旅024 『南紀白浜』 2008/07/12, 428km 〜 2008/07/13, 374km

はじめに
南紀白浜のアドベンチャー・ワールドへ行くことになったので、もう二度と撮ることはないと諦めていた奈良県の奥地の国道看板の採取の挑む。ちなみに二日目は観光と移動のみで、国道看板の写真は撮影していない。改めて見てみたら168号の看板はへぼいのしか撮っておらず、是非再撮影したい看板だった。帰りは意図的に十津川村を経由し、嫌と言うほど168号を走ったにも関わらず、結局写真を一枚も撮ることなく終了してしまったのは、痛恨の極みと言える。


記録425号 / 11時35分 / 196km地点
場所三重県尾鷲市大字南浦矢所
酷道で有名な425号。同行者に酷道というジャンルを教えるために走ってみたのだが、走っている最中に同行者が酔うというアクシデントに見舞われる。とはいえ、元々抜け道のようなこの国道に抜け道などなく、時速20kmから30kmという低速での運転を余儀なくされた。


記録425号 / 12時20分 / 219km地点
場所奈良県吉野郡上北山村大字河合
425号の尾鷲から池原ダムまでは、国道としてはひどいが、林道としてはそれほどひどくない。対向のバイクと二度ほど衝突しそうになったが(こっちは前述の通りのろのろ運転だが、バイクの方がまさかこんなところを車が来るまいと結構飛ばしていた。こっちが普通の速度で走っていたら一人は轢いていた悪寒)、走れない道でもない。


記録425号 / 12時48分 / 232km地点
場所奈良県吉野郡下北山村大字大瀬
山奥に妙に美しい看板が立っていたので撮影。この時同行者は後部座席で死んでいた。425号に入ってから、1時間以上走って40kmとして走っていない。まあ、同行者が酔うというアクシデントがなかったとしても、抜けるのには時間がかかりそうな道ではあった。


記録169号 / 14時08分 / 264km地点
場所和歌山県東牟婁郡北山村大字下尾井
同行者を思い、425号から169号に抜ける。169号は元々ひどい看板を一枚撮影していただけで、今回是非とも再撮影したい国道の一つだったが、相変わらずひどい看板しか立っていない。極めつけはこれ。白い。ひどい。なんていうか、白い。思わず車を停めて撮影した。


記録169号 / 14時18分 / 270km地点
場所和歌山県新宮市熊野川町玉置口
瀞峡トンネルの手前でようやく美しい看板に巡り会い、迷わず撮影。ちなみにこの瀞峡トンネル、この日から開通。しかし、確か16時からで、結局対向車が来たら泣くしかない田戸トンネルを使って抜けた。看板周辺には開通式の準備や、それを待つ人々で賑わっていた。


記録311号 / 14時46分 / 284km地点
場所和歌山県新宮市熊野川町嶋津
169号から311号に。乗ってすぐに撮影したのだが、この看板、実は西を向いている。熊野本宮大社がある場所が熊野だと勘違いをし、よく確かめもせずに走り出したその方向は東。三重県に入ってなお気付かず、「右、42号」の看板が出てきて初めて、逆向きに走っていたことに気が付く。その距離約20km。往復40kmの大逆送。ただでさえ425号や169号の酷道に疲れていた上、この一件で精も根も尽き果てる。


記録熊野本宮大社
熊野本宮大社に寄る。まったく予定にない行程で、従ってどういう場所なのかもよくわからないので、あまり楽しめなかった。自分が無知なだけの可能性は高いが、いずれにせよ、そこに至る道の方が有名である気がする。


記録371 / 16時50分 / 377km地点
場所和歌山県田辺市中辺路町栗栖川
311号から、行った分だけ戻る行程で371号をゲット。改めて見てみたら、371号は元々綺麗な看板を撮影していた。今回も綺麗な看板。変なポーズをしてみたが、今ひとつインパクトに欠ける。


記録三段壁
翌日、最初の観光地は三段壁。エレベータで下にも下りたが、写真としては上からの方がいい感じ。ちなみに高所恐怖症の自分は、先端から下を覗き込むようなことはとてもできなかった。


記録千畳敷
三段壁から少し北に行った場所にある千畳敷。特に何があるわけでもないが、ここがとても面白かった。水は綺麗だし。開放的に遊びたい気分に駆られたが、目的地はここではないので、適当に写真を撮って後にした。


記録アドベンチャー・ワールド
円月島を見た後、主目的のアドベンチャー・ワールドへ。ここは楽しかった。サファリと水族館が一緒に楽しめる。キリンも良かったが、これを書いている今、死ぬほど暑いので(36度)、清涼感のあるイルカの画像を掲載した。でも一番楽しかったのはペンギン。逆に期待はずれだったのはパンダ。そういえばこの時、口内炎が死ぬほど痛くて、前日のとんかつも、この日のハンバーガーもあまり楽しめなかった。それだけが残念だった。


記録谷瀬の吊り橋
帰りはわざわざ十津川村を経由して帰る。疲れていた上、168号が案外酷道だったので、写真撮影する気力がなく、スルーしてしまったのが悔やまれる。有名な吊り橋。案外吊り橋は平気な自分だが、初めて怖いと感じた。ちなみにこの後天理に抜け、夕食は天理ラーメン。名阪を使って帰るときは大抵食っている気がする。帰宅が22時。疲れたがなかなか楽しい旅だった。



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