旅008 『松本〜黒部ダム〜長野』 2006/11/05, 730km

記録158号 / 10時00分 / 234km地点
場所長野県松本市大字島立
松本IC下りてすぐ
競争相手であるリアル兄と、奈良旅行から味方として参戦してくれている如月君の3人で出陣。名古屋を7時過ぎに出発。いよいよTIIDAに導入されたETCをドキドキしながら使いつつ松本へ。いきなりあまり行った分だけ戻ることをしたくなかったので、IC近くの看板で妥協。まあとりあえずすぐに撮影できて幸先の良いスタート。


記録143号 / 10時30分 / 243km地点
場所長野県松本市美須々
信州大学すぐそば
本当は最初に最北端に行くつもりだったが、予定を変更して、先に松本をすべて押さえることにした。時々道から外れたりしながら143号を走る。市民会館前の左折は地元民以外には厳しい。そのまま北上。信州大学の前でいい看板をゲットできた。


記録254号 / 10時45分 / 249km地点
場所長野県松本市大字稲倉
洞の交差点で、右に行っても左に行っても有料トンネルの看板があり、随分焦ったが、右折の方はトンネルまで割と余裕があった。その間で撮影。看板自体はそれほど気に入ってはいないのだが、これ以上行くと有料道路だししょうがない。それに来た分だけ戻る行程は早めに切り上げるに限る。


記録大王わさび農場
詳しくは148号で後述するが、今回の旅は148号に寄るのが前提だった。そこで、148号へ続く147号へ行く途中に、近くにあった大王わさび農場に寄る。わさびビールは気にはなったが運転手のため断念し、如月君に委ねる。自分はわさびソフトを食したのだが、わさびのツンとする感じもなく、普通に美味しいソフトクリームだった。水が綺麗で、人がたくさんいた。


記録147号 / 12時00分 / 281km地点
場所長野県大町市常盤
148号に行くために147号を北上。綺麗な看板がたくさんあったが、1車線でなかなか車を停められない。地名が気に入っていたので、どうしても安曇野で撮影したかったが、気が付くと大町に入ってしまった。そろそろ148号になりそうだったので、適当な看板で妥協。いつでも撮れるから、などとのんびりしていてはいけないということだな。


記録黒部ダム
地図を見ていた同行者が、唐突に「黒部ダムが近い」と言い始め、当初の目的地であった長野はまだ遥か先という状況にも関わらず黒部ダムに寄ることに。これがとても良かった。望んでもなかなか得られないような快晴。途中の道は美しい紅葉。これをもって、今回の旅は「長野国道看板旅行」から、「日帰り黒部ダム旅行、ついでに看板」に変わった。


記録148号 / 14時25分 / 330km地点
場所長野県大町市平
さて、148号。長野県大町市から新潟県糸魚川市に至る。今回の旅は、この看板をどうするかが一番の問題だった。松本や長野というにはあまりにも西だが、今回行かなければ二度と撮影できそうにない場所を走っている。ということで、行った分だけ派手に戻ることも覚悟して突撃。看板自体は紅葉した背景も含めて素晴らしい写真が撮影でき、色々と記憶に残る1枚となった。


記録険道324号
地図を見ていて、やばいとは思いながらも県道324号から東に抜けることに。案の定険道だった。途中、突然スキー場のリフトが出てきて思わず車を停める。後から知ったのだが、ヤナバスキー場だった。こっそりリフトに登ったりして秋のゲレンデを堪能した後、県道31号を目差す。幸いにも対向車は来なかったが、ほとんど離合のできない険道だった。写真は途中の崩落現場。なかなか壮絶だった。


記録117号 / 16時01分 / 371km地点
場所長野県長野市青木島町大塚
大塚の交差点すぐ
19号から18号、そして117号へ。日が沈んだ時点でその旅の最西端にいた奈良旅行の反省で、今回は一番初めに最北端に行くつもりだったが、ETCの通勤割引の都合で松本で下り、結局長野入りが夕方になった。まだ撮影したい看板がたくさんあったが、すでに日が沈みそうな16時。117号が18号を左折してすぐに撮れたのはかなり救われた。


記録406号 / 16時15分 / 378km地点
場所長野県長野市大字西長野
18号の看板を求めて、わざわざ18号を北上したがダメだった。ほぼ行った分だけ戻る行程で406号へ。撮影場所は信州大学教育学部のすぐ近く。この時間、東へ向かう車は多かったが、西へ行く車は少なく、楽に撮影することができた。117号からわずか15分。なかなか好調だが、まだ遥か北の292号が残っている。ぼやぼやしている時間はないと、すぐさま東へ向かった。


記録403号 / 16時45分 / 390km地点
場所長野県須坂市大字須坂
アトラスRDX東海の一番広域の地図で頑張っていたのだが、案の定地図で見るより406号から403号までの距離が長かった。撮影時間が16時45分。今これを書きながら調べたのだが、この日の長野の日の入りは16時47分。基本的には夜には撮影しないことに決めているので、時間的にはこの看板が最後だが、18号はともかく292号はどうしても撮りたかったので、さらに北を目差す。


記録292号 / 17時16分 / 414km地点
場所長野県中野市大字吉田
須坂長野東からさらに北へ。すでに車のライトをつけて走る時間。「もう、駄目でございます。むだでございます」「いや、まだ陽は沈まぬ」「ああ、あなたは遅かった」「いや、まだ陽は沈まぬ」走れ、メロス! 信州中野まで爆走し、金に糸目をつけずそのまま志賀中野道路に乗る。下りてすぐに看板があった! 神よ! 夜ではあるが、辛うじて残光のある時間。看板はともかく、一枚の写真として見たとき、なかなか綺麗な写真が撮れた。


総括
結局また奈良紀行同様、最後の看板を撮った時点でその旅の最も遠い場所にいることとなったが、和歌山の山中にいた奈良紀行と違い、今回はすぐに高速に乗れるのがせめてもの救いだった。しかも運転手がもう一人いるので、随分楽である。帰りの高速道路を200kmほどリアル兄に任せた。看板としては、さすがに黒部ダムに寄っていたため、18号を始め、東の144号や142号、南の20号や299号、そして361号と看板のない474号には行くことができなかった。しかし元々今回の旅で最北端に設定していた292号は撮影できたし、何より黒部ダムがとても綺麗だったので、なかなか良い旅になった思う。



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