旅019-3 『秋田〜岩手北部』 2007/10/07, 509km

はじめに
前日同様、朝6時に起床したのだが、どうも体調が良くない上、このシティホテルにおいて2日も連続でモーニングを捨てるのがどうしても惜しくなり、6時半起床、準備した後、7時から食事、7時半出発に切り替える。結果的にこの1時間が後々行程を逼迫させるのだが、モーニングはとても良かったのでよしとする。先に今回の旅をまとめると、案の定ホテルと飛行機が決まっていることが足枷となった。特にこの最終日、1枚目の看板が青森から100km南、最後の観光地が八幡平ということで、空港は仕方ないにしても、せめてホテルが盛岡なら行程が随分楽になっていたと思われる。ホテルセレクトのプラン、ホテルは弘前も選べたので、せめて弘前にしているだけでもだいぶ違っていたはず。失敗は申し込み段階にあった。もっとも、旅行を決定してH.I.S.に電話をした時、すでに締め切りの1時間半前だったからどうしようもなかったが。一応今回の最大の反省点として記録しておく。


記録285号 / 8時55分 / 105km地点
場所秋田県大館市比内町扇田
この日1枚目の看板は青森からいきなり100kmも南に走った場所、十和田ICから103号を経由し、285号。ちなみに実際には103号の一本南の道を使ったのだが、とても空いていて軽快だった。285号に乗ってすぐに看板を発見。左の側道に車を入れて簡単に撮影できた。無難にいい看板。


記録285号 / 9時20分 / 120km地点
場所秋田県北秋田市小森岩ノ目
285号を西へ。105号に乗る手前でなかなか良い景色と巡り合ったので看板を再撮影。もっとも、今見ると大した風景でもないが。この先、前方の木々をくぐり抜けるのだが、そこの景色が絵になりそうだった。もう少し看板が向こうに立っていたらよかったのにと思う。


記録105号 / 10時04分 / 155km地点
場所秋田県北秋田市阿仁萱草
かなり長い距離を走った105号。看板はどこでも撮影できるだろうとさんざんスルーした後、手前にコスモスが咲いているいい場所があったので車を停めた。写真では目立たないが、花のある写真というのも珍しくて良い。景色も看板も大満足な一枚。


記録田沢湖
田沢湖。なんとか天気が持ち直して、青空が広がっている。思いの外観光地としてのポテンシャルが高く、三箇所くらい観光ポイントで停車して楽しんだ。辰子像は前日の十和田湖の乙女の像より遥かに萌え、パシャパシャ写真を撮ったのだが、掲載したのは空を前面に押し出した一枚。撮ったときは適当だったが、振り返ってみたらこれが一番綺麗な感じ。思わぬ足止めを食らったが、楽しかったのでよしとする。


記録341号 / 12時00分 / 220km地点
場所秋田県仙北市田沢湖生保内
田沢湖の東から46号までの短い区間で341号に挑戦。結果として写真のような看板をゲットできたのだが、平凡な景色にいまいち感が漂う。もっとも、この写真の後ろ側は、川と橋が綺麗な景色を作っていたのだが。若干周囲の車に迷惑と思いつつも、敢えてフロントビューに挑戦。アクセラ、なかなかハンサム。


記録46号 / 12時29分 / 244km地点
場所岩手県岩手郡雫石町御明神山津田
105号に引き続き、これまた長い距離を走り抜けた46号。距離の割に「どこでも撮れる」という印象はなく、さすが一級国道というべきか、山津田という場所で写真のように絶好の撮影場所を発見し、躊躇なく撮影した。看板、雲の感じともに良い。なんとなく手を上げてみたらとてもバカっぽくて素敵な写真になった。たまには手も上げるか。


記録456号 / 13時21分 / 288km地点
場所岩手県紫波郡紫波町大巻
田沢湖まで時間がかかり過ぎたことと、田沢湖で時間をかけ過ぎたことにより、小岩井農場はスルーして、高速で南へ。本旅行の最南端、456号を狙う。撮れそうな看板はいくつもあったが、最初に押さえた逆光のこの看板が案外良かったので、結局この一枚だけになった。平凡だが悪くない。


記録396号 / 13時33分 / 294km地点
場所岩手県紫波郡紫波町栃内
奇跡の396号。456号を北上すると、地図では396号になるのだが、ここが盛岡まで重複区間だった。最初に重複看板が出てきたおかげでそれに気付き、無駄に北に走ることなく396号を南下することができた。写真は分岐すぐの場所で撮影したもの。逆光だが特に問題なかったので、撮影してすぐまたUターンして盛岡を目指した。


記録106号 / 14時09分 / 309km地点
場所岩手県盛岡市中野1丁目
4号を右折して106号に。地図上では苦戦しそうな気配が漂っていたが、右折すぐの場所に撮影できそうな場所があり、あっさり取得に成功した。看板もちっとも問題ない。この日初めて町の中で撮影した写真。そして最初で最後になった。


記録455号 / 14時33分 / 319km地点
場所岩手県盛岡市上米内
455号を北上、いくつも撮れそうな看板をスルーする内にとうとう逸れなければならない場所まで来てしまい、逆光のこの看板で妥協した。順方向にあった看板も撮影したが、ボロボロのひどい看板だった。「撮れそうな看板はとりあえず撮っておく」という、この旅の大原則は、常に守るべきだと再認識。まあでも、逆光以外にはこの看板も問題ない。


記録八幡平
遥か北の青森空港に18時に着きたいのに、八幡平に到着したのが15時。とてものんびり見ている時間などなく、各スポットに車を停めては、急いでパシャパシャ写真を撮り、またすぐ次へ行く行程。もっとも、そんな危機意識のおかげで、341号に16時半くらいに出ることができた。オンスケジュール。八幡平は紅葉にはいささか早かったが、それでも十分綺麗だった。341号はなかなか混んでいたが、一本西の県道191号が嘘のように空いていて、あっと言う間に鹿角八幡平ICに到着。高速で青森へ。空港そばのマツダレンタカーに18時少し過ぎに到着した。


記録中部国際空港 セントレア
観光を優先すると食事が犠牲になる法則により、この日も朝飯を食った先、肉まんを一つ食べるだけという悲惨な状況だった。セントレアで何か食べようという話をしていたのだが、ほとんどすべての店が21時に閉まってしまい、結局そこで解散することに。なんとも尻切れトンボな感じになってしまったが、旅行全体で見ると天気にも恵まれ、どちらでもよかった小岩井農場以外はすべて行くことができ、とても満足な旅になった。



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