旅019-2 『青森』 2007/10/06, 351km

はじめに
宿泊したホテル青森はビジネスホテルではなくシティホテルで、今回のプランではドリンク券もモーニングもついていたが、ともに7時や8時から。泣く泣くあきらめて6時起床、6時半にホテルを出発した。2日目は看板旅行というよりは主に観光で、奥入瀬渓流と竜飛崎へ行く。もっとも、前日に八戸をスルーしたことで、454号、104号なども撮影しなくてはならず、看板もそれなりにあるが。


記録103号 / 6時38分 / 1km地点
場所青森県青森市橋本2丁目
青森市街から奥入瀬渓流までは103号を利用する。その103号、青森で乗ってすぐに撮影ポイントがあったので、見つけたら押さえておく原則に従い、撮影しておいた。逆光だが丸いフォントが可愛い看板。悪くない。


記録103号 / 7時08分 / 20km地点
場所青森県青森市大字荒川七曲
奥入瀬渓流へ向かう途中、撮りやすそうな看板を発見したので再撮影。山中にあってひたすら長いストレートが特徴的だが、至って平凡な写真。


記録394号 / 7時18分 / 27km地点
場所青森県青森市大字荒川城ヶ倉
394号は前日に撮影していたが、せっかくなのでわずかに寄り道して押さえておく。看板は綺麗だったが、地名板が重なってしまっている。特徴とみるべきか、欠点と見るべきか。残念ながら自分は後者に思う。


記録睡蓮沼
103号沿いはまったくノーマークだったのだが、地獄沼や睡蓮沼など、景色が綺麗な場所がたくさんあった。それらにも寄りつつ南下。写真は睡蓮沼付近で撮ったもの。もう少ししたらもっとすごい紅葉だったろうが、個人的には緑が混ざっているのも綺麗だと思う。


記録103号 / 7時52分 / 34km地点
場所青森県十和田市大字奥瀬
睡蓮沼付近に立っていた看板をパシャリ。もう少し背景の紅葉が強調できればと思ったが、まあしょうがない。自分は写っていないが、レンタカーのアクセラは遥か向こうのスペースにちょこんと駐まっている。


記録102号 / 8時20分 / 55km地点
場所青森県十和田市大字奥瀬惣辺
奥入瀬渓流の混み具合が不明のため、102号は西側のバイパスを選択。写真はその最中に撮影したもの。様々な緑が特徴的だが、逆光だし平凡な部類。


記録奥入瀬渓流
奥入瀬渓流は、タクシーの運転手に上手に商売されて、子の口からタクシーを利用。それから歩く歩く歩く。阿修羅の流れから子の口まで3時間歩いた。しかも朝から何も食べていない状態で。食事も与えられず朝から働かされる少女コゼットが頭をよぎった。奥入瀬渓流、紅葉には1、2週間早かったからか、全然混雑していなかった。もちろん、その分景色も見頃の時期と比べるといまいちだったろうが。写真は撮影した数百枚の内で、最も気に入ったもの。シャッター速度を遅くするだけで芸術的になる。


記録102号 / 11時56分 / ?km地点
場所青森県十和田市大字奥瀬
奥入瀬渓流銚子大滝
奥入瀬渓流の途中に102号の看板を2枚発見した。両方で撮ったが、地名板に「銚子大滝」と書かれたこちらを掲載。第三者が見ても至って平凡に見えるだろうが、個人的には思い出深い一枚。徒歩だったので車は入れられなかったが、スペース的には奥に入れられた。


記録十和田湖
子の口できりたんぽを一つ食べてから十和田湖へ。十和田湖の乙女の像にはまいった。どう見ても「おばちゃんの像」で、写真を撮る気も失せた。なので十和田湖自体を掲載。お父さんと娘さん、そして奥のフェリーがとてもいい味を出していると思うがどうか。ちなみにここでリンゴソフトを食べる。そして朝からきりたんぽとソフトだけで夜まで過ごした罠。観光を優先するといつも食事が犠牲になる。


記録454号 / 13時16分 / 82km地点
場所秋田県鹿角郡小坂町十和田湖
国道旅行に戻る。時間もあまりなかったので、454号は103号から分かれてすぐのところにあった看板で妥協した。看板自体は悪くないのだが、日差しは強すぎる、位置は高すぎる、景色は平凡と、微妙な一枚。右手に十和田湖が広がっているので、それが背景に入れられたらどんなに良かったか。


記録104号 / 13時33分 / 96km地点
場所秋田県鹿角市十和田大湯
104号、103号から分岐する点で撮影できることを期待していたのだが、甘い甘い。看板が全然なく、結局5kmも走らされた。県道128号との分岐点でようやく撮影に成功。ただ、この看板は圧倒的に美しく、往復10km走った価値のある一枚。


記録280号 / 15時00分 / 208km地点
場所青森県青森市大字飛鳥
さらば十和田湖。高速を使って一気に北へ、青森市内に戻る。竜飛崎へ行くべく、280号(西側のバイパス)を北上。撮れそうな看板が同じようなシチュエーションで何枚も存在し、その内の一枚を撮影。景色は平凡だが、どこまでも長く長く続くストレートを特徴と捉えるべきか。「飛鳥」という地名が良い。


記録280号 / 15時31分 / 227km地点
場所青森県東津軽郡外ヶ浜町字蟹田
バイパスが終わり、本線に乗るや否や、それは現れた。下北半島を一望できるちょっとした展望スポットに看板が! 記憶では確か初めてだと思うのだが、念願の海を背景にした看板撮影に成功する。感無量の一枚。フロントビューの車も良い。看板も綺麗。


記録339号 / 16時00分 / 260km地点
場所青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩算用師
280号から県道のショートカットを経て339号に。339号、思いのほか道が悪く、ずるずる行きそうだったので撮影できそうな看板を押さえる。左に無造作に置かれた材木、右手奥には統一感のない家々、こんなにごちゃごちゃした看板がかつてあっただろうか。ある種の清々しさを覚える。


記録339号 / 16時15分 / 266km地点
場所青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩梨ノ木間
339号をしばらく走ると、素晴らしい景色が現れた。左手に海、右手に手掘りのような趣深いトンネル。少々通行の妨げになる位置ではあったが、これを撮らない手はない。ということで撮影。もう少し全体を掲載できると良かったが、あまり看板が小さくなるのも嫌なので左右を少し切った。


記録339号 / 16時50分 / ?km地点
場所青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
339号は有名な階段国道。今回の旅の目的の一つでもあるので、もちろん行き、写真もたくさん撮った。一番下で撮影した写真もあるが、無理矢理車を自分を入れた頂上の写真を掲載。それにしてもこの上り下りはしんどかった。ある意味酷道。


記録竜飛崎
竜飛崎で夕日を撮影した後、岐路に着く。朝からきりたんぽとソフトクリームだけではそろそろ限界だと、280号から県道に乗るところで肉まんとカレーまんをゲット。その後、280号バイパス手前のよもぎ温泉に寄り、青森に戻る。この日の夜は一杯飲んでお好み焼き。なかなか美味かった覚えがあるが、あまりにも眠かったので記憶が曖昧。



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