■ アテネに戻る

 最終日。長い長い一日の始まり。近付いてくるピレウス港。タイムスタンプは6:12。


 9階ビュッフェでの食事も最後だ。この焼いたトマトは美味しかった。


 港に戻り、スーツケースを受け取る。それをバスに積み込んで、一路アテネへ。


 集合のマクドナルド。解散は8時。再集合は18時半。既に初日にそれなりに回っているアテネで10時間以上。さてどうしたものか。


■ パナティナイコ・スタジアム

 この日はとりあえずリカヴィトスの丘まではAさんと一緒に回り、その後解散という行程。
 シンタグマで24時間券を買って地下鉄に。地下鉄の駅はこんな感じ。


 1回券の打刻機に入らなかったので、打刻しなくていいのかよくわからなかったが、どうなんだろう。
 買ったチケットに日付が入っていたから、打刻は要らないのかもしれない。わからないまま過ごした。
 ひと駅、アクロポリスまで乗って、そこからパナティナイコ・スタジアムに向けて歩く。
 途中にあったザッピオン。


 何かわからなかったのだが、今調べたら国際展示場らしい。大きな同人誌即売会とか開かれるのかもしれない。
 そのまま歩いてパナティナイコ・スタジアムへ。せっかく24時間券があるのだから、上手にバスを活用したいところだが、なかなか難しい。


 ということで、初日に来たパナティナイコ・スタジアムに入場観光。
 日差しを遮るものがなく、死ぬほど暑かったが、Aさんと写真を撮って遊ぶ。
 まあまあ満足だが、ちょっと入場料が高いかな。


■ リカヴィトスの丘

 パナティナイコ・スタジアムの後、リカヴィトスの丘に向かうのだが、とりあえずそっち方面のバスに乗れば近付けるだろうと、適当なバスに乗る。
 すると、いきなり右に曲がって遠ざかる羽目に。
 仕方がないので、すぐに下りて別のバスに乗ると、今度はまたパナティナイコ・スタジアムの方に戻ってしまう。なかなか難しい。
 そのまま乗り続けて、シンタグマまで戻り、地下鉄でEVANGELISMOSへ。
 なかなかのタイムロス。やはりツアーというのは効率よく回ってくれるのだなぁと感じるが、時間はたっぷりあるし、こういうのも悪くない。


 坂を上っていくと、市が開かれていた。
 それを眺めながら、さらに上っていく


 道が合っているか不安だったが、合っていた。
 ちょうどケーブルカーの入口に出てきたが、それが入口だと気付かずに近くの人にケーブルカーの入口を聞いてしまった。指を差して「それだ」と教えられた。
 いや、まさか地面の中を走っているとは思っていなかったのだ。


 これがケーブルカー。タイミングが悪かったのでしばらく待ってから上へ。
 そういえば、チケットを買う時に、前の人が「シニアディスカウント?」と聞いていたので、自分も同じように「ヤングディスカウント?」と聞いたら、笑ってもらえた。
 おばちゃんは「みんなに安くしてるから!」と答えてくれた。


 はい、頂上からの景色。すごいね。アテネって広いのだね。


 アクロポリスと海。135mmは便利だ。
 しばらくくつろぐ。
 Aさんはここでお茶をしていくと言うので、解散して一人で地上に戻る。


■ モナスティラキ

 コロナキ地区をだらだら下って、シンタグマから地下鉄でモナスティラキへ。とても賑わっている。


 遺跡が見えたので入ってみると、ハドリアヌスの図書館という、るるぶにも載っているスポットだった。


 何やら共通券っぽい高いチケットを買わされたが、もう1枚を使うことはなかった。
 遺跡を出たのが13時くらい。朝食を摂ってからもう6時間以上何も食べておらず、そろそろ死にそうだったが、奥に歩いて行くとむしろ店は少なくなっていき、良くない感じに。


 ローマ時代のアゴラと風の塔とやらを、外から撮影。空腹と暑さで、入場する元気はなかった。


 るるぶに載っていた民族楽器博物館へ。入館無料。
 この後、プラカ地区に戻るか悩んだが、モナスティラキ駅の近くなら店がたくさんあったので、駅に戻る。
 適当な店でジャンクな食べ物をゲット。チキンのピタ、2.9ユーロ。


 中で食べればよかったのだが、出てくるのが遅いと嫌だと思って持ち帰りにしたら、食べるところがない。
 仕方なく、駅の前でコーラを飲みながらちまちま食べた。それもまた思い出。