■ 金鞭渓

 さて、バスで30分ほど走って金鞭渓へ。ここ、最初に迷ったトラピックスの『武陵源と天門山・鳳凰古城7日間』には入っていない場所。
 行った感想としては、まあ確かに、そっちには入っている宝峰湖や黄龍洞と比べると、だいぶ落ちるかなという感想だった。
 天気のせいもあるかも知れない。到着時、土砂降り。これが11個目の50%ポイント。
 現地ガイドさんおすすめの撮影スポットで、雨天ならではの雲のかかった写真が撮れたのはよかったが、その1枚だけかな。
 雨の中を奥まで歩き、金鞭岩や西遊記のスポットなど、いくつか撮影ポイントがあったが、まあまあ。雨のせいで見上げる構図で写真が撮りにくいし、本当にただ、雨の中、森の中を散策しただけという感じだった。
 ところで、現地ガイドさんが、この森には1,200種の植物があり、ヨーロッパ全土の植物の種類より多いみたいなことを言っていた。
 今ChatGPTで調べたら、金鞭渓に1,200種あるのは本当のようだが、ヨーロッパ全土の植物がこれより少ないということは、さすがにないようだ。自分の聞き違いかも知れない。
 スタート地点に近い場所まで戻ると、猿がいた。このスポットもだし、武陵源全体として、猿が出ることで有名だが、結局今回の張家界の旅行で、猿を見たのはここだけだった。

入口。土砂降り。有名な人たちの書いた石碑が並んでいる。

価値ある1枚。そしてこれだけ。新道と旧道。道幅を拡張したらしい。

ネームド。金鞭岩。西遊記のスポットらしいが、いまいち。

猿。



■ 夜の市街散策

 さて、金鞭渓の後は、名物の竹筒料理を食べに行く。本来は昨日の夜だったが、時間の関係で入れ替えになった。
 ついさっき昼を食べたばかりに見えるが、竹繊維の店に結構長くいたりして、実は6時間経っている。
 竹筒料理、もっと竹の中にぎっちり詰まった食べ物を想像していたが、ちょっとイメージと違った。味はまあまあ。夜なのでビールを注文した。
 前日同様、ここで天門山の狐のショーを見に行く組と分かれる。昨日より多かった。
 通常、400元だと天井なしの席になるが、ガイドさんが劇場と相談して、特別に400元で天井ありの席に案内してくれるとのこと。昨日のショーでも、そういう計らいがあったのかも知れない。
 自分は今日はパス。

夕食。今日のビールと、奥に竹筒。レストランの向かいのホテル。

 ホテルで少しだけ休憩してから、少し夜の街を見に行こうとロビーまで行くと、今日一番の土砂降り。12個目の50%ポイント。
 もしこれが日本だったら、そこがどんな観光地だったとしても、部屋に引き返しただろう。それくらいの降り方。
 しかし、もう元々今日は濡れまくっているし、一日中傘を差していて、雨にも慣れた。せっかくなので行くことにする。
 最初はホテルを出て、繁華街があると言われた左手の方へ。
 ここでビールのせいか、猛烈にトイレに行きたくなり、川まで行って戻りながら、一度ホテルに戻ろうと思ったが、運よく公衆トイレを発見して事なきを得た。
 ホテルの前を通り過ぎ、今度は昨日ショーを見た右手の方へ。
 結局雨のせいもあるし、お金がなかったこともあって店には一切入らなかったが、街の写真がたくさん撮れたし、満足した。
 まさに50%。雨は残念だったが、楽しめなかったというわけではない。金鞭渓も同じ。ガラス橋はさすがに10%くらいかな。
 20時にホテルに戻る。この日の総歩数は、昨日を超える21,113歩。かなり腰が痛かった。

ホテルの入口から。本当に引き返そうか迷った。左手方向、川のところで撮影。

萌えキャラを見たらとりあえず撮影。配達のバイクかな。

綺麗。雨のせいか、土曜日の夜なのに人がいない。右手側。欄干にカメラを置いて撮影。

昨日の劇場の隣の建物。雨じゃなければ賑わいそうなスポット。