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■ ブリュール
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1月2日はまずケルンを通り越し、ブリュールのアウグストゥスブルク城を見に行く。これも一応世界遺産。
歩く距離やかかる時間などを事前にシミュレートして行ったが、駅の目の前にあってまったく時間はかからなかった。(中には入れなかった)
こちらもミュンスター城同様、城というよりは宮殿という感じ。夏に南ドイツで見た古城群とは、同じ「城」でもまったく別物なのだろう。
写真はそのアウグストゥスブルク城と、すぐ隣の雰囲気の良い教会。いよいよ天気が悪い。
ブリュールからケルンへは、MRBという列車に乗ったのだが、乗ってから州内チケットでこの列車も乗れるのか心配になる。
検札が来る前にケルンに着いてくれと祈っていたが、どうにか到着。
その後、念のためDBのInfomationで確認したが、別に乗っても大丈夫だったらしい。無駄に心配してしまったが、慎重であるに越したことはない。
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■ ケルン・大聖堂
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ケルンに到着。天気は悪い。
こうなると、昨日快晴の大聖堂の写真が撮れたのが大きくなる。
雨も降っていたので、真っ直ぐ聖堂の入口へ。
この時間はまだ空いていた。空いていたのだと後でわかった。
上には狭い階段をひたすらグルグル登る。やがてどこかに辿り着く。
見ての通り、まだまだ上に続いている。この階段が怖かった。
別に落ちる心配のあるものではないのだが、高いところが苦手なので、下手に周りが見えるのはよろしくない。
どうにか天辺に辿り着く。写真はフェンス越しに見下ろした街並み。もう天気が残念としか言いようがない。
下りは別の階段で降りるのだが、これが恐ろしく狭い、壁に囲まれた螺旋階段で、気持ちが悪くなってくる。
しかしすぐ後ろに人がいたので、立ち止まるわけにはいかない。
何かのトレーニングのようだった。
この時、Jairus、Richardとははぐれていたのだが、まあ一本道だし、出口で会えるだろうと考える。
鐘楼に立ち寄り、入口まで戻るとかなりの列になっていた。そして、Jairus、Richardがいない。
しばらく待つが、来ない。まさか先に次に行こうと言っていた宝物館へ行ってしまったか?
いや、ここでそれをすれば二度と会えないのは明白。
迷った時は動かないのが一番と、入口で待つが、どちらからも来る様子がない。
最終手段として残した「海外通話」の封印を解く。
ぶっつけ本番だったが電話が繋がり、落ち合うことが出来た。結局両者が、入口の手前と奥で待ち続けていた形。
まあ、時間は少々無駄にしたが、無事に合流で来たのでよかった。
宝物館の前に、普通に大聖堂を見る。いわゆる聖堂の内部。
ここがすごかった。さすがは世界遺産の大聖堂。美しいのは外観だけではなかった。
圧倒的に時間が足りない。早足で回って宝物館へ。
宝物館には、キラキラした綺麗なものがたくさんあった。
割と長めの時間を取って撮影を楽しんだが、特にこれといった感想はない。
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■ ケルン・市街観光
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大聖堂を出ると、雨が降ったり止んだりの展開。
地下鉄に乗り、Jairusが行きたがったチョコレート博物館に向かう。
適当な駅で降りて、パン屋でパンを買う。これが昼飯。
写真はその適当に降りた駅と、買ったパン。
チョコレート博物館へ。
ここはなんていうか、まあ日本の博物館同様、子供の社会見学とか自由研究的な場所かな。
個人的には特に感じるところはなかった。
写真は左が博物館の外観。中では実際にチョコレートが作られるラインがあったり、歴史が学べたり、充実したお土産屋があったりする。
チョコレート博物館を出ると、青空が広がっていた。
街の風景と、途中で通ったマーケットの様子。
三人でヴァルラフ=リヒャルツ美術館(だったと思う)へ。
ここは古い絵画が中心なので、それほど絵に興味がないのでふーんと眺めて終わる。
この後、Jairusはオーデコロンの店に行くと言うので、自分はRichardとルートヴィヒ美術館へ。
近代芸術は好き。意味のわからなさが大変よろしい。
Richardは自分より楽しんだようで、集合時間に遅れるなどあったが、大きなロスはなく再び三人集まる。
夕食を食べる店を探してふらふらし始めるが、大聖堂のライトアップがあまりにも綺麗だったので、しばらく時間をかけて遊ぶことに。
本ページのタイトル画像も、この大聖堂の夜景を使っているが、ここでは縦の写真を掲載しよう。
本気で撮ると綺麗に撮れるカメラだ。
ちなみに夏のドイツ旅行の最終日の最後の最後で壊れたE-520は、そのまま二度と帰ることはなく、この旅行はPENTAXのK-30を持参している。
レンズはシグマの「17-50mm F2.8 EX DC HSM」というレンズ。インターネット通販で出発の前日に届き、ぶっつけ本番だったが、いい写真が撮れた。
で、夕食だが、しばらくふらふらした末、観光客向けというよりは、地元の人たちが入るような雰囲気の店に入った。
食べたいと思ってなかなかありつけなかったシュニッツェルを、ケルンの地ビールで流し込む。ウマー。
こうして、ケルンの長い一日が終わった。
日照時間こそ短いが、頑張れば遊べるものだ。