-
■ 天子山
-
食事の後は天子山に移動する。自分たちはシャトルバスで上に行き、ロープウェイで降りてきたが、旅のブログを見るともちろん逆ルートもあるよう。
このシャトルバスの運転がとても荒く、添乗員さんも、現地ガイドさんですら若干気持ち悪くなっていた。自分はバス酔いよりも、恒例の疲労による頭痛があり、この辺りでバファリンを投入した。
天子山のスタートは賀龍公園というところで、賀龍さんという人の巨大な像がある。ここでの賀龍さんの説明がとても長かった。ガイドさん、この人のことが好きなのだろう。
中国の歴史には詳しくないのでわからないが、今の中国もしくはその礎を作った人というくらいの勢いで語っていた。
 |  |
I love 張家界。 | 賀龍さん。でかい。 |
一瞬このエリアは、この公園でおしまいなのかと身構えたが、もちろんそんなことはなく、そこから再びハイキングで絶景を巡った。
途中で女性に見える石柱の説明とかもあったが、その時にはよくわからなかった。(帰国後に調べたら、そう見えなくもないかな)
道中、武陵源の写真を撮っている写真家本人がやっているというお店に寄ったので、10元で売っていた武陵源トランプを購入した。写真家の人がサインも入れてくれたので、このトランプの写真も彼が撮ったもののようだ。
ちなみにこのトランプ、スーツケースに入れていたのだが、上海から帰る荷物検査で引っかかり、中身を確認された。もちろん何も問題なかったが、中国、厳しいわ。
 |  |
云青岩。 | これ? |
 |  |
石峰林。 | これ? |
 |  |
写真家の店。 | 買ったトランプ。ホテルにて。 |
最後にマクドナルドのエリアに戻ってきて、希望者だけで少し先の景色を見に行き、再び戻ってくる。ちなみにそこで、武陵源の風景写真に、彩色書道で名前を書いてくれるサービスがあり、値段も安かったので(全部で10元か、1文字10元か)、自分の小説のキャラの名前でも書いてもらおうかと思ったが、時間もなかったし、他のツアー客の目に触れないようにそれを頼むのが難しかったのでやめておいた。
恒例の撮影タイムもあったし、結果的には結構時間があったので頼めばよかったなぁと少し後悔。
 |  |
ランドマークのマクドナルド。 | その先の絶景。まあまあ。 |
 |  |
反対側。 | 奥の建物は今は入れないとか。 |
その後、旅のしおりにも書かれているロープウェイで下山。ここで6つ目の50%ポイントとして、結構な雨に降られて景色を楽しめなかった。
それでも、乗ってすぐはまだ降っていなかったので、写真も何枚か撮ることが出来た。
旅のしおりでは、この後竹繊維健康用品店になっているが、これは翌日になり、翌日の工芸品店は無しになった。午前の迷子の埋め合わせをここでしたのだろう。
シャトルバスでスタート地点に戻り、観光バスに乗り換えて一度ホテルに戻る。ここで休憩時間が1時間弱取られて、それからレストランに移動したのだが、あれだけの迷子騒動があり、土産物屋をスルーしたにしてもそれだけの時間があったのが意外。
夕食は、旅のしおりにある竹筒料理は翌日になり、この日は恐らく、翌日の予定だった貴州料理が用意された。味はまあまあ。夜なのでビールを頼んだら、張家界と書かれたビールが出てきた。
 |  |
ロープウェイ。 | 景色。この後、土砂降りに。 |
 |
夕食。張家界ビール。 |
-
■ 魅力湘西
-
2日目のこの日のオプショナルツアーは『魅力湘西』というショーで、料金は300元。
3日目、翌日のオプショナルツアーは天門山の狐のショー。料金は400元。
事前に、狐のショーは屋外で、雨で大変だったというレビューを見ていたので、金額的にも行くなら『魅力湘西』の方だと決めていた。ちなみに、どんなショーかは調べていなかった。
問題はお金で、最初に書いた通り、現金が400元しかない。トランプとビールでさらに40元減っている。
ショーに300元支払うと、翌日からレストランでビールも飲めなくなる。
一度ホテルに戻った時、現地ガイドさんに相談したら、個人的に両替してくれるとのことで、5,000円分両替してもらった。これで明日からも飲み物が飲める。
先に結論を書くと、ショーを見た後、結局このガイドさんが、日本円での支払いも対応してくれて、日本円で6,000円支払った。日本円の残金が1,000円になってしまったが問題ない。
さてショーだが、参加者は6人だけだった。ホテルから近い劇場に入る。満席。席は前の方だったので、恐らく偶然ではなく、そういういい席のチケットだったのだろう。
 |  |
劇場。 | 観客席。ほぼ満席。 |
このショー、旅のしおりに「トチャ族少数民族ショー」とあるので、民族舞踊と音楽、そして物語みたいな、そういうものかと思っていたが、全然違った。いい意味で予想が外れた。
確かに、根底には物語を感じたが、主には人が人の上に乗って何かをしたり、棒やはしごの上で何かをしたり、ぐるぐる回ったり、アクロバティックなものが多かった。
また、背景の美術が美しく、歌も綺麗で、最後の観客参加型の花嫁ゲームのようなものも面白かった。
特に最後のは、通常は中国人男性4人が参加するようだが、中国語がまったくわからない西洋の男性が参加して会場を沸かせた。司会の人がこの参加者のために、突然ペラペラ英語を喋り出したのも良かった。やっぱりみんな、普通に英語喋れるのだなぁ。
劇場内でのショーが終わると、屋外で延長戦のようなものがあり、混雑回避のためか、その途中で切り上げてバスに戻った。まあ、屋外のショーはそんなに心打たれるものはなかったので問題ない。
ホテルに戻ったのが22時少し前。シャワーの後、足を念入りにマッサージして、日が変わる前に寝た。
この日の総歩数は、文中にも書いたが18,862歩。この日の内はまだ大丈夫だった。
 |  |
なかなかアクロバティック。 | 撮影は自由。 |
 |  |
幻想的で美しい。 | カッコイイ。 |
 |  |
くわえて回っている。 | 美術がすごい。 |
 |  |
花嫁ゲーム的なやつ。 | 屋外のは特にこれと言って。 |