-
■ 野生のコアラと虹の橋
-
さて、ここ4ページほど画像が出てこなかったが、ここからまた画像が復活する。
メルボルンを出たマイクロバスは、一路グレートオーシャンロードへ向かう。途中、小さな街でトイレ休憩を挟んだ。写真を見るとAngleseaとあるので、これが街の名前だろう。
あくまでここはトイレ休憩であって、朝食を摂る機会ではなかったのだが、朝から何も食べていない我々は、真っ先に上の店に駆け込んでピザを買って食べた。ピザはこの上なく冷たくなっていたが、それでもなかなか美味かった。
ちなみに、日曜日だったこともあって、店はほとんど開いていなかった。"OPEN 7 DAYS"は助かる!
Angleseaを出ると、バスは再びグレートオーシャンロードへ。
下の写真は、グレートオーシャンロードの入り口にあるゲート。これの存在は事前に知っていたのだが、「写真を撮りたいという人が多いから」という理由で停車してくれた。もちろん小生もその一人である。
いよいよここから海沿いの道になる。下は車窓から。すでに結構風が強いのがわかってもらえるだろうか。わかってもらえないだろうか。
この風、最終的には台風のようになる。まあ、それはまた『12人の使徒』のところで話すことにしよう。
しばらく走ると、Ms.Sandraがユーカリとコアラについての説明を始めた。それによると、オーストラリアには500種類以上のユーカリがあるが、コアラはその内の20種類ほどの樹にしか住まないらしい。
ウトウトしていると、ふとバスが停車し、ドアが開いた。聞くと、この辺りにはそのコアラの好むユーカリが群生している場所で、野生のコアラとのエンカウント率が高いとのこと。
降りてみたら、いるいる! 非常に見にくいが、見たうちの2匹の写真を載せておこう。
バスは再び海岸に戻る。
車窓から。すでに結構風が強いのがわかってもらえるだろうか。わかってもらえないだろうか。
この日も雨が降ったり止んだりしており、天気には一喜一憂。こういう天気になると現れるのが虹だ。
フェイリンはよほど虹が好きらしい。次にトイレ休憩を挟んだ街でも、やはり虹を見ることができた。
その街で撮った変なオブジェと、背後にうっすらと虹。見えるかな? 見えないかな?
バスはオトウェイへ行くために、一旦海沿いの道を逸れて内陸へ。
のどかな光景その1。まだ青空。
のどかな光景その2。雲行きが怪しい。
そして、オトウェイに着いたとき、我々はついに、というよりも、フェイリンがついに神の力に屈したのだった。