- ■ ガラス橋
- さて翌日。再び品数の少ない微妙なバイキングで朝食を摂り、この日は8時出発。天気はどんよりした曇り。
みんなロビーに集まると、ここで7つ目の50%ポイントが発生。昨日と同じおじいさんが、今日もまた現れない。一度やらかしたから、次からは気を付けようという考えはないようだ。
数分のロスではあるが、同じ人というのがイライラポイント。
旅のしおりでは、この日は先に金鞭渓で、午後からガラス橋になっていたが、現地ガイドさんの判断で順番を入れ替えた。
途中、車窓に子供たちのマラソンイベント的なものの準備を眺めながら、現地まで約40分。駐車場の時点で靄がひどかったが、案の定、ガラス橋も向こう側が見えないくらい真っ白で、期待した絶景はかけらもなかった。
これが8つ目の50%ポイント。完全に観光地が一つダメになったので、前日の迷子による1時間のロスよりもがっかりかも知れない。
ガラス橋なのに、足元も真っ白で見えない。向こう側まで行き、一度外に出て、ガラス橋の全景が見られるポイントまで行くも、もちろん何も見えない。
こいつはダメだと早々に戻って来たら、ようやくかすかに、橋の向こう側が見えた。そして、実はこの時、一瞬だが橋の全景が見えたらしい。自分より後にいた何人かの参加者がその姿を目撃した。
自分も急いで戻りたかったが、再び入る時にパスポートを読んでおり、現地ガイドさんに聞いたが、もう一度出たら入れないかも知れないとのことで諦めた。
ここが今回の旅行でとても心残りだったが、後から他の参加者の人に写真をいただいたので、それでよしとした。
車窓。結婚式的なものだとか。 車窓。マラソンイベント的なやつ。
ガラス橋の入口。これは無理か……? 無理でした。視界ゼロのガラス橋。
本来であれば橋の全景が見えるスポット。 エレベーターの方からも視界皆無。
戻ったらうっすらと。この一瞬、橋の全景が見えたらしい。 景色もほんの少しだけ見えた。
入口に戻り、駐車場に戻る前に点呼を取ると、一人足りない。また別のおじいさんが来ていない。これが9つ目の50%ポイント。
これも大捜索になった。迷いようがないし、反対側で添乗員さんが26人カウントしている。つまり、少なくとも橋には戻ってきている。
添乗員さんがガラス橋の向こう側まで戻るなど、30分くらいロスした結果、このおじいさん、なんと駐車場まで戻っていた。
いい加減にしてくれ。集合場所を間違えたのはわかる。それはしょうがない。
ただ、百龍エレベーターのように、行ってしまったら戻れない場所とは違うから、明らかに時間になっても誰も現れなかったら、集合場所を間違えたと思って戻って来てくれ。なんで一人でずっと駐車場にいるの?
と、自分もだし、他の24人の参加者も思っただろう。
さすがにこの後、バスの中で添乗員さんが、全員に対して集合場所と時間を守るよう、お願いベースで注意していた。
- ■ 食事と竹繊維健康用品店
- バスに乗り、来た道を戻る。
先程不自然に、「子供たちのマラソンイベント的なものの準備」と書いたが、帰り道で、このマラソンイベントのせいで長い時間止められ、時間をロスした。10個目の50%ポイントと言ってもいい。
いや、安全のためなのはわかるけど、山の中からヘロヘロと歩いてくる子供たちまで待たないといけない?
ぽつぽつと現れる子供たちをずーっと待って、これも全体で15分くらいはロスしたかな。
足止めを食らっただらだらマラソン大会。 車窓。黄龍洞の辺りと思われる。
ホテルまで戻り、部屋には戻らなかったが、ホテルの向かいにあるレストランで食事。可もなく不可もなく。
その後、中国のツアー恒例のお買い物タイムで、竹繊維健康用品店に行った。
20年前の中国旅行よりは、こういうものを時間の無駄だと感じなかったので、売られているものに興味が出たのか、それもまた旅の醍醐味と感じられるようになったのか。
ここで試着したトルマリンの健康バンドが、実際に何かしらの反応を感じたので、興味を引かれた。お値段、5,800円だったかな。
うろうろ迷っていたら、こちらから特にお願いするでもなく、4,000円にすると言われたので、200元で購入する。
本当はインターネットでトルマリンの効果を調べたかったが、相変わらずインターネット接続環境がないので調べられなかった。帰国後に見たら、健康効果は科学的には実証されていないとのこと。まあ、そうだろね。
タオルやシャツも気になったが、お金がなかったのでパス。この店は、商品を買っている人がたくさんいた。
ちなみに今、竹繊維のシャツを調べたら、日本でも作っている店があり、6,600円とのこと。もちろん、中国のこの店の方が遥かに安かった。トルマリンよりこっちだったかも?
昼食。 竹繊維の店の中に入ったところ。