-
■ ドブロヴニク・ツアー
-
5:30起床でホテルの周りを散策。昨夜何もないことは確認していたが、改めて何もない。
写真は部屋から真下を見下ろしたところ。このホテルはプールに入ったり、海に入ったり、ビールを飲んだりしながらのんびりするタイプのホテルだ。
朝食はもちろんバイキングだが、海を見ながら食べることができる。なんて優雅。
ここで同じく一人で参加の60過ぎの男性と知り合う。以後、お父さんと仮称する。
体調は上々かと思ったらそんなことはなかった。
出発の時点で早くも猛烈な眠さ。昨夜は早く寝たが、時差ボケの影響か夜中の2時(日本時間の9時)に目が覚めたりして、自分が思うよりは眠れなかったのかもしれない。
やはり飛行機の中で、寝られないなりに、寝ることを試みるべきだったと後悔。
ドブロヴニクは朝からかなりの賑わい。
クルーズ船も何隻か来ていて、すぐにすごい人になった。
そして暑い。蒸し暑い。出発前に、ドブロヴニクは涼しいのではないかと思った自分の、あの時の思考回路が信じられないくらい暑い。
しかも蒸し暑い。イタリアやドイツで経験した暑さとは異質。名古屋の暑さに近い。名古屋の蒸し暑さで37度とか38度くらいになった感じ。
まずはピレ門から入る。
オノフリオの大噴水で集まって、現地ガイドさんの説明を聞く。
写真は昼頃に集合した際に撮ったもの。
イタリア同様、水は飲めるが硬水なのでやめておく。
フランシスコ会修道院に入る。
薬局の説明とか博物館とか。
プラツァ通りを歩く。
逆光方向に歩いていたが、写真はピレ門を振り返ったところ。まだそれほど賑わってはいない。
聖ヴラホ教会の内部。
それぞれの街に守護聖人がいて、この街はヴラホさんが守護聖人らしい。
ポンテ門から出て港をぶらぶら歩く。暑くて本当に死にそう。
奥にスルジ山が見える。後で出てくる自由行動で、ロープウェイでここまで行った強者もいたらしい。
ルジャ広場に戻ってくる。ここで解散。1時間半から2時間近くの自由行動となる。
-
■ ドブロヴニク・自由行動
-
今回、事前にドブロヴニクについて調べていたら、とにかく城壁が素晴らしい。
しかし、ツアーには含まれておらず、強いがっかり感があった。
「ツアーでは、調べすぎると、行程上行けない時にがっかり感が強くなる」
この教訓を得て、今回のツアーは(今回のツアーも)あまり調べずに臨んだわけだが、まさかの自由行動が2時間近く!
旅物語、ありがとう。ということで、100クーナ握りしめて城壁へ。
ちなみにお父さんと一緒で、この後の城壁は抜きつ抜かれつ、途中からはずっと一緒に回っている。
まずは登って見下ろす港の風景。おお、快なり!
ちなみにこの城壁が、すごく暑いの。陽射しを遮るものが無い。
しかも結構アップダウンがあり、割と本当に死にそう。
一周したい思いと、ピレ門まででいいやという思いがせめぎ合う。
ピレ門まででいいやというか、ピレ門までにしないと死ぬというか。
途中に売店があり、お高いスプライトを飲んで休憩。これにより、なんとか一周回ることができた。
この後、結構悲惨な体調になるのだが、あのスプライトがなければ、もっと悲惨な事態になっていたかもしれない。
今回の旅行記のタイトル写真も、この城壁の上から撮ったものだが、ここでは割愛。
登ったポイントに戻ってきて、城壁巡り終了。お父さんと別れて、街を散策する。
いい雰囲気の路地がたくさんあるが、どれも登らないといけないのでしんどい。
その内、体力と満足のバランスが良くなってきたので、噴水に戻ってきて自由行動終了。
噴水の水で冷やしたタオルで体を冷ます。気持ちいい。
-
■ トロギールへ
-
バスに戻ってきて、レストランに移動。
目玉のリゾットが、人によって貝の枚数も含めてすごいバラつきがあって大雑把。味はまずくはなかった。今回の旅行の中では美味しい方だった。
車窓。こういう大型船がどんどん観光客を乗せて入ってくる。
午後は移動のみ。
結果として、この行程に救われた。
ものすごい頭痛。だんだん車窓を楽しむこともできなくなり、バファリンを投入してダウン。
どう考えても、それまでの疲れと陽射しによる軽い熱中症。
途中で山火事があって消火活動のヘリが飛んでいたりもあったが、席の問題や体調の問題で撮ること能わず。
一応頑張った形跡が。こんな感じ。
ホテルが近付いて来た頃の、車窓の街並み。
体調も多少回復。
やがてホテルに到着。
ここもやはり郊外だが、海が近くて、のんびりするタイプのリゾートホテル。
バイキングで食事。最初、体調を加味してジュースを注文していたが、だいぶ回復していたし、同じ値段ならと、やっぱりビールに変更。
海まで散歩。
日中の想像のつく景色。まだ泳いでいる人もいた。
部屋に戻り、21時半には就寝。
結局、観光としてはドブロヴニクを数時間回っただけの一日だったが、体調的に助かったし、十分な充実感もあった。