■ アンコールトム

 3日目。ホテル出発は8時で、今回の旅行で唯一ゆっくり出来た。
 朝食はよくあるバイキング。パンも美味しかったし、オムレツは目の前で焼いてくれて、この日も翌日も食べた。
 アンコールワットは、まずチケットセンターに行き、62ドルの3日券を購入する。購入といっても、もちろんツアー代金に入っているので、顔写真を撮る手続きをするだけ。
 バスでアンコールトムの近くまで行き、そこでハイエース2台に乗り換えて南大門へ。
 簡単な説明を受け、写真だけ撮って、再びバスに乗り込んで中心部のバイヨン寺院へ。この距離1.5kmで、歩いている人もたくさんいたが、個人旅行ならトゥクトゥクもありかもしれない。
 ちなみにアンコールトムには5つの門があり、南、北、西と、東に勝利の門と死者の門。戦争に勝つと勝利の門から帰り、負けると死者の門から帰るみたいなことを言っていた。

オムレツ・メイキング・フォト。猫っぽい生き物。

車窓の金ピカの寺院。何度も通った。チケットセンターの写真撮影列。

ハイエースに乗り換える。南大門を正面から。

お堀。欄干。欄干?

 さて、バイヨン寺院。壁のレリーフもたくさんあって、いよいよアンコールワットに来たという感じがする。
 こちらは1時間近くかけて、ぐるっと1周、正確には南から入って右回りで西から出てきた。
 今は中央祠堂への階段は封鎖されているが、比較的最近まで登れたらしい。
 立入禁止はずっとではないが、修復工事の期間はわからないとのこと。
 アンコールトムの観光はこれでおしまい。改めてGoogleマップを見てみると、まだ他にバプーオンとか象のテラスとか、ネームドの建造物がいくつもあるようだ。
 今涼しい場所でこれを書きながらだと見たい気持ちになるが、30度超えの炎天下だと、バイヨン寺院の後、それよりも規模の小さいこれらの建造物を見たかったかと言われると、まあいいかという感じ。
 ハイエースに戻ってタ・プロム寺院へ向かう。

バイヨン寺院、外から。壁のレリーフ。

謎に奏、第二弾。猿。LEICAの12-60mm、結構頑張れる。

内部。雑に積まれた瓦礫にも趣がある。



■ タ・プロム寺院

 タ・プロム寺院は、アンコールトムの少し東にある。少しと言っても、東の勝利の門から2.5kmもあるし、我々はバイヨン寺院を西から出ているので、ハイエースでも20分くらいかかった。
 駐車場から、露店を眺めながら、西側の門をくぐって中へ。しばらく森の中を歩くと、緑に覆われた雰囲気のある寺院が姿を現した。
 タ・プロム寺院と言えば、樹木が絡み付いている写真が印象的だ。
 映画『トゥームレイダー』の撮影にも使われたそうだが、生憎名前しか知らない。超有名な映画くらいは見たいと思いつつ、なかなか実現できていない。
 ガジュマルの根が絡み付き、寺院を保護するために、これらの樹を切るという話は出たそうだが、そもそもこの根は寺院を破壊しているのか、それとも守っているのかわからないので、現状のままにしてあるとのこと。
 確かに、樹がなくなると崩壊しそうな気もするし、樹がなくなると観光客が来なくなるみたいなことも、ガイドさんが言っていた。
 写真をたくさん撮る。記念写真もたくさん撮る。
 今回は16人、自分も含めて10組くらいなので、撮影タイムもそんなに長くない。40人とかだと、何もかもに時間がかかる。
 写真のタイムスタンプを見ると、駐車場を出て駐車場に戻ってくるまで70分。そこまで規模の大きな寺院ではないのだが、見所は多かった。

森の中にタ・プロム寺院。このモチーフ、よく見る。

切るか残すか。撮影ポイント。

寺院の入口に戻ってきた。こちらは外側の森の手前の入口。



■ 街に戻る

 タ・プロム寺院の駐車場に戻ったのが12時ちょっと前。
 今回のツアー、この後一度街に戻り、昼食をとった後、1時間半の休憩がある。
 まずは昼食。「たけぞの」という日本食の店で、驚くほどレベルの高い和食が提供された。
 正確な値段はわからないが、外にあったメニューを見た感じ、恐らく5,000円くらいはしたと思う。
 今回のツアー、一人部屋追加料金を除いて25万ほどかかっていて、日数と行き先を考えると、トラピックスにしては高い印象だったが、食事に結構お金がかかっていたのかも知れない。
 とても満足な食事。前に書いた通り、ビールは飲まない。

ハイレベルな和食だった。レストランのあったホテルのプール。

 その後、ホテルに戻って1時間半の休憩。
 実のところ、体調はあまり良くなかった。日本が連日35度の時に来ていたら平気だったろうが、ダウンジャケットが必要な季節。気温差が激しい。
 シャワーを浴び、念のためバファリンを投与して、1時間ほど横になる。
 眠れなかったし、起きた時頭が痛くて、「中途半端に寝てダメだったか?」とも思ったが、その後痛みは引き、この休憩のおかげで、長い長い一日を乗り切ることができた。
 神プラン。