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■ 入国
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ケアンズの時差は1時間。ケアンズ着は6時だが、日本だと5時。
入国審査は対人のカウンターを通る必要がなく、事前に登録したオーストラリアETAのおかげか、機械でパス出来た。
ところがその後、荷物検査的なもので別レーンに誘導されて、持っていた薬についてなんだか細かく聞かれる。
頭痛薬、胃薬、眠剤、酔い止めを持っていただけなのだが、自分の英語力のせいか眠剤の説明が伝わらず、何か翻訳ソフトにかけて検索し始めた。
ちなみにここには、他にも一人で来ていたらしき人が通されていたので、一人で入国する人の通過儀礼のようなものなのだろう。
自分は一人だが、30人のツアーのメンバーで、他の人たちが待っているから早くしてくれと言ったら、そのせいか不明だが、行ってよしとなった。
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乗ってきた飛行機。 | ケアンズ空港の待合ロビー。 |
現地ガイドさんは日本人で、留学後そのままケアンズに住んで35年と言っていた。ベテラン。しかしシドニーには行ったことがないとか、後日そんなようなことを言っていた。
ここで初めて27人揃い、バスに乗り込む。15分くらいでホテルに。その最中に、この辺りはマングローブで、ケアンズは市内でもたくさんの鳥が見られるみたいな話を聞いた。
あと、シートベルトは着用していない人が罰金を支払わなくてはいけないから、毎回しっかりするようにとのこと。
バスの車内は飲食禁止。ペットボトルの水くらいならOK。
今回泊まるPacific Hotel Cairnsに到着。まだ朝早いから、30分くらい好きにしていいと言われたので、近くのウールワースという大型スーパーに行く。
朝ご飯がまだだったので、2つ入りのサラダのサンドイッチ的なものを買ったが、味的にもボリューム的にも1つで満足した。
ホテルに戻り、早速観光スタート。
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明け方の車窓。 | ホテルのロビー。 |
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道に落ちてたコアラのマーチの段ボール。 | スーパーで買ったサンドイッチ。 |
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■ キュランダ高原列車
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キュランダは今回のツアーのタイトルにもなっている2つの世界遺産の1つで、村ではなく、界隈の熱帯雨林が世界遺産になっている。
そういえば、今回のツアー、タイトルの割に、世界遺産の説明があまりなかった。
で、このキュランダへ行く定番の交通手段が、キュランダ高原列車である。1日往路が午前に2本、復路が午後に2本走っているらしい。
ケアンズから出ているが、ケアンズ駅は何もないとのことで(後日行ってみたが、本当に何もなかった)、次のフレッシュウォーター駅までバスで行ってそこから乗車。
こちらは駅舎も含めて、色々と歴史を感じる造りになっている。
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フレッシュウォーター駅@ | フレッシュウォーター駅A |
列車は確か12両編成で、10両目に乗車。繁盛期はもっと長いらしい。
鉄橋でカーブする列車の写真を撮ろうと思うと、前の方の車両だと出来ないので、10両目はとてもいいとのこと。実際にそうだった。
乗車時間は約1時間半。景色もほとんど変わらないし、寝ている人もちらほらいたが、頑張って起きて写真を撮っていた。
季節や運によっては、車窓から動物が見られることもあるようだが、ほとんどまったく出会えなかった。冬だしねぇ。
途中、バロン滝を見るために駅で10分ほど停車したりしながら、キュランダ駅へ。
ここからスカイレールで熱帯雨林を見下ろすのが一般的な観光ルートのようだが、我々は先回りしていたバスに乗り込んで、水陸両用アーミーダックに向かった。
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キュランダ高原列車@ | キュランダ高原列車A |
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車窓のカーブ。 | タイトル写真にしようか迷った鉄橋。 |
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車窓の滝。 | 列車とバロン滝の遠景。 |
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■ レインフォレステーション自然公園
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レインフォレステーション自然公園は、今地図で見たらキュランダから近いが、歩いていくには遠いので、こういう場所にさらっと連れて行ってもらえるのはツアーの利点だ。
まずは水陸両用アーミーダック体験。これ、戦時中に米軍が使っていて、捨てて行ったものを現地の人が整備して商売を始めたとか。
真偽不明。誇張もあるかも。
森の中を陸路と水路から堪能。色々と樹の説明をしてくれたが、メモを取ってあるわけでもないので、「はぁ」とか「ほぉ」とか聞いて終わった。
動物にはほとんど会えず、有名な青い蝶も1匹が、すごいスピードで横切ったのを見ただけだった。
動物的には不完全燃焼。青い蝶はよく見られるとのことだったが、結局今回の旅行中、ここで一瞬見ただけだった。
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隣に停まっていたバス。コアラになりたい。 | レインフォレステーション自然公園。 |
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アーミーダック陸路。 | アーミーダック水路。 |
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何か説明をしてくれているハンサムガイ。 | アーミーダック本体。 |
矢継ぎ早にコアラ抱っこ。自分的には今回のツアーのハイライトでもある。
コアラの抱っこ体験だが、禁止されている州も多いようで、現在3つの州しか許可されていない。ケアンズのあるクイーンズランド州はその一つ。
抱っこはできるが、コアラの就業時間はきっちり決められており、コアラに合わせて人間が動いているのがとても印象的だった。
なお、コアラはお腹の前で手を組むと、係の人がその上に乗せてくれて、写真を撮って終わり。一瞬。顔もカメラの方に向けないといけないから、コアラを見ている余裕もない。自分のスマホやカメラでの撮影もできない。
ちなみに、爪が食い込んで痛かった。自分だけ「痛い痛い」と言っていた気がする。
コアラに掴まれて痛かったとか、最高の思い出ではなかろうか。
撮影の後は、写真が出来るまで併設の小さな動物園を楽しんだ。カンガルーもいたし、ヒクイドリも1羽いたし、巨大なワニもいたが、ほとんどコアラの写真を撮っていた。
別に東山動物園にもいるんだけどね。結構たくさん。やはり現地だとテンションの上がり具合が違う。
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コアラを抱っこした写真。 | ワニ。デカい。 |
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たぶん爬虫類。 | 本旅行記のタイトルコアラ。 |