- ■ 大庸府城
- 天門山の後は遅いランチ。この食事は、これまでの中で一番美味しかった。味付けが外国人向けということなのかも知れない。
食事の後、少し時間があったので、レストランの周辺をふらっとしたら、小さな商店にクロックスタイプのサンダルが売っていた。しかもたったの15元。
これは僥倖。もはや靴は湖で、結局この先、家に帰るまで、ここで買った約300円のサンダルを履いていたし、軽くて便利なので、今後も履こうと思う。
食事の後は砂絵美術館。綺麗だったが、購入する類のものではない。
添乗員さんと話すと、砂絵はないが、トルコで絨毯を買う人はいるそう。しかも誰か一人買うと、他の人も買い出すそうだ。
昼食。美味しかった。 右に見切れてる店でサンダル購入。
これ。今年一番いい買い物だった。 砂絵美術館。写真の水平がひどい。
砂絵美術館の後は、大庸府城へ行く。ガイドさんが、今ここに行く観光客はいないと言っていた通り、本当に誰もいなかった。
そして、ここでまた人がいなくなる。武陵源で迷子になったペアとは別の娘さん+おじいさんの、おじいさんの姿がない。
一応これも、14個目の50%ポイントに入れよう。今回はこのおじいさん、なんとバスの中で寝ていた。
最初から降りていなかったし、それに娘さんも気付かなかったそう。武陵源でもそうだったけど、もう少し年老いた父親を気にかけてあげて。
大庸府城を反対に抜けると突然都会の景色になった。ここで30分、フリータイムが与えられる。
ガイドさんが、少し歩いたところに有名な観光名所のお寺があるとのことで、自分も添乗員さんも含めて、ほとんどの人はそこへ行った。
白羊古刹と呼ばれる普光禅寺。ガイド付きの観光ではないので、詳細はわからないが、今調べると紫禁城より古い、1413年に建てられた建物とのこと。
駆け足で写真だけ撮って、大庸府城に戻ってくる。ここで少しだけ日が差した。2日前、武陵源でのランチタイム以来、48時間ぶりの太陽だった。
大庸府城の門。昔は知らないが、今はこちらは裏になるのかな。 城内? 誰も来ないのもわかる。
反対側、突然都会で驚いた。 出てきた場所もこの通り。夜は綺麗そう。
この辺りの観光スポットの一つという白い建物。道路は渡らなかった。 白羊古刹の内部。かなり広い。
ここ恐らくガイド付きでじっくり回ると1時間コース。 交差点の向こうに天門山らしき絶景が見える。
- ■ 上海へ
- 張家界での時間もあと少し。昼食から3時間半しか経っていないが、夕食となる。四川料理。
旅のしおりには「麻婆豆腐など四川料理」とあるが、麻婆豆腐がなかった。クレームというほどではないが、みんな突っ込んでいた。
まだこれから飛行機に乗るが、夜なのでビールを飲む。毎日違うビールで良い。正確には、違う銘柄を注文している。
食事の後、空港へのバスの中から、天門山の穴が見えた。晴れてはいないが、今なら雨も降っていないし、視界も悪くなさそうだった。
お店の名物。 車窓から天門山。空港からも見える。
飛行機は20:35発。お世話になった現地ガイドさんと別れ、スーツケースを預けて搭乗ゲートへ。ここで15個目の50%イベントが発生。
最初にも書いたが、飛行機が遅延した。そして、遅延の理由もわからなければ、今の状況も、何時に着くのかもわからない。
これさぁ、中国君さぁ……。
結局空港に着いてから飛行機に乗るまで3時間。何してたかなぁ。確か、少し柔らかい椅子で目を閉じて休んでいた気がする。
窓側の席だったので、上海の夜景を楽しみたかったが、到着が24時と遅かった上、街が逆側だった。左側に座っていて街が見えなかったので、滑走路に北から入ったのだと思われる。
25時頃、現地ガイドさんと合流。飛行機の遅延に合わせて待っているガイドさんと運転手さんも大変だ。
ホテルの部屋で写真を撮ったのが25:45。この時間の到着はウランバートル以来だと思ったら、ウランバートルは現地時間の25時に到着していた。
シャワーを浴びて寝る。この日の総歩数は18,585歩。武陵源と同じくらいだが、土砂降りの中でこの歩数なので、もうヘトヘトである。
機内案内予定時間の2時間後、ようやく機材到着。 夜景。
誰もいない上海空港、午前1時。 25時近くチェックイン。寝るだけ。