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■ サン・レオ城砦
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さて、サンマリノからサン・レオに向かう。
カリオストロの囚われたサン・レオ城砦があるのだが、場所や規模の事情で、ツアーで訪れることは滅多にないとのこと。
なお、向かう最中はやはり左側が順光で、大変残念だったが、サンマリノからサン・レオは来た道を戻る行程だったので、帰りに景色も楽しめた。
写真は帰りに撮った車窓。
さて、このサン・レオだが、実は元々のツアーの行程は、バスで行けるところまで行って、そこで下車。
そこから山道を歩いてサン・レオの街まで行き、サン・レオ城砦は街から眺めるだけ。
また山道を歩いて戻ってくるという行程で、城砦には行けないだけではなく、街の滞在時間も短い予定だった。
ところが、バスを停めたところにサン・レオの観光用の小型マイクロバスが停まっており、添乗員さんが咄嗟の判断で交渉に乗り出した。
結果、一人2ユーロでその駐車場から城砦まで、城砦から街、街からまた駐車場まで戻って来られることになった。
これは本当に添乗員さん、ナイスジョブ。参加者を楽しませることを常に考えている人でなければできない判断だったと思う。
なお、こういうバス。場所は城砦の入口。
ということで、城砦。滾る!
ここで与えられた自由時間は、写真のタイムスタンプを見ると15分から20分ほど。
そして、この城砦は中に入るのにお金が必要で、しかも9ユーロもする。
時間が短い上、元々コースに入っていなかったこともあってか、誰も中に入る人はいなかった。
自分を除いて。
もうハイテンションモードで一人で突入。ものすごく急ぎ足で写真を撮りまくる。
1枚目は砦の城壁、2枚目は後から行くサン・レオの街、3枚目は砦内部のどこか。
さすがに全然時間が足りない。
肝心のカリオストロの牢を含む、内部や地下部分は見る時間は取れなかった。
しかしまあ、元々来る予定のなかった場所にして、来たかった場所。充実した15分だった。
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■ サン・レオ
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迎えに来たバスで、今度はサン・レオの街へ。
ここは本当に小さな街。
すぐに解散になったのだが、添乗員さんがカフェでコーヒーを飲んでいたところに街の人がやってきて、市長が挨拶をしたいと言い出したらしい。
この街にこんなにたくさんのアジアの人が訪れるのは珍しいとのこと。
もちろんそれはお断りしたそうだが、クラブツーリズムのこのツアーに入っているので、まだこれから同じように人が訪れると思うと説明したそうだ。
添乗員さんは恐らく知らない情報だろうが、実際この後も催行決定になっている日がちらほらあり、しばらくサン・レオには20〜30人程度の日本人の団体が訪れたことだろう。
もっとも、当初の行程では、サン・レオの滞在時間は短いので、自分たちとは違った雰囲気だったとは思うが。
1枚目は街並み、2枚目は街から見た城砦、3枚目は教会。それにしてもいい天気だ。
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■ ホテルとスーパー
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サン・レオの街を後にして、ラヴェンナ郊外のホテルに戻る。
先に書いた通り、今度は右側が順光なので高速道路に乗るまではパシャパシャ撮りまくる。
写真はサンマリノの街だと思う。来た道を戻るとは行っても、サンマリノの正面を再び通るというわけではない。だが、遠景のこれが撮れたので満足。
ここから先、写真はまったく撮っていない。
サン・レオを出たのが17時で、ホテル着が19時くらい。この日の食事はホテルで20時から。1時間、ホテルの隣にある大型スーパー(ショッピングセンター)に行く時間ができた。
イオン的なヤツ。
ここでボードゲームとか探したが、さすがになかった。
土産の安いビールを買ってから、テーピングテープを探し、何とか購入。
無人レジの仕組みが難しく、案内のおばちゃんに「英語わかんないの?」と言われながら手伝ってもらう。
時間ギリギリでホテルに戻ると、通路に夕陽が射し込んで綺麗だった。敢えて赤みを帯びるホワイトバランスで撮影。
この日の食事は魚料理。
いつもの通りワインをボトルでシェア。今回のツアーは、他の参加者と仲良くなってそういうことができたのが良かった。
実際、ドイツに行った時もクロアチアに行った時も、そんなことはしていない。
部屋でこの日最後に撮った写真が22時12分。恐らく23時就寝かな。
スーパーで買った安いビールと、テーピングテープ。翌日以降、大活躍してくれた。