■ 大阪観光

 初日の関空発は19:55で、集合は17:25。それもあって、クラブツーリズムから手配された新幹線のチケットは、名古屋14:17発とだいぶ遅い。
 家にいても落ち着かないし、何かあって電車が止まると困るので、指定席は放棄して早めに大阪入りすることにする。
 とはいえ、天気は微妙だし、スーツケースを転がしながら観光したいような場所がない。とりあえず関空までの乗車券で途中下車できる新今宮に行ってみることにした。

 新世界は初めてではないはずだが、ジャンジャン横丁はまったく記憶になかった。
 事前にチェックしていた「八重勝」という串かつの店は列になっていたので、ぶらぶら歩いて、平日ランチをやっていた「漁師小屋」という店に入った。
 約1,000円とお安かったが、特にご飯を必要としていなかったので、普通に串かつを7本くらい食べた方が良かったかもしれない。
 食事の後、通天閣へ行くも、想像よりだいぶ混んでいたので中には入らなかった。

「漁師小屋」での昼食。通天閣。丁度ミャクミャク。

 時間がだいぶあったので、天王寺動物園に立ち寄る。
 昨年のケアンズ同様、今回も望遠レンズを持参しているので、動物撮影と相性がいい。
 カバとかキリンとかシマウマとかを楽しく撮っていたら、途中でスーツケースのキャスターが壊れた。
 2つ同時に逝ったので、ゴムの劣化と思われる。音がうるさく、滑りも悪いが、動かないわけではないので我慢することにした。
 スーツケースが壊れたこともあり、鳥が好きなのに鳥の楽園は回避して撤退。その後すぐに雨が激しく降ってきたので、運が良かったのか悪かったのか。
 去年から固めのプリンにはまっているので、事前に調べていた「千成屋珈琲」に入って雨宿りをする。

天王寺動物園。牧歌的な光景。「千成屋珈琲」のプリン。



■ 関空へ

 新今宮から天王寺まで一駅乗って、再び途中下車する。
 まずみどりの窓口ではるかの特急券を払い戻したら、1.080円になった。ありがたい。
 あべのハルカスに寄ってみたが、思ったより入場料が高かったので、16階庭園から数枚写真を撮って後にした。またのんびり出来る時に来よう。

16階庭園からの眺望。

 関空快速で関空へ。
 実は関空は初めてで、集合までの1時間、存分に楽しもうと思ったが、大してやることがない。
 もちろん、天気が良ければ展望デッキで飛行機の写真を撮っていたが、生憎の雨。風も、飛行機は大丈夫か心配になるくらい強い。
 駅の方に戻って、カフェラウンジ「NODOKA」のリクライニング席でくつろぐ。ここ、セントレアのプレミアムラウンジとは比べ物にならないくらい良かった。
 集合カウンターでチケットやクラブツーリズムのバッジをもらい、30分くらい並んでスーツケースを預ける。
 機内食はあるらしいが、無難なものを食べておこうと、「関空食堂」で焼き魚を食べた。自分でも驚くチョイスだが、あまり体調が良くなかった。無理は禁物。
「機内食は無理に食べなくていい」というのが、去年のハワイ旅行で得た教訓だ。

年齢を感じるラインナップ。エミレーツのA380がいた。



■ モンゴルへ

 飛行機は標準サイズで、席は3列シートの通路側。窓側にいた人が一つ前に移動したおかげで、気持ち的に楽に過ごすことができた。
 機内が暗い時は目を閉じて休み、明るい時はiPadに入れてきた『とある科学の超電磁砲』を読みふける。
 トイレに行くこともなく、定刻通り4時間40分でドンと着陸。入国審査は質問ゼロで潜り抜け、スーツケースも無事に受け取った。入国審査、去年のハワイとケアンズが厳しかったので忘れていたが、例えばヨーロッパでは入国審査で何か聞かれたことなどない。
 トラピックスの大集団を横目に、今回のメンバー16人が集まる。現地ガイドは明るい若い女性で、他のツアー客から聞いた話だと、石川の方に留学していたとか。言葉で困ることはなかった。

思ったよりはましな機内食。乗ってきたのと同型の飛行機。

空港の到着ロビー。外から見た空港の入口。

 バスに移動する。今回、最終日までバスも運転手も同じとのこと。
 運転手さん、良さそうな人だったが、ほとんど交流しなかった。言語の壁は大きい。
 バスの中で希望者は5千円分、現地通貨に両替してもらえた。1円=20トゥグルグ。つまり、10,000トゥグルグで500円。
 20で割ればいいのだが、誰かが「0を1つ消して半分にする」と言っていたのを聞いて、20で割るより遥かに簡単だった。不思議。
 ホテル着が25時過ぎ。日本時間だと26時。
 シャワーだけ浴びて何も考えずに寝た。

深夜とは思えない交通量。翌日以降何度も見た建物。iPhone、夜撮強い。

この夜と最終日にお世話になったホテル。広くて綺麗だけど楽しむ余裕なし。