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■ グアムへ
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10月28日、朝から雨。ちょうど台風が接近していて、逃げるようにグアムに行ったのだが、天気予報ではグアムも日曜日は雨とのことで、ややテンションも下がる。
9時半、セントレア集合。Richardが食事をしてきていなかったので、軽く腹ごしらえをしてから出国する。
今回乗った飛行機。写真だけ見るとよくわからないが、とても小さい。
特に何事もなく、3時間ほどのフライトでグアムへ。天気は上々。
窓側に座っていたMarcusにスマホを渡して、適当に窓の外を撮ってもらう。海が青い。
さて、この時時刻は現地時間の16時少し前。
天気は良さそうだし、初日に少しでも海に入りたいと思っていたのだが、入国審査が大渋滞。
グアムの入国は時間がかかるとは聞いていたが、わざわざESTAも申請したし、もう少しなんとかなるかと思ったが、ならなかった。
ゲートを抜けるのに50分くらいかかり、時刻は17時近く。これはもう、海は無理かもと思ったが、ここからが早かった。
人の流れに従って空港を歩いていると、タクシーのおっちゃんが声をかけてくる。
ホテルまでいくらか聞いたら、大体25ドルだと言うので、本当はもう少し吟味するべきだったかもしれないが、時間がもったいなかったので了承。
空港を見て回ることも、写真を撮ることもなくタクシーへ。助手席から撮った一枚。ぼんやりしているのは、レンズが湿度で曇っていたため。
あっと言う間にホテルに着く。27ドルかかったが、最終日の早朝のタクシーは24ドルだったので、少しぼったくられた感。
しかもチップ込みで30ドル渡したが、まあ時は金なり。ただでさえ弾丸ツアーなので、1ドル2ドルよりも10分が惜しい。
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■ タモンビーチ
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そのままの勢いでチェックイン。Guam Reefは日本語を話せるスタッフがいるので、何の不自由もなくスムーズにチェックイン完了。
部屋に入ってすぐ、外を確認した。
上々。
翌日の天気は不安だし、着いた早々だがとにかく着替えて海へ行くことを提案。
ホテルのプールサイドからビーチへ降りる。ちなみに、この時ホテルの人に使った「Where can I go to the beach?」が、今回の旅行で使った唯一のまともな英語になった。グアム、あらゆる場所で日本語が通じる。
ビーチに着いてすぐに撮った写真。だいぶ日が傾いている。
ちなみに、入国審査のゲートをくぐってからここまでで1時間くらい。初めて訪れた場所で、これはなかなかスムーズな動きだ。
3人なので、一人が荷物番。海は生温い感じで、水は綺麗だが夕方でよくわからなかった。
大体40分ほどビーチで遊んでから部屋に戻る。強い達成感。
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■ タモンの夜
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部屋に戻って、着替えて外へ。
せっかくガイドブックを買ってきていたが、部屋に置いてきたので、歩きながら店を探す。
とにかくステーキを食べようと思って歩いていたが、なかなかピンと来る店がない。
ABCストアを眺めたりしながら南下したら、呼び込みのにーちゃんに声をかけられ、EAT STREET GRILLという店に入る。
肉とビール。大味なものを想像していたが、この肉がとても美味かった。
さらにハンバーグ。これも美味かった。
外の席で食べていたのもあったと思うが、食べている最中、隣の店の店員さんやら、上の店の店員さんやら、よくわからないおっさんやらにさんざん話しかけられた。
特に上の店の店員さんが「うちにも来てくれよ」と言うので、「Tomorrow, Tomorrow」とあしらっていたら、翌日自分たちを覚えていて捕まった罠。
まあ、上の店も美味しかったのだが、それは翌日に書く。
帰り際、これからどこに行くんだとしきりに聞かれ、選択肢の一つとしてストリップが仲間の口から挙がると、これにすごい食いつかれた。
ストリップに行くならG-SPOTがいい。絶対だ。送っていくよ。
そんなことを言われ続け、がたいのいい黒人のおっちゃんに本当に車に押し込まれる。怖い。
いや、マジで怖い。これ、大丈夫なのか?
「I believe you」と真顔で訴えたが、大丈夫だと笑われた。本当かよ……。
結局、G-SPOTに行った。ここ、結果的にはホテルなどにも送迎している店で、特に危険はなかった。
ただ、自分たちは30ドル払ったが、後から来た日本人のおっさんに聞いたら、10ドルで入ったとのこと。世の中、上手くできている。
ダンサーさんがやってきて、飲み物を奢れだの色々言われるが、頑張って拒否。
とりあえずどんな場所かわかったので、まったく30ドル分楽しんでいなかったが、早々に店を後にした。
いやー、怖かった。どうも自分はああいう店は苦手だ。
先に書いたホテルへの送迎は後で知ったことで、送ってくれた人もいないし、仕方なく歩いて帰る。
再びEAT STREET GRILLの前を通ったので、店員さんに「I went to G-SPOT!!」と、手に押されたスタンプを見せながら伝えたら、みんな集まってだいぶ笑ってくれた。
送ってくれた黒人さんもいたが、他の人が、「なんだ、歩いてきたのかよ。こいつケチだなぁ」とか笑っていた。
まあ、楽しませる方が逆だとは思うが、みんな楽しそうだったからよしとする。
その後はおおむね真っ直ぐホテルに帰り、シャワーを浴びて寝たくらい。
17時スタートにしては、なんだか盛りだくさんな初日になった。