■ アリアバル寺院

 翌日、体調は上々。元々昨夜の頭痛も疲れと寝不足のせいで、風邪を引いたわけではない。
 天気も上々で、簡素なバイキングで朝食を摂り、速やかにアリアバル寺院に向かう。

朝6時前。朝日など望めない天気。朝食。昨夜何も食べていないのでたっぷり。

 アリアバル寺院へ向かう途中に後から行く亀石もあり、観光的にも重要な道のはずだが、路面状況が悲惨だった。
 わざとの可能性もある。テレルジに入る手前にS字の坂があって、そこだけ舗装されていなかったのだが、冬になると凍って危ないので、わざと舗装していないとガイドさんが言っていた。
 まあ、わざとだとしても、ここまでぼこぼこにしておく必要はないよねと思う道を進みながら、8時半くらいに到着。

車窓に巨大な岩がちらほら。亀石もそんな一つ。雰囲気のあるゲル。ホテル? 集落?

林を歩く。天気良くなってきた。到着。

 アリアバル寺院は108段の階段を上るが、そもそも寺院までが結構歩く。
 途中でガイドさんが近道だと言って右に折れ、みんなそっちに行ってしまった。
 撮影的に面白そうではなかったので、正規ルートで上まで行ったが、ガイドさんの話は聞きたかった気がする。
 振り返ったら見事な景色が広がっていた。大変満足。

こんな感じで結構歩く。野草と花々と近道へ行ってしまった仲間たち。

108段の本体。写真で見るよりは急。上から眺めた景色。望遠。真ん中のは亀石。

寺院内部。去年鳩が中に巣を作ったらしい。マニ車。

遠くの岩に描かれていた模様。文字?みんな買っていたから買った。50円くらい。



■ 亀石

 行きはバスの座席が反対側だったので見えなかったが、亀石に戻ってくる。
 亀石自体は写真を撮って終わりなのだが、手前でおじさんが、鷲と一緒に写真が撮れるサービスをやっていた。
 ガイドさんに聞いてもらったら、10,000トゥグルグとのこと。500円ならやらない手はないと、お願いする。
 鷲は20キロもあり、しかも腕を突き上げて動かしていないといけないので、結構頑張ったがやがて腕が上がらなくなって終わった。
 しかし、いい写真をたくさん撮ってもらえたので満足。
 土産物屋で、20,000トゥグルグでモンゴルっぽいポーチがあったので購入。思ったより亀石を楽しんだ。

亀石。手前にゲルがあって絵になる。でかい。重い。価値ある体験。

乗馬体験している海外の親子。やりたい!車窓。道が劣悪過ぎて落ちていた車。



■ 遊牧民宅訪問

 やはり亀石からそれほど遠くない、遊牧民宅を訪問。
 出迎えてくれた……わけではないが、たまたまそこにいた仔牛が可愛かった。
 ゲルの中で様々な乳製品をいただく。お酒もあった。
 ちなみに、前日にバスの中で、テレルジの遊牧民は年に2〜4回くらい場所を移動すると、ガイドさんが言っていた。(家畜の食べる草がなくなるため)
 どうやってゲルを運ぶのかというと、トラックを使うらしい。訪問した家では、自分たちのトラックを持っていないので、レンタルするそうだ。
 その辺りは近代的。

車窓にレアキャラのヤク。帰りに撮影した仔牛たち。

遊牧民ハウス。様々な乳製品の一つ。

 遊牧民宅訪問の後、昨日泊まったホテルに戻って、昼食。この日はホーショルという、餃子料理である。
 ビールは飲まない。
 餃子っぽいものが2種類出て、牛肉の方は美味しく食べれたが、羊肉の方はやはり少しクセがあったかな。
 羊肉、そこまで苦手ではなかったと思うが、過去に食べたことのある羊肉は、日本人好みに味付けされたものばかりだったのかも知れない。

車窓。馬がたくさん。昼食。