旅025-3 『高知〜愛媛』 2008/08/10, 401km

はじめに
3日目は高知から松山へ。それだけ聞くと、33号で一瞬で着きそうだが、この日は今までの国道旅行の数々の難敵の中でもトップクラスの強敵321号のために、高知から四万十まで100km以上南下した。さらに北上した後は、山の中に440号という強敵が潜んでおり、これのために宇和島から北上して高速を使うプランも没に。もっとも、そのおかげで四万十川と四国カルストに行けたわけだが。まず国道があり、その近辺の観光地を巡る。国道旅行の神髄。


記録381号 / 9時21分 / 74km地点
場所高知県高岡郡四万十町大井野
宿泊を伴う旅行において、1枚目が74km先というのも珍しい。56号から少し寄り道をして381号をゲット。行った分だけ戻る行程だったし、山の中でもう一度走る予定があったのでどうでも良かったのだが、なかなか綺麗な看板が撮影できた。


記録56号 / 10時08分 / 109km地点
場所高知県幡多郡黒潮町上川口
本当にひたすら長い距離を走る56号、妥協を一切せずに待っていたら、随分南まで走らされた。ようやく巡り会えたこの看板、看板自体も綺麗だし、海や空、雲といった景色も美しい。いい一枚だ。


記録ビオスおおがた
ビオスおおがたは道の駅の名前。そこからすぐの海水浴場に寄ったのだが、思ったほど綺麗でもなかった。見る海は、やはり人が泳ぐような場所ではないところが良い。


記録439号 / 10時56分 / 124km地点
場所高知県四万十市右山五月町
ついに四万十へ。酷道で有名な439号をゲットする。『酷道をゆく』にも掲載されている酷道だが、この辺りではそんな色はまったくなく、むしろ今回の旅行の中では珍しい、町中の写真になった。


記録321号 / 11時05分 / 127km地点
場所高知県四万十市具同
ようやく辿り着いた321号。本当に厄介だったが、こんな綺麗な写真が撮れたからもう感無量。なんという綺麗で不思議な空。緑も綺麗だし、言うことなし。


記録三里沈下橋
沈下橋へは県道340号ではなく、川の南側の道を使ったのだが、これがひどい道だった。もっとも、国道でもひどい道が多いくらいなので、一般道ならますますひどい道でも仕方ない。対向車に怯えながら走っていたが、そんな物好きな車はなかった。さて、沈下橋だが、下でもたくさん写真を撮り、この上を車で走って北に行ったりしたが、写真は上の方から見下ろしたもの。日傘の歩行者と船が良い感じだ。


記録441号 / 12時13分 / 159km地点
場所高知県四万十市西土佐中半柿ノ上
長い長い距離を走った441号。基本的には快適路だったが、時々狭くなったりもする、面白い道だった。看板はもう見た瞬間ここと決めた。綺麗な緑、学校と橋、そして圧倒的に美しい空。素晴らしい。


記録381号 / 12時53分 / 183km地点
場所愛媛県北宇和郡松野町大字吉野
441号から381号へ。撮れそうな場所で再撮影。奥の青空と雲の立体感がものすごい。本当にものすごい。PLフィルターの効果だろうか。緑も綺麗だし、妙に印象的な一枚になった。


記録320号 / 13時05分 / 190km地点
場所愛媛県北宇和郡鬼北町大字出目?
愛媛県北宇和郡鬼北町大字興野々?
381号から320号に乗り、一路山へ、440号を目指す。確かこの道、恐ろしく快適だった。看板は乗ってすぐに撮影したが、もっといい看板がたくさんあったかもしれない。覚えていないが、撮影した看板が無難すぎて、少し残念。


記録197号 / 13時47分 / 223km地点
場所高知県高岡郡檮原町仲間
320号から197号へ。この道も恐ろしく快適だった覚えがある。先ほどの381号とほとんど同じ風景だが、青空が平凡な分、こちらの方が印象が薄い。しいて言うなら、フーを足に乗せようとして全然できずにいる自分が写っているのが特徴的。


記録440号 / 13時55分 / 228km地点
場所高知県高岡郡檮原町大蔵谷
行った分だけ戻る行程で440号を撮影。四国カルストの後また走るので無理をする必要はなかったが、2005年の一人旅の際にあまりいい道ではなかった覚えがあったので、南で撮影。右手に三嶋神社がある場所だが、写真に入るはずもなく、味気ない一枚に。構成色が少ないせいだと思う。緑と青と黄色しかない。


記録三嶋神社
440号の写真を撮った場所からすぐにあった三嶋神社に寄る。由緒も何も知らない。別にどうということはなかったが、まあせっかくなので載せてみた。


記録四国カルスト
439号と県道を経由して四国カルストへ。酷道で有名な439号だが、この区間は快適だった。さて、四国カルスト。2005年の一人旅でも行ったのだが、その時は天気が悪くていまいちだった。今回は快晴。天気が良いとここまで変わるものか。やはり旅行の70%は天気で決まる。


記録494号 / 16時46分 / 308km地点
場所愛媛県上浮穴郡久万高原町東川
440号から33号へ。そして県道を経由して行った分だけ戻る行程で494号へ。これまた素晴らしい写真が撮れた。とにかく空と雲が綺麗。今回の旅行ではあまりないサイドビュー。こうして見ると、TIIDAって結構丸いなぁ。


記録33号 / 16時57分 / 317km地点
場所愛媛県上浮穴郡久万高原町上黒岩
確かこの辺りから、もしくはこの辺りですでに頭痛に悩まされていた気がする。元々旅先では寝られない性質で、今回もやや睡眠不足。しかも運転は一人。仕方ないだろう。33号もロングドライブ。妥協せずにいた結果、素敵な看板と巡り会えた。3種類の緑が綺麗だ。


記録380号 / 17時05分 / 322km地点
場所愛媛県上浮穴郡久万高原町露峰
380号は33号との分岐点で撮影。あまり時間をかけたくなかったので、撮れたのはラッキーだが、逆光で暗かったために、とても微妙な写真になってしまった。それがあまりにも残念。


記録379号 / 17時54分 / 350km地点
場所愛媛県伊予郡砥部町岩谷口
33号から行った分だけ戻る行程で379号へ。案外長く走らされた覚えがあるが、結果としてとても綺麗な看板がゲットできたので良しとする。西日は強いがまだまだ明るい。夏だ。


記録378号 / 18時23分 / 369km地点
場所愛媛県伊予市中村
この日の最初に、378号まで行けるか行けないかが話題になっていたのだが、行けた。険道に近い県道53号を通って378号へ。撮れたこの写真、夕陽に赤く染まる景色と、家と空を映す水面がとても美しい。平凡な風景が、時間で一変した。


記録伊予灘SA
頭痛がひどかったので、わずかだが高速に乗る。その最中に立ち寄ったSAから、ものすごく綺麗な夕陽が見られた。ちなみに頭痛はマックスハートで、松山に着いた早々薬局に飛び込み、バファリンを購入した。旅先でも寝られる体が欲しい。


おまけ

今回は如月のGPSがなかったため、手描きの地図を掲載。






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