■ ホテルの朝

 2日目。朝6時起床。8時半出発に対して早すぎたがまあいいや。
 バイキングはなかなか豪勢。生野菜は避けておいた。
 喉はもちろん完治はしていないが、思ったより悪化もしていなかった。昨日徹底的に休んだのが良かったのかも。
 名前を出すのも恐ろしい例のあの病気の可能性もちらと頭をよぎったが、食欲はあるし、熱はないし、幸いにも急な寒さに喉を痛めただけのようだ。
 まだ油断はできない。今日も午後は移動だけだし、無理をしない。
 6時50分になったが、まだ外は真っ暗。日の出は何時なのか。

ホテルの通路。31階。朝食。とにかく目玉焼きに塩が欲しかった。

 8時15分、ロビー。
 ホテル併設のファミマでのど飴を買った。約700円。喉が潤っているとだいぶ楽。昨日その選択肢をなぜ思い付かなかったのか。
 食事の後、駅までふらっとしてきた。曇り。ほんの小雨。駅の前に警察の駐屯所があるし、駅の写真1枚撮るのも緊張する。
 空港同様、駅の中に入るだけでも荷物検査が必要なので、入口で引き返した。地下からホテルに繋がっているようだが、なんとなく知らない場所の地下は怖いからやめておいた。

少し散歩。ホテルの部屋から。



■ パンダ繁殖研究基地

 8時半出発。天気小雨だけど、ガイドさん曰く、成都は大体いつもこんな天気だそう。
 野生のパンダ600頭、3つの研究所には合計400頭のパンダがいる。ガイドさんでも野生のパンダは見たことがないそう。
 至れり尽くせりなので、野生に戻す計画もあったが失敗した。あいつら、自力で生きていけない。
 パンダと日立のカレーテレビの技術を交換したとか。本当かな?
 昔、パンダのボランティアツアーがあった。お金を出して、掃除したり餌を作ったりする。抱っこもあったが、今は禁止されている。

車窓。繁殖研究基地が近付いてきた。車窓のバス。すべてがパンダ。

繁殖研究基地に隣接するショッピングセンターらしき施設。行ってない。入口。土曜日の割には空いていた。

 12時、バス。
 パンダ基地完了。想像以上に歩いたのと、思ったよりだいぶパンダが遠くて、12-60mmだと厳しかった。
 パンダは合計10頭以上は外に出されていたが、見える位置にいるかも、寝ているかも起きているかもパンダ次第。変な寝方をしたパンダとか可愛かった。
 途中で参加者の一人が濡れた下り坂で転ぶアクシデントが発生。それで少し待ち時間が発生したおかげで、パンダの大雑把な餌やりに遭遇した上、3頭が一度に並ぶ光景が見られた。かなりレアなよう。
 やはり濡れた地面はかなり滑るから、明日はせっかく持ってきたし、トレッキングシューズで行こう。

最初に見た個体。器用に寝てる。次の2頭。駆け回っていた。

望遠+トリミング。やはり50-200mmが欲しい。笹を食う個体。

変な寝方をしている。平和だ。これもかなり遠い。

大雑把な餌やり。ブンブン放り投げていた。奥から近付いてくるもう1頭。

絶対に百合チュー。いや、雌雄は知らないが。そして奇跡の3頭。最高の1枚。

レッサーパンダもいる。あまり人気はないが。土産物屋はトイレ休憩のみでスルー。残念。