旅025-2 『徳島〜高知』 2008/08/09, 386km

はじめに
年始の九州、GWの北海道に引き続き、お盆は四国へ行くことにする。当初、8月9日の土曜日の朝に出発する予定だったが、急遽8月8日の夕方出発して、金曜日の内に四国に入ることにした。これはあらゆる意味で成功した。一日ずつ遅かったら、鳴門で阿波踊りに突っ込み、高知でよさこい祭りに突っ込んでいた。交通規制よりも、ホテルがなかったかもしれない。さて、初日に新名神などを使って324km走って鳴門に入った翌日、8月9日は四国の右側をがっつり撮影して高知へ行く計画。初日の強敵は493号。これがなければ195号で高知に入れたのだが、これのために延々と南下した。また、さりげなく492号。最初にいきなり西へ走り、山中に突っ込んだのだが、それはこの492号のための行程だった。


記録28号 / 7時55分 / 4km地点
場所徳島県板野郡松茂町満穂
鳴門市街で28号に乗り、案外南に走らされてこの看板を撮影した。やや逆光気味。看板は綺麗なのだが、景色のせいかあまり気に入っていない。


記録11号 / 8時33分 / 44km地点
場所香川県東かがわ市三本松
高速乗って、引田ICまでジャンプ。そこですぐに11号を撮影する予定だったが、318号も越えて三本松まで走らされた。いきなり行程が少し狂ったが、偶然JKの入った爽やかな看板を撮影できたのでよしとする。平凡な風景が一気に彩りを帯びた。


記録318号 / 8時43分 / 50km地点
場所香川県東かがわ市西山
11号から318号で南下。318号は長い距離を走る国道だったが、乗ってから比較的すぐに撮影した。看板自体は綺麗だったが、やはり順光で撮影すれば良かったと、少しだけ後悔。


記録377号 / 8時47分 / 51km地点
場所香川県東かがわ市与田山
行った分だけ戻る行程で377号。割とすぐに看板と巡り会えた上、それがとても綺麗な看板だったので言うことない。景色も綺麗だが、特徴はあまりない。平均点70点くらいの、そこそこ出来るが印象に残らない生徒みたいな感じ。


記録192号 / 9時28分 / 81km地点
場所徳島県吉野川市山川町天神?
192号に乗り換える。しばらく走って撮影できそうな看板があったので押さえておいたが、地名板もなく、景色も平凡でいまいち。でもまあ、最悪他に撮れなくても問題はないというレベルの看板。


記録192号 / 9時44分 / 90km地点
場所徳島県美馬市穴吹町穴吹
先に撮った看板から、10kmくらい走って再撮影。左手には踏切と線路、奥には橋と、なかなか良い景色だったが、写真として切り抜いたら今ひとつになってしまった。まあしょうがない。看板自体は綺麗。


記録492号 / 9時55分 / 95km地点
場所徳島県美馬市穴吹町口山
穴吹から行った分だけ戻る行程で492号。少し走って撮影に成功。本当は写真の右手に川が流れていて、その川がめちゃめちゃ綺麗だったのだが、写真に入るはずもなく、どうってことはない写真になってしまった。ところで、酷道っぽい感じの道だったが、この先どうなっていたのか、興味深い。


記録うだつの町並み
うだつの町並みは2005年の四国一人ドライブで行った場所だが、同行者は行ったことがなかったことと、まあ近くまで来たので立ち寄る。歴史を感じる町並み。


記録193号 / 11時00分 / 121km地点
場所徳島県吉野川市美郷
193号で南下する。『酷道をゆく』にも掲載されている酷道193号。確かにひどい道だった。そのひどい最中に撮影。一応対向が来ても事故らない場所で撮影したが、それなりに酷さは伝わるだろうか。場所はひどいが看板は綺麗。緑も綺麗で、フロントビューの美しい一枚になった。


記録438号 / 11時21分 / 134km地点
場所徳島県名西郡神山町上分
193号との分岐で撮影。入り口からしていきなり酷道の匂いがしたが、一体どんな道だったのだろう。地図を見る限り、492号までの区間は酷そうだが。さて、この看板、とても無難な写真だが、本当は右手に上り坂の193号、左手に綺麗な沢があり、変化に富んでいたのだが、全部入れると看板が小さくなってしまうのでこれで妥協した。


記録195号 / 12時24分 / 171km地点
場所徳島県那賀郡那賀町長安
493号がなければこの195号を西へ行けばよかったが、残念ながら我々は東へ。ちなみに、それまでが酷道だったこともあり、さらに193号を南下する案は却下した。霧越峠とかひどそうだし。195号は快適だった。看板は乗ってすぐに撮影。空も雲も、奥の橋も、そして看板も綺麗な素晴らしい一枚。


記録大浜海岸
大浜海岸という場所に寄る。海がとても綺麗だった。そして空もとても綺麗だった。ここでPLフィルターを装着し、この旅はそのままずっとPLフィルターをつけていた。そのせいと、もちろん天気が良かったこともあり、ここから先、空がとても美しい。


記録薬王寺
四国八十八箇所、二十三番札所、薬王寺。すごく立派。今、知多四国を巡っているのだが、その比ではない。もっとも、四国八十八箇所はすべてがこの規模というわけではない模様。


記録55号 / 14時57分 / 232km地点
場所徳島県海部郡海陽町浅川
牟岐までは県道を使い、牟岐から493号まで延々と南下。撮影機会はいくらでもあると考え、妥協せずに良い看板を探す。結果的に撮影した看板がこれ。特に文句はない。空が綺麗。


記録493号 / 15時28分 / 258km地点
場所高知県安芸郡東洋町大字野根
難敵493号。その入り口部分で撮影した。左の道の方が立派だが、走るのは右。193号ほどではなかったが、ここもなかなか酷い道だった。もっとも、対向車はまったく来なかったが。


記録手結港可動橋
55号を走っていたら、突然道が立っているのを発見し、思わず立ち寄った。もう一時間遅かったら、32号撮影のために見送ったかも知れないが、とにかく行ってみて、とても良かった。後から調べたら、このような可動橋は全国でも珍しく(つか、ここだけ?)、貴重なものだった模様。可動橋オタにはたまらない橋。自分は違うが。


記録32号 / 17時34分 / 350km地点
場所高知県南国市岡豊町
この日のラスト、32号。行った分だけ戻る行程で、結構北に走らされたが、まあ時間にもゆとりがあり、撮影したこの看板はとても綺麗で大満足。酷道旅行において、最後の一枚がまだ夕焼けタイムではないというのはとても珍しい。


記録桂浜
南下して桂浜へ。波が強い海岸だった。浜を延々と歩いたり、車が坂本龍馬記念館に駐めてあったりして、なかなか疲れた。同行者は別に桂浜の駐車場に入れれば良さそうだったが、ケチれるところでちまちまケチるのが俺の流儀(死)。


記録はりまや橋
高知市街はよさこいの前夜祭で賑わっていた。ホテルが心配だったが、今までの国道旅行と同じく、いきなりでも泊まることができた。街をぶらぶら歩いている最中に撮影したはりまや橋。何がどういいのかよくわからない。後日Wikipediaで調べたら、「日本三大がっかり名所」の一つらしい。なるほど、確かに。


おまけ

今回は如月のGPSがなかったため、手描きの地図を掲載。






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