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■ 船の過ごし方
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13時半からパトモスのテンダーボートチケットが配布されるので、その10分以上前に4階レセプションへ。ここでAさんと合流する。
確か2番か3番の整理券をゲット。せっかくなのでBさんの分ももらっておいた。別にもらって使わなくても問題ないらしいので。
次のパトモス島到着は17時。3時間ほどくつろぐ時間がある。
まずは14時15分からのグリーククッキングデモンストレーションを見に行きたいというAさんの希望で、5階のSeleneラウンジへ。
料理を実演してくれて、写真を撮って、食べるというイベントだ。
自分一人なら絶対に参加していないので、なかなか新鮮だった。
確かここでBさんも顔を出しに来て、いいタイミングだとパトモスの整理券をお渡しする。Bさんは17番かそれくらいのチケットしかゲットできなかったらしく、随分喜んでいただけた。
その後は、一度部屋に戻って、初めて水着に着替えて9階デッキへ。上手く日陰の青い椅子をゲットして、パトモス到着までのんびり過ごす。
綺麗なものではないが、こんな感じ。優雅だ。
この時間こそがクルーズの醍醐味である。普通のツアーだと、移動はバスの中で、景色を眺めるか寝るしかない。
Aさんはお酒を飲んだり、プールに入ってラインダンスを見物したりしていた。
自分はアルコールパッケージではないし、いつも通りパイナップルジュースを飲みながら、のんびり過ごす。贅沢だ。
明日は丸一日ロドス島だし、明後日は下船説明などがあるから、実質船の上でのんびりできる最後の時間。貴重だ。
そうこうしているとあっと言う間に17時を回り、パトモス島へ降りる準備をするために、部屋に戻る。いい時間だった。
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■ パトモス島
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さて、パトモス島だが、丘の上の聖ヨハネ修道院と黙示録教会が船のオプショナルツアーで、これはAさんと知り合う以前からパスの予定だった。ツアーに全部参加すると280ユーロもかかるし、エフェソス、リンドス、クノッソスとここで、外すならここかなと。
ツアー客を見送ってから、テンダーボートでパトモス島へ。
パトモス島はそれほど観光的な島ではないようで、るるぶにも載っていない。
実際に、港の周りに少し町があるだけだった。
Aさんと1時間ほど見て港に戻ってくる。
事前にビーチがあると聞いていたが、港近辺にこんな小さなビーチがあるだけだった。
実際にはもっと遠くにあったらしい。Googleで「パトモス島 ビーチ」で検索すると、もっとまともな海岸が表示される。
仕方がないので、海岸沿いのお店に入ってくつろぐ。くつろいでいる自分の写真。色々修正。
せっかくなので海に入ったりもした。
そこまで綺麗な海でもないが、新舞子の50倍くらいは綺麗なので満足。
パトモス島はそんな感じ。
最後にまた少し島を見て回って、写真を見ると20時20分頃撤収。もっとも、ラストテンダーが21時だったから、体感以上には長くいたようだ。
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■ 船の過ごし方2
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部屋に戻ると、タオルがカニだった。
さて、この日の夕飯は9階のグリルで、セーラウェイバーベキュー&グリルという肉イベント的なものが開催されており、それに行くことにする。
人がいっぱいで、先に席を確保して、ドリンクを注文する。なお、ドリンクを注文する時は、乗船カードを渡して注文する。後からドリンクと一緒に持って来てくれる。
肉を取りに行くと、これが長蛇の列。
さんざん並ぶが、肉も残り物しかなく、新しく追加されると自分の手前であっと言う間に全部持って行かれた。
適当に肉を持って席に戻ると、席は他の人たちに取られていた。
ドリンクを注文してから随分時間も経っているし、手元に乗船カードがなくて焦る。Aさんは別に平気だったらしいが、自分はなんとかせねばと、随分バタバタしてどうにかカードとドリンクを受け取った。
カメラを固定して撮影したデッキの様子。
さて、肉の後は5階のMusesラウンジに移動。Aさんに言われてついていっただけで、何をするのか知らなかったのだが、いわゆるこれがグリークナイトだった。
せっかく正装も青や白のグッズも持って行ったのに、短パンとTシャツで見ることになってしまった。もっとも、そんなに畏まった感じでもなかった。
こう、何かギリシアの歴史を劇で振り返るようなイベント。
Aさんは楽しそうに見ていたが、後で聞いたら別にそうでもなかったらしい。パトモス島も期待外れだったようで、この日は少しテンションが低めだったせいか、部屋に戻った時、明日の行程で意見が割れる。
元々見たいものが違うし、話し合いの上、明日のロドス島は一日別行動になった。
うーむ。それならリンドスのツアーに参加したのだが。
まあ、仕方ない。結果的に、ロドス島はそれだけで十分一日楽しめる島だったし、問題はなかった。詳細は明日。