
ギザのピラミッドの後、9つのピラミッドが見える展望場所へ。通常では入れない場所らしいから、こういう場所に来られるのはツアーの良さである。
販売用の集合写真もここで撮影したが、これもトラピックスの特徴だろうか。クラブツーリズムの旅ではこういうものを撮ったことがない。エジプト旅行の特徴なのかもしれない。
展望の後、スフィンクスへ。
スフィンクスはなんと言うか、壁に囲まれてこじんまりとした印象だった。工事の足場があるのと、午後からだと逆光になってしまうのとで、ちょっといまいち。
スフィンクスは東を向いているので、午前中にスフィンクスを観光し、南下する行程だとすべて順光で見られる。
もっとも、オプショナルツアーなどの予定もあるので難しいのだろうし、多くのツアー客は自分ほど順光とか逆光とか気にしていない。
スフィンクスというとKFCの話が有名なようで、会社でも言われたし添乗員さんも言っていたが、行くような自由時間はなかった。あったとしても、この国では道路を渡りたくないので、たぶん行かなかっただろう。
撮影ポイントから。今回の旅行記の表紙にしようか迷ったが、なんだか写真にすると迫力がない。
車窓から。下車観光で満足に写真が撮れなかったので、車窓の写真がとても大事。
車窓からスフィンクスサイドビュー。
スフィンクスとピラミッド。逆光!
スフィンクスとピラミッド、入場後。
- ■ パピルス店
- 本旅行2つめの土産物屋で、パピルスの店に寄る。パピルスは市場で安いものがたくさん売られているが、あれらはすべてバナナの皮で作られた偽物で、虫が食って穴が開いたり、すぐに色が落ちしたりするそうだ。本物のパピルスは、実際に何千年も前のものが残っていることからわかる通り、長持ちする。
作り方の実演があり、その後でみんな物色する。自分もパピルスは1枚くらい買おうかと思っていたが、結局買わずに、併設されている香水瓶の店で綺麗な瓶を1つ買った。450エジプトポンドで、日本円3,000円で購入。
バスに戻ると、ここでホテルに帰る組と、オプショナルツアーの音と光のショーに行く組で分かれるのだが、その前にバスの中で予約を受けていたデーツやTシャツが渡される。
自分も注文したTシャツを受け取ったが、間違っていたので作り直してもらうことに。オプショナルツアーが終わるまでにはできるらしい。安堵。
自分はTシャツは絶対に欲しかったが、一緒にラクダに乗った人はTシャツには興味がなかった。逆にハンハリーリでたくさん買い物をしていた。絨毯を買った人もいれば、パピルスを買った人もいる。翌日、金銀製品の店に行ったが、そこで買い物をした人もいるし、土産物の問題は難しい。
興味のない店でも、それもツアー、お互い様だと受け入れるしかない。
パピルス店。ノリノリで説明してくれる。
1階で香水瓶が売っている。買ったので記念に撮らせてもらった。買ったのはこれの色違い。
- ■ 音と光のショー
- いよいよこの日最後のイベント、オプショナルツアーの『ピラミッドとスフィンクスを彩る音と光のショー』である。
スフィンクスの前に戻ってきた時、丁度夕日の時間帯で、この時点ですでに寒かった。
エジプトポンドが余っていたので、20エジプトポンドで毛布を借りる。毛布というか分厚い布というか。とても重たいが寒いよりはいい。
写真が撮りやすそうな場所に座って開始を待つ。風が強く、だんだん寒くなってくる。
やがて暗くなると同時に始まったのだが、このショー、我々の思っていたものとだいぶ違った。そのタイトルと写真から、音楽とプロジェクションマッピングの華やかなものを想像していたが、実際にはピラミッドの歴史の勉強のような内容だった。
よく日本の城に歴史の映像があるが、あれの途方もなく大掛かりな感じ。がっかりはしなかったが、イメージとは違った。
内容は興味深かったのだが、とにかく寒い。自分は半袖のTシャツに厚めの長袖の襟付きシャツ、ウインドブレイカー、さらに借りた毛布にくるまっていたが、なお寒い。
終わった後現地ガイドさん曰く、冬より寒かったとのこと。
ホテルに戻ってから、バイキングで食事。この日はビールを飲んだ。銘柄はSAKARA。エジプトはSTELLAとSAKARAの2つが有名で、どちらも飲みたかったのだが、体調などを考えて控えた結果、結局STELLAは飲めなかった。
部屋に戻ってスーツケースに荷物を詰め込む。本当に短い行程だが、満足といえば満足である。
夕日の時間帯。すでに寒い。
音と光のショー。マニュアルフォーカス&椅子の手すりに固定してガチ撮影。
ホテルに戻って食事。最後の晩餐。翌日はもう朝から飛行機だ。短い……。
ホテルのプールをカメラを固定して撮ってみた。